
【監督】清水崇
【出演】アンバー・タンブリン/アリエル・ケベル/ジェニファー・ビールス/エディソン・チャン/宇野実彩子/サラ・ローマー/サラ・ミシェル・ゲラー
【公開日】2007/8.18
【製作】アメリカ
【ストーリー】
東京でインターナショナル・スクールに通うアリソンは、友人らと共にに郊外にある幽霊屋敷を訪れる。ヴァネッサとミユキはアリソンを怖がらせようと、彼女を二階の押し入れに閉じ込めてしまう。悪ふざけのつもりだったが、突然本当に戸が開かなくなってしまい、アリソンは暗闇の中で怪しい気配を感じる・・。
一方ある事件に巻き込まれ、日本の病院で入院している姉・カレンを訪ねるべく、アメリカから妹のオーブリーが来日した・・・
【コメント】(↑は吹き替え版の評価です)
シリーズ最恐の割にはあまり怖くなかったですね。もう何度も俊雄くんと伽椰子さんの神出鬼没な驚かせ方を観てるから目が慣れてしまったのもあるんでしょうけど、もう1つは多分吹き替えのせいだとも思いますね。・・と言うかその吹き替えの方が映画の内容よりも最恐でした。
基本的なストーリー展開は前作の
『THE JUON』とあまり変わっておらず、複数の物語が時間を前後しながら同時進行していくお決まりのパターン。前作でサラ・ミシェル・ゲラーが演じたカレンの妹のオーブリーに、同級生と共に伽椰子の家を訪れたアリソン。そして海を越えてシカゴのとあるアパートで恐怖の体験をするジェイクというように、伽椰子の呪いも遂には海外にまで到達してしまいます。
パンデミック(感染爆発)も納得の例えで、まるで伽椰子の呪いが伝染病のように無関係な人にまで及び、もう歯止めがきかない状況に陥って
世界オワタ
な有り様になってしまいます。
恐怖シーンも相変わらずベタな所や意外な所から登場して怖がらせてくれる俊雄くんと伽椰子さんですが、今回は日本版の『呪怨』で見られた恐怖シーンが装いも新たに使われており、シリーズ通して見てる人にはピンと来る所があるかもしれませんね。
新聞紙を窓にベタベタ張って隙間から目

がギョロンと覗き見てるシーンとか、猫が足元を通って下を覗くと、俊雄くんが体育座りでスタンバってるシーンとかもなんか懐かしい(あのシーンは自分も一番ビビりました)w
あと、
いないいないバァ〜が印象的だった老人ホームのおじいちゃんが本作でも何故か出演しており、日本版とお変わりない奇行を繰り返しているのにも笑ってしまいました。
しかし今回は決定的に不満な所が1つあり、それが↑でも言ってる吹き替えの存在です。
自分の所では字幕版が公開されていなかったのでしぶしぶ吹き替え版の方を観たんですが、もう清々しいくらいに
下手なんですよねぇ吉本の人達。・・いや、もしかしたら下手なんて言葉すら生易しいかもしれませんねこれは。聞いてるだけで苦痛でしたっ。
主要キャラの声をほぼ女性芸人達が担当しているので、折角の恐怖シーンも彼女達の棒読みが見事に削ぎ殺してくれる。ハリセンボンの2人も下手、森三中の3人も下手、まちゃまちゃなんてあまりに下手過ぎて頭を抱えてしまうほどでした(−−;)
一体何考えてるんでしょうね吉本も。明らかに話題性ばかりを重視した感じに見え、声優としての実力なんてまるで度外視な姿勢が、お金を払って観に来ているお客さんをなめてるようで嫌いです

本作で伽椰子の母親も登場し、彼女の幼少期の過去が明らかになったりとオリジナルの要素も多少加えているんですが、個人的に見所はそこだけだったような気がします。
そして何よりも、吹き替えの酷さが作品全体の質を一気に落としていて粗悪なものへと成り果ててしまっている。
字幕版で観たかったですけど、もし自分のとこのように吹き替え版しか無かったら絶対観ない事をオススメしますね。お金と時間を損して、尚且つ
怒り
も蓄積されること請け合いです。
『呪怨 パンデミック』公式サイト
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