
【監督】リチャード・マシスン
【出演】ウィル・スミス/サリー・リチャードソン/アリス・ブラガ
【公開日】2007/12.14
【製作】アメリカ
【ストーリー】
2012年のニューヨーク。人が誰もいない街を、元科学者のネビルは愛犬サムを連れてさまよっていた。3年前に新種のウィルスが世界中に蔓延して、彼以外の66億人の人類は死滅してしまったのだ。残されたネビルは生存者を探して無線メッセージを送り続ける。
そんな彼のもう一つの日課が、夜になると現れるウィルス感染で生まれたミュータント達との戦いだった・・・
【コメント】
ダークシーカーズも怖かったですけど、実はマネキンにも結構ビビッてた自分

ネビルが話し掛けても返答しないのは分かってるんだけど、どこか構えてた所がありまして、不意を突いていきなり『こんにちは』とか言ってくるんじゃなかろうかと思ってたんですよねぇ〜。・・・・・杞憂でしたけどっ(^▽^;)
人間が誰もおらず、道路には草がぼうぼうと生い茂り、閑散としたNYから始まる本作。原作やかなり前に映画化された作品を観てない自分としては、冒頭から引き込まれた映像でした。
3年前に新種のウィルスが世界中に蔓延し、それが原因で人類の殆どが死滅したというものですが、その3年前の出来事が主人公ネビルの記憶と共にフラッシュバックされ、人類が破滅の道を歩む瞬間が断片的に、そして徐々に映し出されていくシーンは少々身震いさせられるものがありましたね。
ネビル以外誰1人としていないNYは昼こそ静かなものの、夜になると一転してウィルスに感染した『闇の住人(ダークシーカーズ)』という化け物がウヨウヨと現れ、辺り一帯が瞬く間に危険地帯と化してしまう。その昼夜の変わり映えたるや、まるで
『サイレントヒル』に出て来る裏世界を彷彿としているようでした。
ダークシーカーズ達もエモノであるネビルを発見すると、その強靭な肉体と機敏な動きをフルに使い、スラムダンクの豊玉高校もビックリするほどのラン&ガンで突っ込んでくる姿がこれまた怖い

旧作の方だとダークシーカーズは『吸血鬼』なんだそうですが、本作の彼らは吸血鬼というよりもゾンビの方がしっくり来ますね。
『血吸わせろ!』じゃなく
『肉食わせろ!』みたいな形相で迫って来ますし、おまけにアンギャー!と叫びながらいきなり起き上がるものもいれば、突然現れたりするものまでいたりで、マネキンにすらビビッてた自分には物凄く心臓に悪い奴らでした・・・(汗
また今年の
『幸せのちから』がまだ記憶に新しいウィル・スミスは、難しい役所だったであろうネビルをクリス・ガードナーと同じように好演していました。地球最後の人間なため(実際は違いますけど)殆ど1人演技のようなものになってますけど、それでも彼の孤独感や1人で生きる辛さ、そして闇に潜むダークシーカーに怯える様なども上手く演じていたように思えます。
あとネビルの愛犬サムの存在も忘れちゃあいけませんね。嫌いな野菜を器用に足でどけたり、ネビルと一緒にトレーニングマシンで鍛えたり姿は、凄い芸達者でオモロイワンコだった♪・・・・しかし途中ウィルスに感染し、豹変してしまった時はかなり悲しかった。しかもその時のネビルの表情がまた切なくて、自分は涙がブワッと出て来てしまいましたですよ・・(TロT)
ダークシーカーズに襲われるホラー的な要素に、荒廃したNYで微かな希望を見出そうとしているネビルのヒューマンドラマ。ノンジャンルのような作品なだけに、色々な見方が出来て個人的には面白かったんですけど、後半に出て来たアナと彼女の息子の存在がちょっと薄っぺらくて、そこが残念な部分ですね。どたん場で完成した治療薬をネビルから受け取る
『だけ』の存在にしか見えなかったのが正直な所です・・・(汗
『アイ アム レジェンド』公式サイト
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