【監督】ジョン・デピュー
【出演】グレース・シン・イム/ジャレッド・スター/ケイト・ベイリー/アーロン・フィリカーノ/ロブ・スローカム/ジョン・ヌキスト
【公開日】未公開
【レンタル日】2012年 9月5日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
猛暑続く10月のある日、キャバナス湖周辺で大きな揺れが観測された事を受けて、地盤調査員のローレンは原因究明のため湖へと向かっていた。一方、休日を過ごそうと湖を訪れていたネイサンとジェニファーは、水面から謎のガスが吹き出すという異様な光景を目の当たりにしていた。不気味に湖から発せられた謎のガスは瞬く間に周囲に充満し、ネイサン達はその場に倒れ込んでしまう。ローレンが湖に着くと、窒息状態で亡くなっているネイサン達がそこには居た・・・。
【コメント】
最近DVD鑑賞してないなぁと思ったらなんとまるまる2ヶ月もご無沙汰していたっぽいので、久々も兼ねての未公開作品鑑賞は何の情報も無しにパッと見だけで本作をチョイス。ディザスターパニックモノですが、個人的にコレは結構見応えありましたねっ。この手のジャンルとしましても一風変わった切り口になっていて、それほど飽きずに観る事が出来ました♪

作品のタイトルがずばりそのもののではありますけど、本作で恐怖の対象となるものは自分達も良く知るCO2こと二酸化炭素。酸素と同じように身近な気体としても存在するこの二酸化炭素が地震をきっかけにして大気中に大量に溢れ出す事件が発生し、そこから近隣の人々を次々と窒息死させてしまうと言う、聞いた限りではなかなかに背筋がゾッとしてしまう内容になっておりました。
・・しかし二酸化炭素は色も無ければ臭いも無いので肉眼で捉えることはほぼ不可能ですし、本作でも違和感を感じた時には既に酸素欠乏症になってそのまま死にも到ってしまうなど、脅威が直前でないと察知出来ない分、なんかウィルスが漏れて・・みたいな定番のバイオハザードと比べてみてもこちらの方が遥かに恐ろしい災害なのでは?とも感じてしまいますね。身近にあるありふれたものでもあるゆえに、改めて二酸化炭素の性質やその有毒性についても考えてしまうとこです。

また高台といった限定空間以外は殆ど二酸化炭素のプールみたいになってしまっているので、かろうじて危険を察知して生き残った人々は酸素ボンベなどで命を繋いだりするのですけども、その光景がまた異様なんですよねぇ^^;普段ならマイナスイオンがすっごい溢れてそうな自然の風景が映っているのに、その中を苦悶の表情を滲ませながら酸素ボンベ背負ってるのですからこれを異様と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょうw普段なら軽く失笑でも浮かべてそうなものですけど、生死を分かつ必死こいた状況も観てて理解できるので、笑うに笑えないというのも然り。あと本作ではこの二酸化炭素の大量発生の元は人災として描かれていましたが、実はこれは実際に起きた事も下敷きにしているらしく、86年にカメルーンのニオス湖で発生した爆発事故が元ネタなのだそうです。実話系も凄い好きなのですが、そのカメルーンでの事故でも多数の犠牲者を出したとの事なので、それもまた安易に笑えない理由の1つかもしれませんね・・(汗


当たり前にあったもの(酸素)が突如消失したことで起きる出来事をパニックモノに置き換えた設定はかなり斬新で自分もそこに関しては高く評価出来たのですが、ただそのパニックとなる要素がやっぱり少し『地味』でもあるせいか、常に窒息必至な緊迫感こそあるものの全体的には緩やかな展開なので、少なくとも迫力や興奮みたいなものは殆ど得られないんじゃないかと思います。それにさっきから自分もパニックパニック書いてますけど、よくよく見ればパニックというよりは脱出劇に近かったので、これをパニックモノに分類していいのかな?という疑問も出て来る始末・・。登場人物の回想もストーリーに絡むほどかな?とこれまた疑問だったので、細かな部分ではもう一工夫欲しかったかもしれません。

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