【監督】ジェイソン・ボルク
【出演】イーサイ・モラレス/オナ・グラウナー/マーティン・カミンズ/ジャレッド・アブラハムソン/マッケンジー・ポーター/ジェイ・ブレイズ/マッティ・フィノチオ
【公開日】未公開
【レンタル日】2012年 6月2日

【ストーリー】
北太平洋に飛来した未確認物体を米軍ミサイルが迎撃、破片がシアトル港に落下した。同時に、原因不明の群発地震が発生。海面から立ち昇る黒煙は猛烈な暴風・雷・竜巻となり、シアトルは未曽有のパニックに覆われてゆく。謎の物質の正体は水に反応して激烈な環境変動を引き起こす、旧ソ連が打ち上げた衛星化学兵器だった。このままでは数時間でシアトルは消滅、数週間で地球は壊滅する。科学者のトムは人類を救う計画を立案。それは震源に重水を注入して反応を止めるという極めて危険な作戦だった・・・。
【コメント】
漫画本なんかを購入する際、良く帯に記されてある絶賛のコメントを拝見して衝動的に決めちゃう時があるように、本作もいつ借りてるレンタル店で『オススメの1本』と振ってあったので試しに借りてみましたら、確かにしっかりとした見応えがあってちょっと驚いてしまった。個人的にアルバトロスからリリースされてるパニックモノはジャケットのクオリティに見合うだけの内容を伴ってない時があるので警戒もしていたのですけど、これはつまらないという感じはしなかったですねぇ。

『トータル』とも銘打ってるように、本作では地震・竜巻・暴風・雷雨といった自然災害がよってたかってサンフランシスコに襲い掛かってくるという、聞く限りではなんかイジメみたいにも思えてしまう作品なのですが、しかしそれらは異常気象の類などではなく人工的に作られた化学物質の作用によるものと判明。科学的な説明を踏まえた小難しい要因こそあんまり理解は出来ませんでしたけど、ざっくばらんに言っちゃいますと有機物に反応して周囲の環境をおかしくしてしまう効果があるようで、人的災害のような観点から見ればちょっと面白い発想かな?と思ってしまった。化学反応を起こしてもくもく~とどす黒い煙を出す辺りも、夏場に売られる花火セットなんかによく付いてくる煙玉の超巨大版を彷彿とさせます(笑

しかし大災害のオンパレードとは言ってもそう苛烈なものではなく、全体的な感じで見ますと竜巻と雷の頻度の方が多いので正直な所偏りみたいなのは見受けられます。おまけにその災害を演出するCGもまあお決まりと言えばお決まりなのですが迫力があるとは言い難いので、パニック感も然程高いものとは言えません。・・ただ、自分はCGや迫力過多と言った部分ではなく、その災害に至る過程と言うんでしょうか、お膳立てのようなものが結構しっかりとしてたのが良かったと思ったんですよねぇ。↑上記でも言いましたけど、科学的な説明を交えたもっともらしい設定は全て理解は出来ずともなるほどと思わせる説得力も醸し出していたので、ディザスターシーンの迫力に高望みするよりは、大災害の前触れや事態の収束などを丁寧に描いたストーリーに好印象を抱いたといった所でしょうか?あと並行して主人公の家族が絆を深める展開も本編にあまり邪魔にならないように盛り込んでいて、適度にドラマチックだったのも良かったかもしれませんねw


自分はVFXのクオリティなどにも最初からあんまり期待はしてなかったのでそれもまた気落ちする事無く観れた理由の1つかもしれませんけども、しかしその一方でやはりパニックモノでもある以上は迫力の度合いに欠けるというのも致命的であるのかもしれないから、観る人によってはあくびが出ちゃう作品かもしれない。変動を起こした気象を元に戻す方法もそれほど劇的ではなく、ただ水を掛けるだけと言う物凄く地味な解決方法なので、世界を救ったという実感もかなり薄かったのでした^^;

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