【監督】プラッチャヤー・ピンゲーオ
【出演】“ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナン/テジョー/Kキム/チョ・ジェヒョン/イェ・ジウォン
【公開日】未公開
【レンタル日】2012年 5月2日
【製作】タイ

【ストーリー】
テコンドー世界大会のメダリスト、ムンとユンに育てられたテヤン、テミ、タイフーンの3兄弟は、テコンドー普及のため両親がタイに開設した道場で毎日厳しい修行に励んでいた。その中でも長男のテヤンは次のオリンピック出場を目標に難しい技に挑戦する毎日だった。ある日、タイ国宝級の刀“クリスの王”が盗まれる事件が起き、その犯人グループを目撃したテヤンは事件に巻き込まれてしまう。思いがけず窃盗団と対決することになったムン一家を助けたのはタイでの知り合いのマムと彼の経営する動物園に住むムエタイの達人少女、ワワだった・・・。
 
【コメント】
『チョコレート・ファイター』や『チョコレート・ソルジャー』でその強さと存在感を輝かせている“ジージャー”ことヤーニン・ウィサミタナンの最新作は、セガールの沈黙シリーズよろしくとばかりにまたしてもチョコモノとなってしまったわけなのですが、それでも今回は前2作とは少し異なった内容でなかなか面白かったですねぇ。ただそれが良くも悪くも未公開ならではのフェイクとしてイイカモともなってしまったわけなのですが・・^^;

といいますのも、本作はいかにもジージャー主演のチョコシリーズ最新作にも見えるんですけども、実際観てみると彼女は本編では主演並の活躍はせず、逆にストーリーの中心となっていたのはテコンドー道場を開いている家族が主役。テコンドーよりもダンスに夢中な長男と父親のいさかいなどと平行しながらタイの国宝を狙う悪者たちと戦うといったもので、ジージャーの役柄はそのテコンドー一家のマネージャーを務める男の姪役で出演していました。いやはや、どこか安心しきってたせいか見事にジャケットに騙されてしまいました(汗
ただジージャーが主役の作品ではなくともそれ程がっかりした気持ちにならなかったのは、やっぱり本作でもきっちり彼女のアクションを堪能できることと、それに負けず劣らずの迫力あるアクションをテコンドー一家が披露してくれた事などが挙げられると思いますね。ジージャーのムエタイ技は相変わらずキレやダイナミックさがあって凄いですし、『アア゛~ッ!』と雄叫び上げながら突っ込んでいく姿も彼女特有の勇ましさがあって惚れ惚れしてしまう♪
そしてそんな彼女が繰り出すムエタイも凄ければ、ムン夫妻とその子供達のテコンドー技も凄いの一言で、一番下の末っ子はオチビさんだから戦力外だけど、それを除けば残りのムン夫妻と長男長女の4人は揃いも揃って超強いっ。小島よしお似のラスボスや中ボス以外のザコキャラ達をもうバッタバッタと華麗な足技で払い落としていく爽快感もあれば、長男テヤンのダンスとテコンドーを融合させた斬新な格闘スタイルもかなりカッコ良かったんですよねぇ。ちなみにこのテヤンの役を演じているのはテジョーという韓国の若手スター俳優さんとの事ですが、エンドロールの撮影風景を見たら劇中の激しいアクションの殆ど(?)をスタントなしでこなしていてこれには驚いてしまった。韓国の若手と言えばK-ポップみたいなものしか思い浮かばなくて発想が乏しいのですけども、アクション俳優としても通用しそうな彼の体さばきは、ジージャーともども注目してもいいのかもしれません。


高速回転するプロペラを掻い潜ったり象を挟みながらの戦いなど、妙に変てこな状況下での立ち回りが多かったもののそれはそれで楽しかったですし、ムエタイとテコンドーのコラボアクションにも興奮。その合間にも小笑いをさせてくれるシーンを盛り込んでくれたりと、本作は自分が思ってた以上に最初から最後まで結構面白く観れた感じがありましたね♪当初のお目当てだったジージャーにしても主役として前面に出ず、脇でサポートみたいな感じに徹してるのは初めて見る意外なポジションでもあったため、結果的にはそれでも良かったかなと思ったのでした。

THE KICK/11年/韓国・タイ/94分/アクション/劇場未公開 −監督− プラッチャヤー・ピンゲーオ 過去監督作:『チョコレート・ファイター』 −出演− ◆ヤーニン・ウィサミタナ
これはチョコレート詐欺だろ!
チョコレート・バトラー THE KICK [DVD] 元ネタと思われる映画:ジージャー主演映画「チョコレートシリーズ」 (チョコレート・ファイター/チョコレート・ソルジャー) 地雷度:
既に注文済みではあったのですが、先日観たタイ版との比較もしてみたくて、レンタルし

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コメント&TB有難うございました

メビウスさん、こんばんは~^^

最初自分、違うものを借りてきたのかと不安になりました。
ちっとも目当てのジージャーさんが出て来ないから、おっかしいなぁって。
30分位経ってから出てきましたが、その後もあんまり出番も無し。
「あ!ちくしょっ騙された!脇役やん。」ってちょっと思っちゃいましたが(笑)。
でもこうやって笑って許せたのは観れるアクション映画になっていたからでしょうね。
監督がピンゲーオだけに韓国人にも妥協を許さずきちんと体当たりで本気のアクションをさせていた事が面白さに繋がっていたように思えました。

今度は本当にジージャー主役の「チョコレート」を観たいですね。
それにしても今後も日本で発売する際には全てチョコレートなんちゃらになるんでしょうかねぇ。

見事なチョコ騙しw

>ヒロ之さん♪

違うものを借りたんじゃないかと言う違和感は、本作を観始めた時自分もどことな~く感じ始めちゃいましたね^^;バトルはテコンドー親子ばかりでしたし、中盤辺りでジージャーがやっと出て来た時には『こういう事なのね・・』とようやくフェイクに気付いたくらいなので、これは予告編などを観て知らなければ誰でも騙されたと思います。・・でも多分ジャケットの方もああいう風にしなければお客さんは手に取りませんよねぇ(汗

これがグダグダな内容だったら自分も駄目でしたけど、ヒロ之さんの仰るとおり本作はアクションがもう妥協無しだったので、そこが好印象に繋がったとも思います。
しかしチョコなんちゃらなタイトルにしてジージャーがまたこんな役だったら少し変な気もしますけど、それこそセガールの沈黙シリーズのように貫き通すのもアリじゃないでしょうか?レンタル屋さんで探すのも楽そうですしw

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