【監督】マーク・ファーガス
【出演】ガイ・ピアース/スティーヴン・マイケル・ケサダ/J・K・シモンズ/ニコラス・バラス/パイパー・ペラーボ/ウィリアム・フィクトナー
【公開日】未公開
【レンタル日】2012年 3月2日
【製作】アメリカ、ドイツ

【ストーリー】
やり手セールスマンのジミー・スタークは、立ち寄った砂漠の街である占い師と出逢った。ジミーの仕事やプライベートについてその預言はことごとく的中。気味が悪くなったジミーは再び占い師を訪ね、自らの恐るべき運命を知る。初雪が降った時、彼の命は終わるというのだ。ちょうどその頃、服役中だった幼馴染のヴィンセントが出所。かつて2人は共に悪事に手を染め、ジミーだけが罪を逃れていた。ヴィンセントの復讐を恐れたジミーは徐々に精神のバランスを崩し、狂気の妄想にとり憑かれてゆく。そして遂に街に初雪の舞う日がやって来た・・・。
 
【コメント】
マヤの終末預言が実しやかに囁かれ、『そんな終末論来ない来ない』と言いつつも内心では自分もどこかドッキドキな2012年ですが、1人の男の人生の終末を巡る物語を描いた本作も結構ドキドキする展開が多くて個人的には好きな作品だった♪
自分の未来を知ると言うのは、順風満帆なものだとそれこそ知って得する事だとも思うし、行く先々のトラブルも事前に察知できれば、人生の落とし穴に嵌る事も無いので幸せにも感じちゃいますけど、その未来が決して逃れられない死を預言し、しかもそれが直ぐ間近に迫ってるとなると途端に夢も希望も無くなって絶望に打ちひしがれるのは至極当然かもしれませんねぇ。本作の主人公・ジミーもひょんな事から自身の運命を知ってしまった事で次第に正気を保てず疑心暗鬼に捉われていく姿は痛々しいものがありましたが、ただこのジミーの心情のようなものに関しましては全く理解できないわけでもなかったかなぁと。

未来の出来事が悉く的中する予知の部分こそ現実的に考えればナンセンスではありますけども、されどもし同じ境遇になったら・・なんて思えばおそらくおおよその人はジミーと同じ疑念を抱いてしまうかもしれない・・。口では信じて無くても心の底ではおっかなビックリという心理はちょうど↑の自分となんか似通ってましたから、少なくとも自分はジミーと同じになっちゃうんじゃないかと思いますね
それにジミーがずっと自身の人生の終わりまで怯えて自暴自棄になるバッドな内容だったらあんまり面白くなかったでしょうから、絶対に変える事が出来ない運命ならば・・と結末を受け入れ、まるで別人のようになる後半は見応えがあった。どうせ死んでしまうのだからどうにでもなれという諦めとはまた違い、むしろ死を受け入れる覚悟を持ったことで己の傲慢さや身勝手さが招いた過去と向き合い、絶望的な未来が待っててもそこに到るまでの限られた時間内だけは正しい道を歩もうとする姿勢もどこか見直す部分もあったので、最後もどんよりした雰囲気ではなく、清々しい感じで観終われたのも良かったですね。


それとジミーを演じたガイ・ピアースはおそらく『タイムマシン』以来なので、彼の主演作を観るのは実に10年ぶりと言う事になりますねwそんな懐かしさも本作の鑑賞理由だったのですけど、運命を変えるべく奮闘する感じがそのタイムマシンとちょっと似てもいれば、ロンゲっぽい髪型もどことなくおんなじだったりするので、面白いと思った反面、少々二番煎じ(?)に見えなくも無かった作品でございました

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