【監督】ポール・ジラー
【出演】カヴァン・スミス/ニコール・デ・ボア/ドネリー・ローズ/コルビー・ヨハンソン/メリット・パターソン
【公開日】未公開
【レンタル日】2011/8.3
【製作】アメリカ、カナダ

【ストーリー】
アメリカ北西部アイダホ州に、ロシアの人工衛星が墜落。残骸を拾ったジェイクとイーサン兄弟は、それをスクラップ屋のアールに売り渡す。変人のアールはクズ鉄を溶接した体長5メートルの“アイアン・ゴーレム”というオブジェを製作していたが、その鉄の巨人が突然動き出し、町の人々を襲いはじめた。それは衛星に付着して飛来した、金属を生命体に変える宇宙バクテリアの仕業だった・・・。
 
【コメント】
過去の類似品に散々痛い目に遭って来たせいか、もはや良作だろうが駄作だろうが内容度外視の覚悟を決めて鑑賞しているトランスシリーズ。本家の方が公開されると決まって未公開でも対抗意識燃やしたようななんちゃってタイトルで挑むもんですから、このイタチゴッコみたいなやり取りは果たして何時まで続くのか?と冷や汗タラリなこの頃です。
しかし今年は勉強期間とも重なり、本家の方は断腸の思いで未見としたため、その代わりにこういうのを観ると言うのも少し切ないものがあるのですけども、意外にも今回観たこの『メタル・トランスフォーム』なるもの。個人的にはそれほど悪くない内容でした^^;

先ずトランスフォームという名を冠している為、自分だけではなく本家が好きな人ならかなり食いつきそうなタイトルではありますが、当然の事ながら本物とは似ても似つかないトホホなもの・・。ですがこのタイトル、本作の内容を知るとあながち間違いでもなく、本家に便乗したと言うよりは結構的を射ているタイトルにも思えました。
確かにジャケットだけを見たならば、ロボットが地球を鷲掴みにするような構図で『いかにも』な感じなんですけど、実際これもそれ程フェイクは入っておらず、ちゃんとジャケットソックリなロボットが本作で登場。決定的に違うのは作品のジャンルであり、本家トランスフォーマーがロボットアクションに対し、本作はフタを開けみたら実はモンスターパニックモノであり、バクテリアのような物質が小さな町の住人を次々と襲うといったストーリーになっていました

単細胞生物なのでそのまま人を襲う事は出来ないものの、バクテリアは金属を媒介にして成長・増殖するという能力を活かし、アールというじいさまが作った5mサイズのクズ鉄人形を寄代にして町の住人を襲っていくので、その辺りから本作は見所が増えていったように思う。
主人公のジェイクを筆頭にし、異変に気付いた人達が協力してあの手この手で倒そうとするも、バクテリアに侵されたクズ鉄人形はバラバラにしても動き回り、更にはほんの少し触れただけで体中の動脈が膨張し、一瞬で死んでしまうという即死攻撃も持っているため、退治するのにもえらい一苦労っ。まーたこういう無茶苦茶な設定にしおってからに!と前半くらいは冷ややかな目で観ていたんですけども、後からその即死攻撃や人間を襲う目的にもちゃんとした理由付けが定義してあって『あ、言われてみれば・・』なんて、ちょっと納得してしまった自分
・・まあ全部が全部じゃないんですけど、未公開作品の中には『勢いだけ』なのも少なからずですし、パニックモノなら尚の事。なもんですから、本作のように一応筋が通った内容を久しぶりに観ると心なしか得した気分にもなってしまいました(笑


とは言っても手放しに喜べる部分は大目に見ても半々といった所で、鑑賞中疑問に思った部分はやはり少なからず見受けられた。そもそもなんでロシアの衛星にあんな危険なバクテリアがくっ付いていたのかが分からないし、生物兵器云々の話題が出ていたものの、情報が少な過ぎるのでイマイチ説得力にも欠けている。それとバクテリアの弱点がなんでお酒なんでしょうね~?科学は門外漢なのでアルコールの成分に細胞を死滅させる何かが含まれていたのかなと無理やり納得するしかないのもちと悲しい・・
上記の疑問に詳細な説明があったならば、個人的には良く頑張ったと拍手贈っていいくらいの作品だったので、少し惜しいな~とも思っちゃいました。

評価:○

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