【監督】ハリー・バジル
【出演】リー・パイプス/ルー・ダイアモンド・フィリップス/クリスティン・カヴァラーリ/ジョシュ・ヘンダーソン/アンドリュー・ローレンス/
【公開日】未公開
【レンタル日】2010/11.26
【製作】アメリカ

【ストーリー】
1957年、テキサス州の踏切で子供たちを乗せた一台のバスと列車の衝突事故が起きた。バスに乗車していた子供たちはみな即死状態だった。その惨劇は50年が経過した現在に至るまで色褪せることなく、“スクールバスの悲劇”として語り継がれ、この踏切内で車を停止させると死んだ子供たちが現れ列車に追突させようと車を押すという都市伝説が生まれるほどであった。この街に越してきたメラニーはある日、踏切内で遊んでいる子供の姿を目撃する。それからというもの、クラスメイトのミッチの謎の死をきっかけに、メラニーの周りで不可解な出来事が頻発するようになる・・・。
 
【コメント】
都市伝説いうものは真偽が曖昧で、『信じる信じないはアナタ次第・・』なんていう丸投げ感な回答も魚の骨がノドにつっかえたような煮え切らない思いを残すので、自分の場合大抵聞くだけ聞いておきながら後で全部流してしまうですよねぇ^^;でもまあそういった噂話の類も、この作品のオチみたいに実際に体験した人の証言が人から人へ伝わる内にどんどん独り歩きをしていってんのかなぁとも思うと、真偽はどうあれ根源にはやはり闇の部分なんかもありそうでちょっと怖くなってしまいます。
そんな本作はある田舎町の都市伝説を発端にしたホラー作品。ジャケットの少女がちょっと『白い眼』を拝借したような面持ちですが、自分はコレ結構面白く観れました

舞台となってる田舎町には、50年前に子供を乗せたスクールバスと列車の衝突事故があり、そこで悲運な死を遂げた子供達が霊となって踏み切りで止まってる車を押して進ませると言うありふれた都市伝説が根付いているのですけども、この作品を面白いなと思った理由の1つがその事故の裏に隠されていた真相なんですよねっ。
ジャンルがホラーでもありますから、どこか超常現象的なものを用いてなんでもありなように仕上げてるのかと思ってたのですが、実際はちょっと違っており、陰謀めいたものも然る事ながら非常にどす黒い一個人の感情も蠢いていた。ジャンル事態に誤りはありませんしちゃんと心霊絡みにもなるのですが、主人公の女性が事件の事を調べていくうちに謎の人物が次々と凶行に及んでも行くので、ホラーでありながらどこかサスペンスのようにも見えるんですよね。それに犯人の凶行も予想してた以上に生々しいですし、特に口を針で縫うシーンはアイテテテッ!なんて言いながら顔をしかめちゃうこと必至。
そんなグロ描写も手伝ったり真相の方も結構引っ張ったりしてたので、中盤・後半の展開などは前半の『ダルさ』を上手く補っていたようにも思えました。

それとあんまり無理矢理っぽくない(?)設定も個人的には好印象で、主人公が過去に薬物過剰摂取をして死の淵を彷徨ったことで、見えないもの(幽霊とか)が見えるようになったというのは辛うじて許容範囲内ではあるものの、そのジャンキーな過去があるせいで幽霊の存在を他の人に話しても『どうせまたクスリを・・』って感じで全く相手にされないという理由にも活きてて、この部分もまた上手く合わせてるな~なんて思っちゃったんですよねぇ。本当の事を言ってるのに前科持ちだから返って疑われるし、ママさんなんて言い分聞く以前に全否定ですから、観てる側としては犯人と同じくらいイラッと来る人かもしれませんw


・・しかしながらこの作品、内容は決して悪くないんですけど『踏み切り』っていうストレートなタイトルが、ど~も洋画のホラーを無理矢理邦画のホラーにしちゃってる風に見えなくも無くて、これもまたタイトルで損をしちゃってるような気がします・・
むしろ副題にした方がしっくり来るんじゃないか?と思うトコですが、一般にしてもこういう未公開にしても、やはり日本のタイトルの基準って未だに分かりませんねぇ・・

評価:○

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