ここ最近面白そうな本を購入していなかったので、久々とばかりに目を付けて買ったのが少々人格を疑われそうなこんな本だったりします・・
しかしこういう辞典やら百科系の本ってワンコイン本でもたくさんありますし、安上がりと言う意味ではそっちの方が良いのでは?とも思うんですけども、この『悪人辞典』なる本にちょっと興味を持ったのは、実在の悪人だけじゃなく架空の悪人(要は映画や漫画等)も掲載している点がちょっと面白く感じたので、本屋さんで立ち読みではなく、じっくり読んでみたいと思った次第です。
 
内容は多く語るまでも無く単純に悪人がたくさん載っている本w日本はもちろんのこと、古今東西世界のありとあらゆる悪人がリストアップしており、時代もまた古代日本から中世・近現代に現代と幅広く精通し、その数は架空の悪人も加えると124名となかなかの大所帯です。
しかしまあ一口に悪人といいましても様々な悪行があるもので、犯罪や殺人を犯したものを一般に『悪』と定義する事が多いですが、一国を統べる者による非人道的で独裁的な行為もあれば、反逆者や悪女、はたまた盗賊もいてと本書は多岐に渡っている。年代的に見比べたりもしてみると、古代や中世時代の悪人などは国レベルの暴君や独裁者が割と多く、逆に近現代辺りになると殺人や強盗が主だったりしてて、偏りと言うよりはどこか分かり易い構図に思えてくる。悪人の所業もやはり時代を反映させるとこがあんのかなぁ?なんて考えも、本書を読みながらふと思っちゃいましたね。

掲載されている登場人物はナチスドイツのヒトラーやイスカリオテのユダといった誰もが知ってるであろう悪人も多数列挙されていますが、それでもやはり自分の知らない人や、どういった悪行を行ったのかイマイチ把握してなくて改めて知った人、中には『え?この人も悪人なの?』と目から鱗のような人もいたりで、架空の22人を除いた102人中、結局半分以上の66人も分かっていませんでした。どんだけ無知なんだか・・
自分がその中でも読んでて一際凄いと思えたのが日本の白鳥由栄なる人物で、全面的に賛美をするわけではありませんが、類まれな身体能力を駆使して脱出不可能といわれた刑務所を幾つも看破し、『昭和の脱獄王』と言われたその所業は正に超人と呼ぶに相応しいのではないかとっ。
味噌汁を使って手錠を錆びさせるって伝説は、常人はおろか同じ囚人でさえ出来ない・・いややろうとさえ思わないですよねぇ・・
ちなみに白鳥由栄は青森県出身なんだそうです(汗

あと番外編の架空の悪人に到っては最初こそ面白く読んではいましたけど、これもよくよく見てみたら誰もが知ってるであろうキャラクターが多くて、未見や連載中の作品より結末を知ってる作品の方が何かと多かったせいか、逆にこっちは興味深くとまでは行かなかったですね。元はと言えば『この部分』に触発されて購入した本なのにも関らず『つまんなかった』というのも変な話ですが、ここら辺はおそらくジョジョ好きが災いしちゃったかな~と^^;
一番最後にディオが載ってたので『おおっ!』と食い付いたの良いけど、考えてみたらディオの事で知らないことなんて殆ど無いから、掲載内容も知ってるものばかりでめでたしめでたしだったのでした


とまあ図説・悪人辞典は実在の人物の写真などが一切無く全部イラストのみだから、そこで好き嫌いが分かれるとは思いますし、資料としてもちょっと心もとない感じもしますが、知識や雑学を深める意味ではもってこいかもしれませんね。
映画でも実在の悪人を基にした作品って結構ありますし、後々に本書に載ってる悪人の誰かが映画化される可能性も少なくは無いから、手元に置いといて損は無いかもしれません。

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