2010年洋画・邦画総合ベスト10

そいえば自分って映画ブロガー様のブログにしか足を運ばないせいか、他のジャンルのブロガーさんのブログを拝見した事があんまり無く、ジャンルの違うブロガーさんでもこういうベスト選出みたいなのは行っているんでしょうかね~?と、最近になってその辺りもちょっと気になってきました

しかし映画のベスト選出とは言ってはみるものの、今年の自分の鑑賞数は先週観た話題作『トロン:レガシー』で打ち止めの合計54本と、3年連続のダウン


【メビウス的、洋画・邦画総合ベスト作品】



作品賞とはいえ戦争や社会派の映画が苦手なので不安もあったのですが、思いの他肩肘張らずに観れたので自分も好印象だった本作。戦争そのものの問題を描いたというよりも、爆弾処理班の日常を描いているようでもあったから、普段知る事が無い世界のようなものを映画を通して知り得る事が出来た気がします。



トランスフォーマーとアイアンマンはドツボ娯楽作なので、もう毎回ベストに入れちゃってるという超えこひいき作品^^;敵味方共にパワードスーツ合戦を繰り広げる本作もまた興奮MAXで凄く面白かったです♪エンドロールにちょっと出ていた『ソー』という作品もどういう内容なのか気になってしまいます。



3D表現こそ生憎のものでしたが、シリーズの完結編としては文句無しの出来映えと感動ではないでしょうか?しかし自分も一応シリーズ通して長い間観て来たので、いざ終わっちゃうとなると感慨深くなると同時にやはり寂しくもなっちゃいますねぇ・・。



中身がすっからかんなストーリーでも、豪華競演をウリにしたかのようなキャスティングにアクション、そして豪快な爆発諸々で無理矢理押し切ったようなトンデモなお祭り映画でしたねぇ・・。でもこういう類の作品は自分も好き♪
ビッグ3(シュワ+スタローン+ウィリス)の対談だけでも観た価値はあったかなぁと。



弱気を助け、悪を挫く正義の味方。これぞ仮面ライダーだっていうのを見せてくれたような良作。スタイリッシュなアクションや3Dも上手く活用してて、去年のオールライダー同様とても面白く観れました♪



幾重にも重ねたような世界や斬新な映像表現など、夢の中をこうも面白く描いてくれたノーラン監督には拍手を送りたいとこですね。来年のゴールデングローブ賞にも多数ノミネートされているようなので、是非とも健闘して欲しいものですっ。



エイリアンを通した社会風刺も面白い手法でしたけど、なんだかんだでツボったのはやはりロボwエビの造形も然る事ながら無駄にクオリティも高くて予想以上に興奮してしまいました^^;
と言うか、本当に第10地区って作るんでしょうか?



ガンダムシリーズ初の地球外生命体との接近というテーマは当初こそ物凄い不安要素もあったのですが、ちゃんと筋が通っていて、ELSも00のテーマを強調する上で非常に重要な存在にもなってたから結果としてはこれもまた素晴らしい完結編だったと思います。ELSとMSのスピーディな戦闘シーンも個人的には良かったですね。



正直宿場での長丁場な大殺陣よりも、バカ殿を演じたゴローちゃんの方が今でも印象に残ってる本作。いい意味でギャップもあって、どこか狂気も含んだ斉韶を演じたゴローちゃんはすこぶる不気味(一応褒め言葉)。怪演賞という部門があれば受賞させたいくらいですねぇ



ウチに3D対応テレビとかが無い以上、こういった話題の3D作品は映画館で鑑賞するのが必然となってしまうのですが、しかしこれは映画館で観る価値は充分あったかと思いますね。未来的な乗り物やアイテムが多かったのも自分には嬉しかったですし、続編でもストーリーが単純で取っ付き易かったから、前作未見でも面白く観れました♪
【メビウス的、2010年未公開系ベスト作品】



観た後すんごい重苦しい気持ちになるんですが、結末に到る伏線の張り方等はなかなか上手くて最後までのめり込める内容でした。脱・ボンドとばかりに正体不明の恐喝オヤジを演じたピアース・ブロスナンの悪役もハマリ役♪掘り出し物の未公開作の1つですねっ。




過去にもと言うか、今でも『セブン』まがいのイマイチ猟奇サスペンスは未公開の方で横行していますが、その中でもこの2部構成で描かれたTENはフィンチャー好き、ひいては『セブン』も好きな自分から見ても、数あるまがい物の中で良作の部類に入るのでは?と思いますっ。同じくセブン好きな人にもちょっとオススメしたいですね♪
でも鑑賞する上で一つ注意事項がありまして、ジャケットを陣取ってるヴァルツさんは主役じゃありませんw



あまりにツボにはまってしまったため、後になってDVDまで購入してしまったと言う本作^^;。異星人とバイキングなんていう変てこな組み合わせでも、高クオリティのVFXで程よくカバーしていて、娯楽作としてはとてもバランスが良いようにも感じてしまった。未公開モノも鑑賞数少なめではありますが、個人的に今年の未公開の中では一番面白かったかなぁと思います。



タイトルがあからさま過ぎて観なくてもガッカリ感が漂ってくる事請け合いなのは致し方無し・・。しかしながらこういう便乗モノにでもしなければおそらくそのままスルーしていたんじゃないかとも思うので、目を引かせる目的としては充分効果的だったと思います。
中身の方ももかなり感動的でしたし、デニス・クエイドの鬼コーチっぷりも見応えアリです♪
・・という風に、今年はこんな感じとなりました。う~む・・、やっぱりどこかエンタメ寄りになっている傾向が見受けられますねぇ

今年は例年以上に傑作と呼ばれる作品を見逃しており、分かってるだけでも『トイ・ストーリー3』に『ヒックとドラゴン』、『告白』『悪人』とたくさん。だから良作よりも万人受けするエンタメに走っちゃってる分、自分のベストはどっちかと言うと娯楽作ベストと見られてもおかしくないかもしれませんね^^;
しかしそんな娯楽作に多く見られたような気もするのですが、今年の映画鑑賞で最も印象付いたのはやはり3D作品

けど一方でその3Dを用いた事により、逆に印象が悪くなってしまった作品もあったのは否めず、自分が選んだベストの中では『海猿』がその一つだったんですよねぇ。内容は良いのに流行に肖る形で無理に3D化にしたせいで返って雑にもなってしまい、結果酷評


※あと最後に、ブログ間で仲良くさせて頂いてる映画ブロガーの皆様方には、今年もまたTBやコメントその他諸々で大変お世話になりました。
映画で何かを学んだりする事も多いですが、それはブロガーの皆さんとの交流でも同様。今年もTBなどを通して、その文章力や鋭い着眼点、豊富な情報量に分かり易い纏め方エトセトラエトセトラ・・と、なるほどなるほどと言いながら参考にしたブロガー様数知れずです

表面上の鑑賞であんまり変わらない感想ばっかり記事にしてる自分も、2011年は作品の本質を良く理解した真っ当な記事に出来るよう努力したいものですっ。
と言うわけで、2010年はこれにてっ
