仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル/MOVIE大戦CORE

【監督】田崎竜太
【出演】吉川晃司/桐山漣/菅田将暉/山本ひかる/木ノ本嶺浩/山本太郎/渡部秀/三浦涼介/高田里穂/大口兼悟/君嶋麻耶/有末麻祐子/宇梶剛士/他
【公開日】2010/12.18
【製作】日本
【ストーリー】
竜との結婚式を迎えてマリッジブルーの亜樹子は、翔太郎とフィリップと共に戦いに巻き込まれて、プテラノドンヤミーが持つメモリの力で鳴海壮吉の過去を垣間見る事になる。舞台は風都で最初に起きたドーパント事件。なぜ壮吉は仮面ライダースカルになったのか?その謎がハードボイルドに明かされて行く・・・【仮面ライダースカル メッセージ for ダブル】。
前作のダブルから仮面ライダーが秋放映になってからというもの、劇場版の方も新ライダーお披露目を兼ねた夏劇、そして冬は2つのライダーがコラボするこのMOVIE大戦というのがパターンされつつあるような気がしてきましたねぇ。仮面ライダー好きとしてはテレビ本編だけじゃなく、劇場版でもたくさんライダーが観れるのは正直嬉しいところでもあるので、この夏劇と冬劇は自分もこの先恒例化して欲しいとこでもあるのですが、去年のMOVIE大戦のディケイドが散々なものでしたからまたどちらか一方がコケるんじゃないかという不安もあるのも然もありなん。案の定その予感は当たらずとも遠からずって感じだったかな~・・と

まず先陣を切ったダブルの物語は待望の再登場であるおやっさんこと鳴海壮吉の物語であり、彼がどうして仮面ライダースカルになったのかという誕生秘話が明かされる内容になっています。
最初こそ翔太郎やフィリップたちの変わらないドタバタさが垣間見えて出だしから笑わせてくれますが、メモリの能力で亜樹子が壮吉の過去の記憶に飛ぶと、そこから描かれるのはハードボイルドな壮吉のビギンズナイトであり、吉川晃司のハマリ役も相まってかなり渋い内容となっている。歌姫メリッサとの微妙な関係やフィリップのような立ち位置である新キャラクターのマツとの友情も、翔太郎たちとどこか被る所があってニヤニヤ

注目のスカルの初変身に到っては突発的な変身だったのでどこか劇的なものを期待した自分は『あれ?


一方のオーズパートは日本一欲深かった(?)と言われる織田信長の復活を軸にしたストーリーが展開するものの、こちらはなんかそれこそ突発的な場面や最後のコラボ展開に間に合わせるために急ぎ足

・・そいえば自分って前作も壮吉のカッコ良さにシビれた

まあモチロン最後のMOVIE大戦も迫力がありましたし、仮面ライダーコアもド派手、オーズの新コンボのタジャドルや久々のゴールドエクストリーム共に神々しくて興奮もしたのですが、そのMOVIE大戦のパートでど~も双方に大きな違和感を感じてしまい、結果最後の最後で自分は首傾げ状態


評価:○