【監督】リドリー・スコット
【出演】ラッセル・クロウ/ケイト・ブランシェット/ウィリアム・ハート/マーク・ストロング/マーク・アディ/ダニー・ヒューストン/アイリーン・アトキンス/マックス・フォン・シドー
【公開日】2010/12.10
【製作】アメリカ

【ストーリー】
12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、帰国途上で英国の騎士ロクスリーの暗殺に遭遇する。「家宝の剣を故郷に持ち帰って欲しい」というロクスリーの遺言を受け、彼の父親が領主を務めるノッティンガムを訪れたロビンだったが、やがて英国侵略を目論むフランスの陰謀に巻き込まれていく・・・。
 
【コメント】
こういった伝記モノにしろ小説にしろですが、世界中で知られていて且つ有名な作品なものほど自分ってつくづく無知だな~ってことを観ながら思い知らされちゃうこの頃。覚えてる限りでもその類の作品は3月の『シャーロック・ホームズ』であったり4月の『アリス・イン・ワンダーランド』であったりしますし、本作にしてもロビン・フッドの名前と弓の名手というアバウトな知識だけでとても拙かったりする
しかしまあ無知な分比較対象もないから面白く観れたのも確かですし、久々のリドリー&ラッセルコンビな作品でもあるから、それほど詳しくなくても充分に楽しめましたっ。

調べた所、このロビン・フッドという作品は過去にも何度か映画化されているらしいのですが、リドリー・スコットが今回チョイスしたのはそのロビン・フッドが義賊となる以前の姿を描いている物語で、ようするに数多(?)あるロビン・フッド伝の中でも序章に位置付けられる内容なのかもしれない。何にも知らない自分にとってはこの一番はじめという部分はなんとなく好都合なとこもあり、それこそなるほどなるほどと思いながらロビンの人物像を知る事が出来た気がします。
無法者(アウトロー)と呼ばれるくらいなので個人的なイメージとしては荒くれ者とか型破り的な性格を持ってそうなアンチな雰囲気を想像してたんですけども、志半ばで息絶えた者の遺志をきちんと汲む義理堅さや圧政や理不尽な徴収に対しても行動で異を唱えるといった正義感も見て取れて、イメージとは随分反れてしまった。けどここら辺は確かに強者から弱者を助ける義賊としての片鱗も覗かせていたかな~と思いますねぇ。
また内容の方もそれほど難しくなく・・・・というよりも、自分の場合十字軍遠征の史実背景などを若干軽視し、満身創痍なイングランドに攻め込んでくるフランス軍を我らがロビン・フッドが蹴散らすというヒーロー活劇のような観方に転換していた所もあるから、難しく考える事の無い娯楽的感覚で観てしまってたんですよねこれがまたっ。実際娯楽として見合う要所のアクションシーンは本当に迫力が満載されており、序盤の城攻め、中盤のノッティンガム侵攻、そして後半の海岸での大決戦と、段階的に見所を踏んでいて中だるみの無いアクションのテンポも良かったと思う。合戦シーンも大勢のキャストが入り乱れて凄いなぁと興奮する場面も多かったのですが、やっぱりロビン・フッドの代名詞の1つと言えば『弓』でもあるしょうから、とりわけ本作は放物線上に弧を描いて無数に飛んで来る矢や、それを討つ弓兵、ひいてはロビンの討つ一撃必中のシーンなどがとてもカッコ良かった♪こんなに見入ってしまった弓の名手は指輪のレゴラスに次いで2人目かもしれませんねぇ?


本来ならラスト直前での森の中で暮らすあの姿こそ本来のロビン・フッド像なんでしょうけど、それとは別に一介の射手が数奇な出会いや壮絶な戦いを通して己の過去と向き合ったり愛する女性と巡り合うと言った波乱に富んだロビン・ザ・ビギンズは、上手く再現してある12世紀の世界観や激闘シーンとも相まって、個人的には良く出来た作品だと思いましたねぇ(無知って事も含めてw)。
何よりリドリー&ラッセルの黄金コンビはやはり鉄板かなと。筋骨たくましくカリスマ性に溢れてたラッセル版ロビン・フッドは、どこか『グラディエーター』のマキシマスとも被るとこもありましたっ。

評価:◎
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こんばんは

手堅いながらも見応えのある歴史活劇でした。予告からはもっと派手な印象でしたが、予想よりも地味にまとまっている感じでした。むしろ村の再建の話の方が面白かったような気もします。

弓の描写はどれも格好良かったですね。ラッセル・クロウも非常にさまになってました。

No title

森の中で暴れまくってるロビン・フッドを想像してたんですが、
そうなる前の姿を描いていたんですね(苦笑
暴れてるのは一緒でしたが(笑

弓といえばレゴラス!
すっかり忘れてたわ(汗

弓といえば・・・

>えめきんさんこんばんわ♪

そいえば自分、鑑賞本数が減少傾向にあるせいか、本作の予告編は1回も観ていないかもしれません・・^^;だからでしょうか、予備知識も触り程度で見応えがあったんですよねぇ。
あと地味な作風はラッセルの演技力などでカバーと言った所でしょうか?ラッセルは1日に何百本も弓矢の練習をしていたそうなので、ロビン・フッド並の技術を身に付けた彼はホントさまになっていたと思いますっ。

>えふさんこんばんわ♪

ふくよかでゴツイ体型のラッセルなので、自分もどっちかといえばロビンは言葉よりも先に手が出る感じの暴れん坊みたいなのを想像してしまいましたねぇwでも暴れん坊ではなく、機転を利かせたり時にずる賢くなったりと、洞察力にも優れていた感じに見えましたねぇ。けど自分も義賊になった後のロビンの性格とかは知らないので、知ってる人から見たら全然違うかもしれませんね?

ジャンルは畑違いですけど、弓といえばやはりレゴラス♪他に凄い人いましたっけ?^^;

こんばんは

>リドリー&ラッセルの黄金コンビはやはり鉄板かなと。
そうなんですよね!まったく同感です!
このコンビの作品ってとっても骨太で
エンタメなんですが
お腹にずっしりと来る見ごたえがたまりませんね。
私はこのロビンフッドの時代の歴史はけっこう好きですが
歴史に詳しくなくても確かに混乱しにくい見せ方は
さすがに老練な監督らしい出来栄えでした。
ベテラン英国俳優もたくさん華を添えてて
なかなか贅沢な作品でしたよね。

No title

こんにちは♪

ケビンちゃん主演のヒーロー活劇的な「ロビ
ン・フッド」に馴染んでるせいか、シリアス
で序章的な作りの本作に当初は当惑しました
が、重厚な作風と手に汗握るアクションにい
つの間にやらスッカリ作品にのめり込んでし
まいした。
ボクは日本の戦国時代専門なんで欧州の歴史
大河は正直なところ苦手なんすけど、そこは
さすがR・スコット監督でどのパートも絶妙な
匙加減でダレるどころか最後まで魅入りっぱ
なしでした♪ (゚▽゚)v

ケビン版

>ななさんこんばんわ♪

作品を通して長年連れ添ってるかのように付き合いが長い俳優と監督さんコンビの中では、リドリーとラッセルもその中の1組だと思いますねぇ。グラディエーターで相性の良さを感じたのか、以来幾度と無く組んでますもんねぇ。今回は4回目でしょうか?こういった中世を舞台にした監督の作品の中ではキングダムオブヘブンもありましたけど、個人的にはデンゼル・ワシントンも出演したアメリカンギャングスターも捨て難いです♪
次なる再タッグ作も本作のような骨太作品なら嬉しいですねぇ。

>風情♪さんこんばんわ♪

風情さんのようにケビン版ロビン・フッドを知ってる方だとやはりどこか別作品的な違和感を覚える所があるのかもしれませんね?ケビンとラッセルだったら顔や体型からしても全然ですし、ふくよかな分、ラッセルの方がおっさんぽく見えちゃうかも?^^;アウトローになってからは別人のように変わってしまったと無理矢理納得するしか無いですねw

でも欧州の歴史や史実は自分も有名なものしか分かりませんし、本作のマグナカルタなどもロビンとおなじく名前だけって感じではあるのですが、その無知な分は迫力のアクションで補ってくれた気もしますねぇ。

00年代映画ベストテンが講談社のムック「映画のセオリー」に掲載されました

メビウス様

ご無沙汰しておりましたが、面白い映画を沢山ご覧になっておいででしょうか
「自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ」の管理人しんです。
約一年前に当ブログで企画しました「ブロガーによる00年代映画ベストテン」にご協力いただきありがとうございました。

その「ブロガーによる00年代映画ベストテン」が、このたび講談社のセオリームックシリーズ「映画のセオリー」という本で取り上げられました。
大きな扱いではなく色々な映画ランキングに混じって私たちのランキングが紹介されているだけではありますが、それでもこうして世に出ることができましたのも、ご協力頂いたメビウス様をはじめとしたブロガーの皆さんのおかげと感謝しております。
件の本につきましては当ブログに紹介記事を書きましたので、そちらを参照してください。

年末年始という我ら映画ファンには個人ベスト選出であれやこれやと悩ましくも楽しい時期を迎えようとしております。 メビウス様のベスト、楽しみにしています。またよろしくお願いします。

是非購読しますっ

>しんさんこんにちは♪ご無沙汰しております。

00年代ベストの時はこちらの方こそ有難うございました。普段行っている年末ベストとは違い、過去10年分の映画の中からの選出だったので、自分もうんうん悩みながらも楽しく選ばせて頂きましたっ。
しかしそのベスト表が雑誌で取り上げられるとは凄いっ♪参加した者の一人としてもそれは嬉しい限りですね~♪保存用として自分も絶対購入します。あ、でも自分の地元の界隈に本屋さんが一軒も無い・・・(滝汗

年末も徐々に近付いてますし、映画ブロガーの皆様も水面下でベスト選出を行ってる頃でしょうね~?しんさんも既に決まったでしょうか?自分も大体決めてるのであとは纏めるのみっ。しんさんのベストもモチロン楽しみにしております。

おはようございます^^

面白かったですね^^
わたしも何も知らなかったのもあって、すっごく楽しく観れました!
闘いのシーンは迫力あったし、飽くことなく観れました^^
ラッセルも引き締まって白馬に乗る姿も格好良かった^^
弓を引くシーンは見惚れました^^

見に行けないかと思っていたから、見に行って良かった♪

ちょっとお得感

>みすずさんこんばんわ♪

小説にしてもこういった伝記モノにしても、やはり幾分内容を知り得ていると無意識でもどこか比較しちゃう部分ってありますからね~。未見だとその分新鮮に感じるとこがありますからお得感みたいなのもありますねw
役作りに熱心(?)なラッセルでもあるから、ロビンの姿もサマになっていましたし、弓を射る一挙手一投足がホントカッコ良かった♪個人的にはケイト・ブランシェットの甲冑姿にも見惚れてしまいましたねっ。主役・ヒロイン共にカッコ良かった良作だと思いますっ。

そうですね^^

あたしもケヴィン・コスナー版の「ロビン・フッド」は観ているものの
そんなに「ロビン・フッド」のイメージって強く出来あがってないので、
これはこれで楽しめましたし、映画としてはすごく良い仕上がりだったなと
思いました♪

補完

>miyuさんこんばんわ♪

伝記自体が相当古いものらしいですし、確かにケヴィン・コスナー版の作品だけでロビンヒストリーの全てを把握するって事も難しいでしょうから、補完の意味も兼ねての鑑賞だとしても良い作品だとは思いますねっ。
でも逆に自分の場合これが初めてのロビン作品ですから、ロビン=ラッセルってイメージが出来ちゃいましたね^^;

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