【監督】ハワード・マケイン
【出演】ジム・カヴィーゼル/ソフィア・マイルズ/ジョン・ハート/ジャック・ヒューストン/ロン・パールマン/ボロミア
【公開日】未公開
【レンタル日】2010/8.6
【製作】アメリカ/ドイツ

【ストーリー】
遥かなる銀河の惑星から飛び立った宇宙船が、時空を超えて8世紀の地球に墜落した。乗組員ケイナンがバイキングの一族に捕らわれるなか、船内に潜んでいた“殺戮生命体”が次々と人間を襲い始める。王を救ったことで信頼を得たケイナンは、一族の勇者たちを率いて戦場と化した地球で人類存亡をかけた壮絶な戦いに挑む・・・。
 
【コメント】
予告編などをそう多く拝見できないって事もあり、未公開作品で面白いかな?と判断する部分としては有名な俳優さんの出演や監督さんの起用、あとジャケット裏のストーリーを読んで直感的に判断したりもすれば、一般作品からの続編モノにも注目したりと様々なのですが、もう一つの判断材料としては『○○のスタッフ&プロデューサが手掛ける~』っていう吹き出しもあり、今回『ソレ』で選んだのがこの作品。
『ロード・オブ・ザ・リング』の製作者が手掛けたSF作とのことですが、なにぶん未公開のSFもモンスターパニックモノと同じくらいハズレを引いてるので若干不安もあったんですよねぇ・・。けど観てみたらまあびっくり、この作品個人的には大当たりでした(笑

タイトルのアウトランダーとは『よそ者』という意味で、主人公のケイナンが劇中で数回言われる呼び名なのですが、それもそのはずこのケイナン実は異星人^^;
ひょんな事から自身の乗っていた宇宙船が墜落してしまい、緊急で不時着した場所もバイキングが闊歩する8世紀のノルウェーなんていうその設定からしてなんか早くも?マークがポワワンと出てしまうところ。異星人とバイキングというコラボもどこか異色ですし、パッと見て聞いた感じだと度々自分も観てはぐったり加減満載にさせてくれたSFモノにも思えてしまい、もう冒頭から意気消沈しそうになったのですが、しかし今回そういう気分に落ちる事が無かったのはやはり終始見入る事が出来たそのクオリティの高さにあると思うんですよねぇ。

前述の通りこの作品は『ロード・オブ・ザ・リング』の製作者が手掛けているのですが、その肩書きは決してお飾りではなく、冒頭の宇宙船の墜落シーンにはじまり、バイキング達の衣装や村のセット、景観に到るまで凄い気合が入っており、CGと背景の『浮き』やVFXの拙さといった挙げ足取りな要素なども殆ど見られなかった気がします。
また異星人のケイナンとバイキング達が絡むストーリーもかなり荒唐無稽になるのを想像してたのですが、これもまたどんどん観て行くと面白い内容になっていくんですよねぇ。他部族のバイキング同士との争いなんかも描かれているものの、SFアクションというジャンルにもなってるからメインとなるのはそのSFにもお馴染みな地球外生命体との戦い。本作ではケイナンの宇宙船に紛れ込んでいた(?)モアウェンと呼ばれるクリーチャーが出て来るのですが、これがまあ~物凄いクオリティ高くて自分もかなり興奮してしまった♪切れ味鋭い尻尾をビュンビュン振り回して襲い掛かる凶暴性も然る事ながら、体の各部を赤く発光させる姿もかなり独特で、闇夜の中でうっすら輝くモアウェンの恐怖感といったらないですねぇ~(異常にタフだし)。
それとこのモアウェンに好感を抱いた理由の1つに、人間の強欲さを引き合いに出した事によってモアウェンの存在を単純に凶暴なバケモノと位置付けていないところが印象的でもありますねっ。自分も最初はそういった捉え方をしてたんですけども、ケイナンの過去を聞いちゃいましたら・・・ねぇ。まあ凶暴という事には変わりありませんでしたが、それでもモアウェンだって人間と同じようにちゃんと生活して生きてたわけですし、そしてそれを一方的に壊したのがまた人間だというのですから、なんだか同情というよりも人間の愚かさをしみじみと感じちゃうとこがありました・・


チョイスが悪いのかそれとも単に運が悪いだけなのか、ハズレばっかり引いてるせいで本作もどこかいぶかしげな気持ちで観てしまってたけど、内容も悪くなければモアウェンとの攻防も迫力があり、観終わったら頃にはしっかりとツボにハマッていた自分。もうお決まりの言葉になっちゃいますが、とても未公開の作品とは思えませんねっw
未公開モノはレンタルはすれどDVDの購入とまでは殆ど行かないのですが、『アウトランダー』は久々にDVDが欲しい!と思っちゃうくらい自分には楽しめた娯楽作でございました♪

評価:☆
監督 ハワード・マケイン 主演 ジム・カヴィーゼル 2008年 アメリカ/ドイツ映画 115分 アクション 採点★★★ 今でこそ生まれ育った地元で暮らしていますが、遠距離の通学だった中学時代からほぼ各地を転々としていた私。常にアウェイ。「地元どこなんですか?」…
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観ましたよー

メビウスさんお薦めの一本、ようやく観れましたぁ。

なんかね、限られた予算を効率良く最大限に使ったSFって感じでした。

ジムさんも気合いの演技だったし、他のキャストさんたちもロード~みたいな感じだったし。

最近、ヒックとドラゴンを観たばっかりだったから、バイキングとドラゴンという同じ構図でもこんなに違うもんなんだなぁ…と。

また何かお薦めして下さいまし。

あ!
ダニーさんのトーク、ぜひ聞きにきて下さいねぇ

へば、また。

ありがとございますーっ♪

>チェンさんこんばんわ♪

お店の方が忙しい中、コメントを入れてくださって有難うございますっ♪それとアウトランダーも観てくれて有難うございました^^;
未公開モノは興行的に上手く行かないだろうと言う事で省かれてしまうものもあれば、低予算ゆえに陽の目を見ない悲しい作品など色々ありますが、ホントこの作品は低予算でもSF効果や演出などを最大限に活かしてる娯楽作だと思いますね。

そいえばヒックとドラゴンも、同じくバイキングが活躍する作品ですね。自分はまだ未見なのですが、もう続編製作の話題が持ち上がってる以上、早いうちに観なければと思っちょります。


ダニーさんのトークは確か10日ですよね?仕事が昼勤なら行けるかもしれませんので、何とか予定合わせてみます♪

へばですっw

おじゃまします。
なんか意気込みは買う映画なのですが、描きたい事が散漫になっている故…この尺で…エイリアンのような怪物によるホラー、宇宙人である主人公が古代の地球にやって来るというSF、バイキングによる怪物退治…と、盛り沢山過ぎですから、どうもそこを絞り込めばもっと化けたかもしれないなぁ…と、惜しい感のある映画です。嫌いでは無いですけど。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。

ピロEKさんこんばんわ♪お返事が遅れてしまって申しわけありません^^;

時間の関係上詰め込みすぎな感は確かに否めなかったと思いますが、未公開作品のSFは安直な設定や拙いCGで結構泣かされてきた記憶が無きにしも非ずなため、バイキング+宇宙人という組み合わせやエイリアン退治、それにあのCGの出来映えは個人的には評価高めではありました^^;
けど惜しいと言う点では、ヒロインにあんまり魅力を感じなかったことかな~と?(笑

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