仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル

【監督】舞原賢三
【出演】桜田通/高山侑子/秋山莉奈/松本若菜/溝口琢矢/松元環季/永田彬/上野亮/草村礼子/石丸謙二郎
【公開日】2010/6.5
【製作】日本
【ストーリー】
マンティスイマジンとの戦いでケガを負った良太郎の代わりに助っ人として幸太郎が呼び出された。しかし、オーナーが衝撃発言を!?謎のドッペルゲンガー事件に巻き込まれる女の子・上原美来、そして最悪ゾーンに入った運の悪さに見舞われた幸太郎は、絆の糸を結び直す戦いに挑んでいく!
【コメント】
ライダーと物語を変えながら2週間ごとに1作、計3作を連続公開するという異例のスタイルをとった超電王トリロジー。一斉に公開しない分2週間毎に映画館へ足を運ぶっちゅーのは個人的にそれほど楽なものではないのですが、それでもトリロジーの最初を飾った『RED』はモモたちの掛け合いや侑斗と愛理の切ないラブストーリーを絡めながらも電王の変わらない面白さを両立していたので、やっぱしイチファンとしては残りの2作にもそこはかとなく期待をしてしまうものです
・・と言うわけで超電王トリロジー2作目の主役は『さらば~』から登場したNEW電王であり、野上良太郎の孫こと野上幸太郎の物語。彼と契約したイマジン・テディとの友情と絆を描いた感動できる内容となっておりましたっ。
電王の世界に出てくる『イマジン』というのは契約者となる人物と契約する事で精神体から実体を持つようになり、そしてその契約者の願いを半ば強制的に行使して過去を改変したりするというのが基本的な流れだったのですが、幸太郎と契約してるテディイマジンはその一連の流れとはちょっと異なる性質のイマジンで、なんと派遣型のイマジンだった事が判明。今回突然の契約満了で思わぬ別れとなる幸太郎とテディなのですが、その事がきっかけでお互いの存在の大切さに気付いていくという内容には、お恥ずかしながら自分の涙腺もちょっと緩んでしまいましたねぇ~
幸太郎とテディは『さらば~』で初登場を果たし、続く『鬼々島の戦艦』、そして今回の『BLUE』と実際はまだ3回くらいしか登場しておらず、一応ずっと観て来た自分の当初の見解としては良太郎とモモたち、そして侑斗とデネブよりは絆の深さは浅い感じを抱いたんですけども、ターミナルのシーンで幸太郎に振りかかる様々なアクシデント
を迅速に対処するテディの手馴れた感などを見てしまうと、劇場版の活躍とは別にして色々な所で常に行動を共にしてる絆の強い2人なんだなぁとも感じてしまい、逆に自分の考えが浅はかだと思ってしまいました
テディとの契約が切れてしまった代わりにキンタやリュウとともにイマジンに対抗する幸太郎なものの、相性が悪すぎて苦戦を強いられもすれば、日常では運も悪すぎて次々とイレギュラーな災難
が襲ってくる。ここら辺はさすが良太郎の孫だと改めて思いちょっと笑ってしまいましただけど、なんかその運の悪さを見てるとちょっとどころじゃなくて逆に可哀そうにも思えてきますね
でもそういった災難の数々を今まで陰ながら守ってきたのが他ならぬテディであり、今までそれが当たり前のように思えた幸太郎も美来の言葉で改めて気付かされる。『大切なものはいなくなって初めて分かる』なんてフレーズはちょいとベタではあるのですが、その言葉が幸太郎とテディ、そして契約者である美来と美来のおばあちゃんの関係に良く当て嵌まってもいたから、個人的にこの両者のストーリーはかなり感動できたんですよねぇ。『RED』がすんげーヘタレ契約者で契約内容もアホらしかったんで今回もそれほど期待してなかった・・というのも正直なとこではあるのですが、結果的にはちょっと泣けてしまいました(・・しかしこういう特撮モノでもジンワリ来てしまう自分は、ホント涙脆くなってる事を実感してしまいます)。
NEW電王は劇場版のみのキャラクターでもありますからまだ電王やゼロノスほど大きな存在感を引き出していない感じもしましたけど、本作を以ってようやくその真価を発揮したような気もしますねぇ♪イマジンバトルもNEW電王独特のカウントスタイルでカッコ良く決め、テディとの関係も無事元通り・・・と言うよりは前以上に親密になり、『テディー!』『幸太郎ー!』なんて叫びながら恥ずかし過ぎるハグを観てしまうと、もはや友情と言うよりLOVE
に見えてしまいますね。NEW電王の魅力を再認識した点でも、このエピソードBLUEはかーなーりツボ
にハマッテしまいましたっ。
けどまあ本来なら大盤振る舞い的に最高評価にしようかとも考えてたんですが、ジークで思いっくそ
マイナス1。モモも言ってましたがあの手羽先は本当に何しに出て来たのか全く分かりませんね
ジークが出て来た瞬間館内がどよめいた辺り沸かせる存在なのは確かですが、出てくるんだったらせめてウィングフォームで参戦して欲しかったものです・・。
評価:◎
ライダーと物語を変えながら2週間ごとに1作、計3作を連続公開するという異例のスタイルをとった超電王トリロジー。一斉に公開しない分2週間毎に映画館へ足を運ぶっちゅーのは個人的にそれほど楽なものではないのですが、それでもトリロジーの最初を飾った『RED』はモモたちの掛け合いや侑斗と愛理の切ないラブストーリーを絡めながらも電王の変わらない面白さを両立していたので、やっぱしイチファンとしては残りの2作にもそこはかとなく期待をしてしまうものです

・・と言うわけで超電王トリロジー2作目の主役は『さらば~』から登場したNEW電王であり、野上良太郎の孫こと野上幸太郎の物語。彼と契約したイマジン・テディとの友情と絆を描いた感動できる内容となっておりましたっ。
電王の世界に出てくる『イマジン』というのは契約者となる人物と契約する事で精神体から実体を持つようになり、そしてその契約者の願いを半ば強制的に行使して過去を改変したりするというのが基本的な流れだったのですが、幸太郎と契約してるテディイマジンはその一連の流れとはちょっと異なる性質のイマジンで、なんと派遣型のイマジンだった事が判明。今回突然の契約満了で思わぬ別れとなる幸太郎とテディなのですが、その事がきっかけでお互いの存在の大切さに気付いていくという内容には、お恥ずかしながら自分の涙腺もちょっと緩んでしまいましたねぇ~

幸太郎とテディは『さらば~』で初登場を果たし、続く『鬼々島の戦艦』、そして今回の『BLUE』と実際はまだ3回くらいしか登場しておらず、一応ずっと観て来た自分の当初の見解としては良太郎とモモたち、そして侑斗とデネブよりは絆の深さは浅い感じを抱いたんですけども、ターミナルのシーンで幸太郎に振りかかる様々なアクシデント


テディとの契約が切れてしまった代わりにキンタやリュウとともにイマジンに対抗する幸太郎なものの、相性が悪すぎて苦戦を強いられもすれば、日常では運も悪すぎて次々とイレギュラーな災難


でもそういった災難の数々を今まで陰ながら守ってきたのが他ならぬテディであり、今までそれが当たり前のように思えた幸太郎も美来の言葉で改めて気付かされる。『大切なものはいなくなって初めて分かる』なんてフレーズはちょいとベタではあるのですが、その言葉が幸太郎とテディ、そして契約者である美来と美来のおばあちゃんの関係に良く当て嵌まってもいたから、個人的にこの両者のストーリーはかなり感動できたんですよねぇ。『RED』がすんげーヘタレ契約者で契約内容もアホらしかったんで今回もそれほど期待してなかった・・というのも正直なとこではあるのですが、結果的にはちょっと泣けてしまいました(・・しかしこういう特撮モノでもジンワリ来てしまう自分は、ホント涙脆くなってる事を実感してしまいます)。
NEW電王は劇場版のみのキャラクターでもありますからまだ電王やゼロノスほど大きな存在感を引き出していない感じもしましたけど、本作を以ってようやくその真価を発揮したような気もしますねぇ♪イマジンバトルもNEW電王独特のカウントスタイルでカッコ良く決め、テディとの関係も無事元通り・・・と言うよりは前以上に親密になり、『テディー!』『幸太郎ー!』なんて叫びながら恥ずかし過ぎるハグを観てしまうと、もはや友情と言うよりLOVE


けどまあ本来なら大盤振る舞い的に最高評価にしようかとも考えてたんですが、ジークで思いっくそ


ジークが出て来た瞬間館内がどよめいた辺り沸かせる存在なのは確かですが、出てくるんだったらせめてウィングフォームで参戦して欲しかったものです・・。
評価:◎