【監督】マイク・バーカー
【出演】 ピアース・ブロスナン/ジェラルド・バトラー/マリア・ベロ/クローデット・ミンク/デジリー・ズロウスキ/ニコラス・リー
【公開日】未公開
【レンタル日】2010/3.5
【製作】イギリス、カナダ

【ストーリー】
美しい妻とかわいい盛りの娘を持つニールは、家庭円満で仕事にも脂が乗りすべてが順調な毎日を送っていた。ある週末、娘をベビーシッターに預け妻と2人車で出かけたニールは、後部座席に潜んでいた見知らぬ男に突然銃を突きつけられ娘を人質にとったと言われる。実はその男とベビーシッターは仲間だったのだ!次々と無理難題を要求してくる男。なぜこんな目に合うのか?訳もわからないまま1日中振り回されるニールと妻。心身共に疲れ切ったニールが最後に知らされた真実とは・・・。
 
【コメント】
個人的に余程ツボにハマらない限り映画のリピートとかは行わず、こういう未公開にしても1回観たら大抵終わっちゃう感じではあるのですが、本作に到ってはもう何回も観返しちゃいましたねぇ。・・・と言ってもチャプターごとに観返してただけなんですけど、それでもこの作品、観終わった後は絶対そういう気にさせてしまうくらい色んな所に謎要素が詰まっておりました。

サスペンスモノとしてはかなり見応えがあって面白かった本作は、家庭円満で何一つ問題の無い生活を送っていたものの、トムと名乗る男がいきなり現れ娘を人質に取られた瞬間、理不尽とも言える行動を次々に要求されて翻弄されていく夫婦の姿を描いているのですが、その悲劇に見舞われるニールたちの幸福から不幸への急転ぶりといったら凄まじいものがあります・・
ニールたちを脅し、街中で次々と無理難題を強いるトムという男はとにかく謎の多い人物で、最初こそニールたちに偶然目を付けた金銭目当ての強盗とも思えてしまうのですが、それにしては随分2人について詳しい内情を知り得ていたり、途中息子とおぼしき子供と鉢合わせをして実は家庭人でもあるというちょっと意外な姿も垣間見せるんですよねぇ。そんな感じで素性はおろかニールたちを標的にした理由もずっと曖昧なので、観てるこっちもニールの会社内のトラブル?それとも怨恨?などと原因を色々と考えてしまうこと必至なのです。・・まあその気になる事の真相が明らかになるのはホント終盤寸前で明かされるためかな~り待たされた所もあったりするんですが、しかし色々と焦らされた分これは確かに驚きの結末でもあった。世の中広いようで実は狭いって言えばいいのでしょうか、ニールとトムの意外な接点と共通点が正にそんな風に見えてしまいました。

でもトムの正体こそビックリしましたけど、自分が本作を観る理由の1つでもあった『ラスト5分の結末』という言葉が示していた、オチ寸前での本当の真相に関しては驚きが少々薄かったかもしんない・・
正直この事件の全容は自分も途中から気になってた人がいましたし、トムの会話からも『んん?』と違和感感じるシーンはあったんですけども、真相がはっきりしてないこととあくまで自分の予想っつーことで頭の隅に置いて観てたらオチではズバリそのものだったので、驚きよりも『あ?やっぱり?』というのが素直な感想だったりすんですよねぇ。↑にも書いてますが観終わった後繰り返しチャプターなどで改めてよく確認とかしてみると、やっぱり『怪しい・・・』と思わせるセリフがちらほらあったりで、中でもホテル内でのとあるセリフはモロなんじゃないかと思う・・。カンの鋭い人だったら本当に直ぐ察するんじゃないかと思うだけに、個人的にはちょっとヒントがあからさま過ぎてる箇所があるかも?と思ってしまいました(ちなみに自分はホテルより前のレストランのとあるセリフで違和感覚え始めました)。


全体的に伏線の張り方などは周到なとこもあればバレちゃうんじゃない?なんてとこもあったりではありましたが、それでも例え違和感を感じたり途中で分かったりしても飽きさせない展開を最後まで維持しているのは確かっ。かなり気分が重くなる結末ですけど、自業自得ですからしょうがないですなっw
それに内容だけじゃなくキャスティングも秀逸で、特にトム役のピアース・ブロスナンのヒールっぷりは凄かったぁ。自分を含め大半の方がボンドを連想するでしょうから、そのボンドとは真逆である今回のトム役は新鮮でもあり、冷酷な雰囲気を常に滲ませてる凄味のある演技も一見の価値アリだと思います♪

評価:◎
【BUTTERFLY ON A WHEEL】 2007年劇場未公開 カナダ/イギリス 95分監督:マイク・バーカー出演:ピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラー、マリア・ベロ、エマ・カーワンディ、クローデット・ミンクStory:二ールとアビーは、娘のソフィーと共に、誰もが羨むほど?...
監督 マイク・バーカー 主演 ジェラルド・バトラー 2007年 イギリス/カナダ映画 95分 サスペンス 採点★★★ 男の嘘って、なんですぐばれるんでしょうねぇ?まだばれてないのに、目を見られただけでもうばれたと思ってドギマギしちゃいますし。しまいには、「これ…

コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは♪

私も見終わった後、もう一度さら~っと見返しましたよ。
キャストも良かったし未公開ものとしてはアタリでしたね。
忘れた頃に観たいかもしれません。

重苦しいけどアタリ

>yukarinさんこんにちは♪

今年に入ってからは未公開の方でもなかなかアタリを引いてなかっただけに、この作品は自分にとっても良かったですね♪トム役のピアース・ブロスナンはこういう役も出来るんだな~と目から鱗のような感じで観ちょりましたw
でもこの作品一般で公開してたら絶対最後重苦しい雰囲気になってたと思うので、未公開になった理由もなんとなく分かります・・^^;

PAGETOP