【監督】リチャード・エアー
【出演】 リーアム・ニーソン/アントニオ・バンデラス/ローラ・リニー/ロモーラ・ガライ/パム・フェリス/パターソン・ジョセフ
【公開日】未公開
【レンタル日】2010/2.5
【製作】イギリス

【ストーリー】
IT会社を経営するピーターは、靴デザイナーのリサと円満な結婚生活を送っていた。しかしピーターは妻のもとに見知らぬ男からのメールが届いているのを見つけてしまう。それは妻が長い間その男と不倫の関係にあったことを証明するものだった。さらに妻のPCには、不倫相手のレイフとの淫らな写真が隠されていた。自分には見せたことのない妻の艶やかな表情にピーターは強い憤りを感じる。ピーターはレイフへ妻に扮して返事を送り、レイフのいるミラノへ向かった・・・。
【コメント】
一般も未公開も俳優目当ての鑑賞は最近火傷の回数も多くてその度手痛い思いをしてるものの、この『アザーマン』に出演してるリーアム・ニーソンとアントニオ・バンデラスの競演にかなり興味をもったので、反省に懲りず借りた次第。バンデラスさんに到ってはなんか凄いご無沙汰な感じがするので面白いかも?とそこはかとない期待はしていたのですけど、やっぱしこれも思ってたのとはちょっと違ってましたねぇ・・

それまで長い事円満な家庭を築いて来た主人公のピーターと妻のリサなのですが、ある日リサ宛に愛人からのメッセージが届き、それをピーターが偶然知ってしまったのでさあ大変っ。嫉妬と憎しみ渦巻くドロドロ・ギスギスした場面の連続は観てるこっちも嫌な汗がタラ~リで、胃の辺りも妙にキリキリ痛む感じがありましたねぇw
リサの不倫疑惑に困惑したピーターが事の真相を探ろうと、リサのパソコンの個人情報を勝手に盗み見たり、違法行為をしてまで不倫相手の身元を割り出したりする行為にしても『度』を越えてる気がしてならず、結婚はしてないまでも同じ野郎目線としてはどんなもんかという悪い印象が先行してしまったため、最初はどうも眉をしかめながらの鑑賞だったっていうのは否めなかった気がする・・。けどそのピーターが不倫相手のレイフに接触を試みてからの展開はなかなかに面白く、チェスで勝負をしながらピーターがさりげなくリサとレイフが出会った経緯などを聞き出していくシーンなどは結構な緊張感を醸し出しており、なんだかチェスとは別の心理戦も火花を散らしているように見えましたねぇ。
レイフも勝負をしている時点ではピーターがリサの夫だとは露知らずなので、彼女との甘酸っぱいエピソードを自慢げにぶっちゃけるシーンなどはもう危ない・・かなり危ない。内心で嫉妬の炎が太陽のプロミネンスのごとく荒れ狂ってるピーターの抑えた表情もあってか、正に『息詰まる』場面でした・・

それとこの作品はリーアム・ニーソンとアントニオ・バンデラスの競演だけではなく、ドンデン返し好きでもあるからか『衝撃の真実』という部分にも興味を惹かれて借りたってのもあるのですが、個人的にはそう衝撃的って感じでもなかった気がするんですよねぇ?気付かなかっただけに意外といえば意外ではあったんですけど、衝撃とか驚きという気持ちになれなかったのはおそらく見せ方が悪かったんじゃなかろーか?と思えてしまう・・。
というのもこの作品って全体的になんだかシーンのぶつ切りみたいな場面がやたら多くて、ピーター同様自分も困惑する所が多かった。真相が明かされるのはそれこそ終盤に差し掛かってからなので、そこでようやく『ピーターはなぜ会社にあんまり行ってなかったのか?』、『ピーターの娘もリサの事を忘れてなんてあっさり言えたのか?』なんていう途中疑問に思ってた事がどんどん解けていったので、後からなるほどっと思わせる所はシックスセンスのような見せ方に似てたかもしれませんね(ぇ


まあそういった複雑(?)な演出などもあって『思っていたのとちょっと違う』なんて気持ちを自分は抱いてしまい、単純に面白かったか?とも聞かれればそれほど面白くなかったかもしれない・・。チェスのように不倫相手をどんどん追い詰めていくような内容でもあるので娯楽作品嗜好の自分としては見応えある部分が少なかったのも正直な所ですけど、それでもオチはそんなに重苦しい感じではなかったというのもまた意外ではあったかも。
しかし見つからなければいいという以前に『不倫』という行為自体不純ですからピーターの怒りもごもっともではあるのですが、それとは別に表面上でしか物事を判断しないピーターの性格も問題ではあったので、結果的にはどっちもどっちという感じに見えますね
88分とあっさりめで観れたから良かったですけど、もし2時間近い内容だったら本作の評価は更にがくーんと下げてたかもしれません・・。

評価:△
【THE OTHER MAN】 2008年劇場未公開 アメリカ/イギリス 87分監督:リチャード・エアー出演:リーアム・ニーソン、アントニオ・バンデラス、ローラ・リニー、ロモーラ・ガライStory:ロンドン郊外でIT企業を経営するピーターは、妻が浮気をしていることを知る。素性を...
 『妻のメールに隠された二重生活の謎─。』  コチラの「アザーマン もう一人の男」は、「愛を読むひと」の原作者ベルンハルト・シュリンクの初の短編集「逃げてゆく愛」の中に収められている「もう一人の男」を「アイリス」、「あるスキャンダルの覚え書き」のリチャー...
赤い靴。ロモ湖。2人の男。

コメントの投稿

非公開コメント

メビウスさん、こんばんは~☆

これ!今日、お店で手に取ったんですよ~!
どうしよう、これを借りようか、別のにしようか・・と迷ったあげく、結局違うのにしちゃったんですが(^_^;) 次こそ借りよう!と思ってたんです。
で、見る可能性大なので、記事の方は斜め読みだけ
させて頂いたんですが、そうですか、評価△ですか~(^◇^;)
どうしようかなぁ~・・(^_^;)
新作オチしてからにするかな(笑)
また見たらお邪魔させて頂きますね~♪

ジャケ借りで火傷w

>メルさんこんばんわ♪

メルさんもこの2人の競演ジャケに釣られて手に取っちゃった感じですかな?(笑)自分はそんな感じで借りちゃったのですが、それでもこの作品は個人的にあんまり肌に合わなかったかもしれませんね~。内容が結構ドロドロしてるので、それこそ観た人それぞれの好みに分かれるかもしれませんよコレ^^;
・・でも自分は途中観ててちょっと粗探しのような鑑賞になっちゃったので、もしかしたら良い所もたくさんあったかもしれないですね(汗

こんにちは♪

私もリーアム・ニーソンとアントニオ・バンデラスの共演が気になったので観ました。
うーん、思ったほどの面白さはなかったです。
真実も衝撃的でもなかったですしね^^;
お二人の演技力で観られた感じですかねぇ。

共演のみ興味

>yukarinさんこんばんわ♪

リーアム・ニーソンとアントニオ・バンデラスという珍しい組み合わせだったので自分も興味を持ったのですが、良かったのはソコだけって感じで内容はイマイチ・・。yukarinさんもやっぱりイマイチだったようですね(汗

あの真実にしても途中にそういった伏線や含みが見当たらなかったので、唐突な気もして自分は『えっ!?』と思ってしまいましたよ・・^^;

ん~

あたしはそこそこ面白く観れたのですが、
なんつ~かもっと心理戦みたいなんを
想像しちゃってたので、そうゆう意味では
肩透かしではあったかもしれません。
悪くはなかったのだけど、なんかラストとかは
ちょっとビミョーでした。

引張り気味でもよいかなと・・

>miyuさんこんばんわ♪

自分もチェスを用いた心理戦が結構緊張感あって好きな所だったんですが、反面その駆け引きみたいなものがあのカフェの中だけというのがちょっと少ないと感じたのもまた然り。あのシーンはもうちょっと引っ張っても良かったかなと思います。
でもラストはちょっと意外ですよね。後から考えるとよくピーターも赦せたものですw

こんにちは。

WOWOWで放送されたので観たんですが、何かどう考えたらいいのか、困ってしまった作品でした。
というのも、偶々、原作の短編を読んでいたんですが、
これって元々、サスペンスじゃないんですよね。
なので、前半、散々サスペンス風に煽るので、早々に違和感を感じたんだけど、
後半は原作に沿ったような違うような形で帰結するものだから、
最後の最後まで違和感だらけで観終わってしまいました。
もし、小説を知らなかったらどうだろう、と思ったんですが、
やはり、未読なら未読で、どっちつかずな作品になった感が強そうですね。

特別、感動の名作とは言わない小説だけれど、
こんな風に脚色したことが間違ってる気がします。

未読でも既読でも変てこ

>悠雅さんこんにちは♪

サスペンスじゃない原作をサスペンス仕立てにしたこと自体違和感に思えてなりませんが、未読な自分でも変てこに感じてしまったので、既読な悠雅さんだと更に変に感じてしまったみたいですね(汗
でもラストとか後腐れ無しのケンカ両成敗みたいな事で終わっちゃいましたけど、オリジナルはもっとドロドロしてるんでしょうかね?なんかスッキリしたように終わっちゃったので意外でしたw

やっぱし良くも悪くもリーアム&バンデラスの競演『だけ』って感じですね・・。

PAGETOP