【監督】トラノン・シーチュア
【出演】ピサーン・シーマンコ/シリンダー・ジェンセ/パーヌデート・ワタナスチャート/スチャオ・ポンウィライ/ジティマ・バンマ
【公開日】未公開
【レンタル日】2010/2.5
【製作】タイ

【ストーリー】
2022年。度重なる環境の激変により世界中で異常気象が発生。シアム博士率いる調査チームは、東南アジアの海底火山の動向を調査していた。調査員のフーは、断層の変化を発見。火山の爆発によって引き起こされる地震・津波を予測し、警告を政府に発する。しかし、政府はその警告を真剣に取り扱おうとはしなかった・・・。
【コメント】
いや~なんともそそられる生唾ごっくんもののタイトルです♪超危険だと分かってても思わず借りずにはいられないその見事なパクリっぷりも開き直りに近いものがあり、これだと『もう2012がレンタルされたの?』と勘違いして借りちゃう人もいるんじゃないでしょうかねぇ?でも当然と言えば当然ですが、オリジナルである2012とはやはり雲泥の差でした・・。

本作はタイトルこそ『2022』となっていますが実際の原題は『Tsunami』となっており、その中身も様々な天変地異が地球に振りかかるといったものではなく、主に津波の脅威を描いたパニックモノとなっています。まあどことなく理解をしてた分、これくらいの違いだったら悪くても×は付けないかな?とも考えてはいたのですが、なんかストーリーが進行していく毎に展開がグダグダになっていき、一応パニックモノというジャンルなのに緊迫感のようなものもあんまり伝わってこなかったので、映像の頑張りを考慮したとしてもこれはちょっと酷かった。元ネタの方でさえ前半こそ少々渋ったものの、その後からは畳み掛けるような自然災害の数々が押し寄せてきたのでえらく興奮したもんですけど、本作は前半どころか終盤まで引っ張り続けてるので、『忍耐』というスキルを持ってても辛いものがあるかもしれない・・
おまけにちょっと説教くさいような部分もあり、『自然災害の原因は人間にあるっ』と熱弁する首相の言う事はもっともではあるんですけど、そういった言い分を連呼されたり、エンドロール前の監督さんの後書きとかも観てしまうと、パニックモノもイチ娯楽作として鑑賞してる自分としてはちょっと鼻に付いた所もありましたねぇ・・

突っ込みドコロとしてもオリジナルと同じくらいたくさんあり、ディザスター映像がお世辞にも圧倒的とは呼べなかった分違和感を感じる箇所が妙に目立っていた感じもしたので、その辺りは自分もあまり見落とす事なく発見できたりしてその都度苦笑してた気がする。気付いただけでも鳥インフルで2100万人死亡とか、スマトラ島の見覚えがある映像が使われてたりとか、そして何故か研究所の外にプレデターやエイリアンの像という不釣合いなものまであったりと、もう観てて突っ込まずにはいられなかった。猛烈な津波が押し寄せる中無謀にも海底基地に行くという博士にしても、『危ないから行かないでっ!』と止める女性に対し、背後からスタンガンで気絶させるという博士の荒っぽい行為も凄まじいものがある。
タイの映画って良作駄作問わず、やっぱり色んな意味で度肝を抜く驚きの場面が多い気がしますね・・


観終わった限りでは2012に便乗したトンデモ作品である事は否めなく、なかなかにがっかりさせる内容ではあるものの、それでも全部が悪いとは言い切れず、個人的には自身の身を省みず国民の安全を最優先にした首相の信念と行動は立派だったとは思う。
地震や津波は確実な予知が出来ないだけに誤報は返って混乱の元になりかねないし、ましてや国のトップが発言して間違いでしたとなるとそれこそ政治生命を断たれる事などにも繋がりかねませんが、避難勧告が誤報でも国民の安全のためなら何回でも出したるわいっ!という首相の発言はなんかカッコ良かったかな~と・・。
けどその首相が波にさらわれて気付いたら仏様の仏像の手の上だったと言うオチはなんともカッコ悪かったです・・

評価:△

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メビウスさ~ん、こんばんは!タイトルを読むなり爆笑してしまいました!ちなみに、わたしも「危険!」と思いつつ、こういうタイトルを目にすると、手が伸びる性格です(笑)ハズしても笑えればいいんですよね!それにしても、オチは仏様の手の上って・・・最後は「西遊記」になってますね。

わたしは、「ダ・ヴィンチなんとか」(←既に正確なタイトル名を忘れてる)という作品をうっかり観てしまいました。それはそれはツマラナイ作品で、どこにも笑いどころもなければ、盛り上がりもなく・・・きっとこの「2022」の方が映画として上だと思います(笑)

たぶん、これにもめげず、いろいろわが道を行くB級作品を観ると思います。面白い作品があったら、教えてくださいね~!

大抵ろくでもない

>JoJoさんこんばんわ♪

JoJoさんも未公開系の鑑賞してるだけに、こういうなんちゃって系にはやはり目がないみたいですねw自分も取り合えず内容やキャスティング度外視で、こういったモロパクリタイトルを観ると、ズバッ!と手を伸ばすタイプです。・・・・で、そのまま借りて地雷を踏むタイプでもあったり・・(爆

そいえば以前「ダ・ヴィンチ・コード」が公開された時、そのタイトルに肖った未公開モノがたくさん出ていたのを記憶しています。きっとJoJoさんが観てしまったのはそのうちの1つでしょうね~?この2022もそうですが、借りパクタイトルの作品の中身って全然そのタイトルに見合った内容じゃないので、大抵ろくでもないものばっかりなんですよねぇ~。
まあJoJoさんも自分もそれを理解した上で借りた部分もありますから、観終わったあとはホント『お疲れ様でした』としか言えませんね・・^^;JoJoさんもオバカ作品観たら是非ご一報を(笑

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