【監督】田崎竜太
【出演】井上正大/村井良大/森カンナ/戸谷公人/桐山漣/菅田将暉/山本ひかる/石橋蓮司/寺田農/吉川晃司/他
【公開日】2009/12.12
【製作】日本

【ストーリー】
ついに始まってしまったライダー大戦!世界の破壊者となってしまったディケイド=士は、夏海やユウスケの願いもむなしく次々と仮面ライダーたちを倒していく。本当に士は悪魔の戦士となってしまったのか。一方、新たにゾル大佐・蜂女を得て復活していくスーパーショッカー。全ライダーを敵に回して戦うディケイドの旅のゴールは・・・!?
一方、鳴海探偵事務所に舞い込んだ今回の依頼は、幽霊を探して欲しいとでも言うべき不思議な調査。そして、この事件を追う翔太郎とフィリップの前に、この世を去ったはずの探偵の師匠・鳴海壮吉が姿を現す。おやっさんは生きていたのか?真実の行方は、2人が初めて仮面ライダーWとなったあの夜の出来事<ビギンズナイト>へと遡る。明かされる仮面ライダーWの誕生の秘密とは・・・?
【コメント】
夏の劇場版を以って一つの完結を迎えたディケイドではありましたが、逆にTV本編の方がなんとも歯切れの悪い終わり方をしちゃったもんですから、またしてもその劇場版の方で完結を拝む羽目になってしまった辺りがどうにもしっくり来ないと言うか、中途半端な感じを抱いてしまうのは否めないですよねぇ・・。案の定、オールライダーの時よりもイマイチ盛り上がりに欠ける部分があったのですが、それでもディケイドの『真の完結』、そしてダブルの『起源』を知る上ではどうしても外す事が出来ない本作っ。多少の不満もありましたけど、面白さも多分に含まれていたのでプラマイゼロといった内容でございました。

先鋒を切ったディケイド完結編は、TVの最終話(と言うか第1話?)で繰り広げられたライダー大戦からスタートし、破壊者と言う運命を受け入れた士がまるで鬼のような形相となったディケイドとなって次々とライダーたちを葬っていくのですが、この辺は夏劇とちょっと似た展開も多くてあまり新鮮さは無かった気がします。栄次郎おじいちゃんもまた死神博士になっちゃいましたし、大ショッカーもスーパーショッカーと名を変えただけみたいでしたから、捻りも足りない気がする・・。鳴滝さんの意外な正体や、初見でもあった蜂女に電波人間タックル、そして夏海がキバーラに変身するという新しい要素を取り入れているのは嬉しい事なんですけども、やっぱしTV版の完結という位置付けでもあるのなら、最終話とかに突然登場した剣崎の存在などもうやむやなままにせず、あまり消化不良を起こさないで欲しかったというのもあるんですよねぇ(丸投げみたいな所は今に始まったことではありませんけども・・)。だからなのか本作は完結編のディケイドよりも、始まりの物語を描いたダブルの方が個人的には良かった気がするんですよね~。
ダブルの『ビギンズナイト』のエピソードも当初自分は物語の核心に触れそうな内容にも思えたので、劇場版だとしても時期尚早なものを感じたのですが、よくよく観てみたらなんか1話の冒頭におやっさんの活躍や翔太郎とフィリップの逃亡劇を追加したくらいで、本当の核心(フィリップが運命の子となった事や、おやっさんがダブルドライバー一式を所持していた経緯)とかにはあまり触れていない辺りはホッとした部分もあったかも。それにダブルの方に到っては今回は内容よりも新フォームのファングジョーカーや新ライダーのスカルなどに期待してた分そっちの方が見応えがあり、そのスカルに変身するおやっさんこと鳴海壮吉も吉川晃司が演じてただけあってかーなーりっカッコ良かったのですっ♪ハードボイルドならではのセリフやアクションもキマってましたし、翔太郎たちが使う決めセリフにしても元祖ならではの重みある口調が渋くて超シビれてしまいましたっ。

しかしまあディケイドにしてもダブルにしても本作の2つの物語は最後の『MOVIE大戦2010』を除けばテレビの方でも充分出来る内容だとも思いますし、正直自分もそっちの方が良かったんじゃないかと言うのが本音ではあるのですが、2つのライダーの登場人物たちのコラボやド派手なアクションなどはやはりTVの方ではなかなか実現できない映画ならではの迫力と豪華さでもありますから、これはこれでアリかなとも思っちゃいますね。個人的にオールライダーほどの興奮は得られなかったものの、サプライズな要素(オールファイナルフォームライドとか死神博士メモリとかw)は結構たくさんあったのでなかなか楽しく観れた部分もあったMOVIE大戦2010だったと思います。

※・・・・ただラストの衝撃的な展開を考えると、完結編なのに結局ディケイドは外様のような扱いに思えてしまい、最終的にダブルがオイシイとこ全部持っていった感じがしないでもないですね・・

『仮面ライダー×仮面ライダー/W&ディケイドMOVIE大戦2010』公式サイト

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世界の破壊者として覚醒し、全ての仮面ライダーの敵となるディケイド。いくつもの世界を巡る戦いはついに終焉を迎える。鳴海探偵事務所が引き受けた今回の依頼は死者が蘇る事件。事件には死んだはずの翔太郎の師匠が関わっていた。二つの物語が時空を超えて交錯する。 デ...
昨日、息子が長期休暇に入るという事で帰省してきました で、久しぶりに息子の顔を見たのですが… … … … …劇太りしてるジャン{/hi...

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こんばんは

TB&コメントありがとうございました。

>ただラストの衝撃的な展開を考えると、完結編なのに結局ディケイドは外様のような扱い
そこなんですよね。どちらも面白かったんですが、ディケイドはせっかくの完結編なのに扱いが低かったのが致命的でした。もっとしっかりした形で完結してほしかったです。ディケイドはやはり『オールライダー対大ショッカー』を完結編とするべきでしたね。

音也も出ませんでした・・

>えめきんさんこんばんわ♪

全ての締め括りの完結編がこういった出来映えだと落胆した人も多そうですよねぇ・・。自分はオールファイナルフォームライドとかダブルを本当に2つに割いちゃうサプライズ的な所は好感もてましたが、内容に関しては消化不良なとこがたくさんあった気もしますね・・。
個人的にはネガの世界でトンズラこいた音也パパもひょっとしたら・・・とも思ったんですが、そういう淡い期待も結局叶いませんでした(笑

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こんにちは

夏の劇場版はすっかりスルーしちゃってるんで、死神博士には「ふぉ~」とか思ってました。
オールファイナルフォームライドも初めてで、「おおお、進化している!」とか思ったり、「MOVIE大戦2010」のところは結構楽しめました。
とにかく、ディケイドのラストに動揺しちゃってね、あんまり考えて見ていないのですわ。

Wは今日の放送で、「キタキター」って感じ?
あまり真剣に見ていない「W」なのだけど、ちょっと楽しくなってきました(^^)

ドーパントなオチw

>たいむさんこんばんわ♪

たいむさん夏劇スルーしてしまったですか?^^;そいえば記事を見なかった感じがしますね。それだったら栄次郎じいちゃんの死神博士は驚いたことでしょうw夏劇でもなんで栄次郎が死神博士なんだ?っていう疑問は結局うやむやのまま終わってしまったのですが、今回の劇場版を観たらちょっと納得してしまった部分がありますね。・・・・ってことは死神博士はドーパント?(汗
でも夏劇を観てないのでしたら、レンタルの際に時間があれば是非観てもらいたいですねぇ♪今回の劇場版と比べれば、やっぱり夏劇の方が士の正体などにもっともらしい理由付けがされてるので、面白く感じると思いますよっ。

こんちは

ディケイド完結編ということですが、また続き作れそうですよね・・・ あれじゃ・・・ 
果たしてさらなる続編はあるのか? それはぶっちゃけ売り上げ次第・・・ そんなに悪くないようですが、今は『ワンピース』の勢いがとにかくすごすぎます
そういや『超・電王』第二弾は進行してるのかな?(^^;

仮面ライダースカルは「帽子をかぶっている」というのが斬新でした。変身後も帽子をかぶってるって、なんかすごくないですか?

「帽子をかぶるは、目元の冷たさと優しさを隠すため」

頭髪の薄さを隠すためにかぶる人もいます いや、わたしじゃありませんよ!

そう急がなくても・・

>SGAさんこんばんわ♪

超電王や夏劇では次回作の予告編が告知されて最後までテンションを上げてくれましたが、今回の2010に到っては何も無かったですね。代わりに風都の新たなるライダーが登場しましたけど、やっぱり電王辺りから劇場版のピッチが凄く早くなって来たので、告知すら間に合わなかったのではないでしょうか?(汗)でも急いで作るよりはじっくり作って良作にした方がいいとも思いますしね~。今回のディケイド完結編の二の舞は御免です・・。


え・・・。SGAさん毛髪が・・?グラサン自画像だとフッサフサだったのに・・(汗

おじゃまします

おじゃまします。
本当は戦隊モノと仮面ライダーを半年ずらしにするための繋ぎでしかなかったはずのディケイドですから、ストーリーやら辻褄なんて行き当たりばったりでそんなに深くも考えていなかったのかも知れません。そんな作品が意外なほどの高評価を受けてしまい、はたまた欲の出た部分もあって、ムリヤリ作られたのがこの完結編…それでもソコソコ観れる「W(ダブル)」を抱き合わせたのは製作者側の良心だったのかも知れませんね。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。

終わっておけばよかったのに・・

>ピロEKさんこんばんわ♪

ディケイドはオールライダー対大ショッカーが予想以上に受けが良かったせいか、もしかしたらテレビの方ですんなり終わらせたくなかったのかもしれませんねぇ?・・あいにく本作はそれが裏目に出ちゃったのかもしれませんが・・(汗
抱き合わせの作品は今に始まった事ではありませんけども、ディケイドが中途半端だった分、ダブルの方が映えてしまったというのも悲しいですよね。せっかくの平成ライダー10周年だったのに不完全燃焼でございました・・(汗

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