2009年洋画・邦画総合ベスト10
そんな自分は今年もまた例年の如く年週末は私用+仕事で色々と忙しく

自分の今年の鑑賞数は、DVD鑑賞とかも含めると合計59本とまたしてもダウン


と言うわけで、今年は一昨年の時のように洋画と邦画を一纏めにした10本と、ちょっと少ないですけど今年レンタルされて自分が観た未公開作品からも数本チョイスしたやや偏り気味なベスト作品を選んでみたいと思います。
【メビウス的、洋画・邦画総合ベスト作品】



アカデミー賞では最多ノミネートだったにも関らず、結局3部門のみの受賞とイマイチ奮わなかった不運(?)な作品・・・・ではありますが、内容はそんなに悪いものじゃありませんでしたし、ブラピの老若変化なんかも素直に驚かされてしまいましたねっ。フィンチャー監督好きでもあるので、個人的にはベスト作品でございました♪



最近のアメコミ映画も正義対悪とか勧善懲悪といった単純明快なものじゃなく、正義とは何か?悪とは何か?と、観る側にも考えさせる深~いものが多くなってきたように思え、ヒーローの存在意義を問いかけたこのウォッチメンもそんな作品の1つでしたね。アメコミの中では古い漫画と聞いてますけど、観た感じ全然古さを感じなかったのは映像が良かったからなのかはたまたストーリーが良かったからなのか?まあ多分どっちも当てはまるんだと思いますが、何にせよ良い作品♪ジャッキー・アール・ヘイリーも渋くてカッコ良かったです。



イーストウッドが監督or主演ってだけでその作品にとっては一種のステータスのようなものですし、それだけでも観る価値を上げてくれるのですが、イーストウッドはその期待にも見事に応えてくれるから今の今まであまりハズレがないんじゃないでしょうか?この作品は移民や人種差別といったデリケートな問題も描いてるものの、偏屈じいさんウォルトの性格やタオ一家の行動などでさりげないユーモアも交たりしてたのでニヤリとさせる場面も多く、最初から最後まで飽きる事はなかった。
今年観た洋画の中では特に良かった作品ですね♪



去年同様今年も邦画は殆ど鑑賞しなかったのですが、それでも自分が観た今年の邦画の中では内容・映像ともに素晴らしく、自然の雄大さや美しさも際立っていて圧倒された部分が多かったですねぇ。『2012』同様、こういった作品はやっぱりスクリーンで観てこそだとも思いましたっ。



ストーリーもドラマチックで、そのストーリーを盛り上げる演出も秀逸、更に音楽もノリノリ♪と、3拍子みたいなのが揃ったダニー・ボイル監督渾身の傑作。重苦しい内容だと思ったんですが、フタを開けたらラブストーリーモノだったってのもなんか驚き。ダンスで終わるラストも面白いのですが、出来ればサリームのお兄ちゃんも加わって欲しかったかな~と・・。



トランスフォーマーたちの変形は相変わらずカッコ良かったですし、動物あり家電あり合体あり擬態もありと、数十体にも及ぶ多種多様なトランスフォーマーには目移りしてしまい、個人的には前作以上の面白さ♪今回もオタク心を見事にくすぐられてしまいましたねぇ。3作目も圧倒させてくれる事を期待しています。



この『破』もまた前作の『序』を超える面白さがあって凄い興奮しました。新キャラクターのマリを筆頭に新しい要素や捻ったストーリーがたくさん盛り込まれていたので、その分驚きが絶えなかった。予定されていた公開日よりも大分延びちゃってたものの、あれだけの濃い内容だったらそれこそじっくり作って欲しいので、次の『Q』も2~3年は我慢できそうな気がしますw



一番リピートした回数(4回)が多く、劇場アニメとしては今年一番でございました。公開前の一番はそれこそ↑のエヴァだったのですが、観たらかなりドハマリしてしまい最終的にはエヴァ超え。『時をかける少女』同様、色んな映画祭などで高い評価を受けてるとの事なので、夏が終わってもその快進撃はもう少し続きそうな気がしますね。



観る前からすでに今年のベスト10入りに加えようかなと画策していただけに、ライダー好きゆえのひいきもここまで来るとちょっとした偏見に近いかもしれませんね・・(汗)
しかしまあオールライダーの総登場などは鳥肌モノでしたし、サプライズ要素ややり過ぎ感も沢山盛り込んでいて予想以上の面白さだったためやっぱり文句無しっ(^▽^;)劇場版仮面ライダーシリーズ最高興収も納得のお祭り映画じゃないかと思います。



ライブとか全然見た事が無いものですからかなり素人目なんですけど、それでもリハーサルとは思えないようなマイケル・ジャクソンのライブの完成度の高さには素直に凄いって思える部分もあって、ホント擬似的なライブ感覚を味わえた気がします。そんなライブ映像も然る事ながら、本作で初めてマイケルの素顔みたいなのを垣間見た事によって、彼の人間性や音楽に対する姿勢なども少しだけ知る事ができ、自分の中にあるマイケル・ジャクソンのイメージも随分変わった印象的な作品となりました。
【メビウス的、2009年未公開系ベスト作品】



この作品は普通に一般で公開されても良かったんじゃないかなと思ったんですよねぇ。自分のようにアパルトヘイトという単語は知ってても、実際そのアパルトヘイトがどういったものでどんな事が行われていたかあまり良く知らない人もいるんじゃないかと思いますから、未公開なのがちょっと勿体無い気もしました。
しかしこういう作品を鑑賞すると、つくづく自分の無知っぷりも認識してしまいますね・・(汗



この作品はそれほど凄いって呼べるものじゃなかったんですが、主演のクリスチャン・ベールを久々にすげぇ!って思わせる結構強烈な作品でした。やり過ぎなくらいの役者根性は個人的にマシニスト以来のドン引きレベルで顔が引きつってしまうほどなんですが、ベイル好きな方は一見の価値アリなんじゃないかとっ。
・・でも今年の彼の出演作は共演者に食われっぱなしの作品が多かったそうですが、その腹いせなのか本作ではヘビ食ってました(笑)



TVミニ作品ですが、未公開の部類では一番のアタリ作品♪前後編に分かれてるため長大で3時間近いものの、かなりのめり込める内容なので全然長さを感じなくてとても面白い。ボーンシリーズのパクリみたいだと侮るなかれw
それにどんでん返し好きな自分のツボをかなり刺激したラストも好きで、もう無いと分かってても続編を希望せずに入られない作品でした♪



二転三転する驚きの展開に全員怪し過ぎる登場人物たち。観る方としても気の抜けない場面が多くて、終わった後チャプターセレクトで『あ、そうだったのか!』と、ついつい確認してしまう事請け合いじゃないでしょうか?
出演者たちも結構豪華でしたし、アラン・リックマンが演じてた教授はハリポタのスネイプ先生ばりの嫌味な性格をそのまま持ってきたような感じでした(笑
・・とまあ、今年は以上のような結果になりました。
鑑賞数が少なかったので、今年のチョイスは単純に自分の評価の◎(良い)と☆(最高)の高評価の部分から選出したのが殆どなのですが、去年同様にやはりエンタメ作品や大作系が多い感じになっちゃってるのは、あまり足を運ばない単館モノや苦手な社会派モノを避けているいい証拠なのかもしれませんね・・


まあだからなのか、観ようって決めた1本とかは前評判とか雑誌とかどこぞの映画祭とかでそれなりの話題性や面白さがあるのを事前に知り得たり作品の予備知識を入れたりしてそこそこ万全な体勢で臨んだものが多く、洋画・邦画・そしてアニメに関らず、自分が前々から期待して鑑賞した作品はそのまま期待通りの面白さがあって、結果映画館で鑑賞した作品に関しては今年はあんまりハズレを引いてなかったかな?とも思いますね(逆に未公開系は地雷

出来れば2010年も自分だけではなく、そんな観る者の期待に沿う作品がまたたくさん出て来れば嬉しい限りっ。
たくさんと言えば来年の日本映画はアニメの劇場版などが猛烈に公開されそうな感じがしますし、洋画に到っては前作を観た時から待ち望んでいたアイアンマンが帰って来たりと、これまた期待せずにはいられない♪
映画は観る人によって十人十色ではありますが、自分は年々鑑賞数が減少している一方でもあるので、チョイスする作品はなるべくアタリを選べるよう、それこそ良作を見抜く映画の目利きみたいなのが高まればいいなぁと年の瀬間近に思う抱負であります。
※最後に、ブログを通じて仲良くして頂いてる映画ブロガー様方には、トラックバックやコメントなどで今年も大変お世話になりましたm(_ _)m
巷では不況も然る事ながら、新型インフルエンザなども未だ沈静化の兆しが見えず、この分だと2010年も猛威を奮いそうな予感大でございます。
ブログの更新にしても管理者自身がやはり資本であるとも思いますので、自分も含めブロガーの皆様も体調管理ほか諸々(?)に気を付けて、2010年も楽しく映画を鑑賞できる事を願います。
と言うわけで、2009年はこれにてっ
