プロフェッサー

【監督】ランドール・ミラー
【出演】アランリックマン/メアリー・スティーンバージェン/ビル・プルマン/エリザ・ドゥシュク
【公開日】未公開
【レンタル日】2009/11.6
【製作】アメリカ

【ストーリー】
イーライは化学の大学教授。優秀な功績とは裏腹に、犯罪精神科医の妻サラに隠れて教え子と関係を持つ不徳者だ。一人息子のバークレーは父親同様学者を目指すべく、人類学博士号取得の論文就筆に悪戦苦闘している。そんな時届いたビッグニュース!イーライのノーベル化学賞受賞の知らせだ。しかし、ストックホルムで開かれる受賞式に家族3人で出向くその日、息子のバークレーが何者かに誘拐されてしまう。要求はノーベル賞の賞金200万ドル。夫婦の元に切断されたバークレーの親指が届いたことで状況は一気に深刻化、警察も始動する。刑事のマックス、隣人のジョージ、バークレー誘拐の直前に一夜を共にした自称詩人の美女、シティ。一癖も二癖もある人物たちそれぞれの思惑が複雑に絡み合い、事態は思わぬ方向に転がっていくのだった・・・。
【コメント】
こういった含みのあるパッケージを見てはキャスティングや内容度外視でついつい借りてしまい、結果地雷を踏むってパターンが割と多いのも否めないのですが、今回に限ってはアタリでしたねぇ。これはなかなかに面白いっ♪自分がいつも未公開作品の内容を確認してる映画雑誌にもこの作品は掲載されていなかったので、なんか隠れた良作のような感じでした。

本作は大学教授のイーライがノーベル化学賞を受賞する事から端を発する身代金誘拐事件を描いているのですが、ただの誘拐事件で終わるかと思えばそうでもなく、そこには誘拐とは別にある犯人の思惑や、イーライの教授あるまじき所業の数々などが複雑に絡み合っていて、何とも先の読めない謎的要素がたくさん盛り込まれていました。
渦中の人であるイーライはノーベル賞を受賞した功績は称えられるもののとにかく性格が最悪であり、教え子の女性たちと関係を持ったりもすれば、自分の才能を鼻にかけて相手を小馬鹿にするような言動も多いため、同僚の教授のみならず家族からも嫌われている始末。本人もその事をあまり自覚してないもんだから観てても凄くタチが悪いし、しかも演じてるのがアラン・リックマンなのでどことな~くイーライのキャラクターがハリポタのスネイプ先生と被ってしまう所もありましたねぇ(でもまあこの人はこういう嫌なキャラクターが一番似合う人でもあるからどことなく憎めないのも然りです
息子のバークレーを誘拐した犯人もそんなイーライの不徳が原因で恨みを持ち、綿密な計画と大胆な手口でまんまと身代金を強奪することに成功するのですが、個人的にはこの誘拐事件が終わった後の後半が特に面白かったんですよねぇ。バークレーは無事に救出されるものの、しばらくした後イーライたちの家に意外な人物が突然やってくるのでこれには自分も驚いしまい、その腹黒い目的も知った瞬間『ディオが来たぁ~っ!』とジョジョ好きな自分は心の中で叫んでしまったw
またバークレー自身もその時点で周りに言えないある秘密を抱えているからその人物を追い出そうにも追い出せず、逆に前の誘拐事件は自作自演じゃないかという疑惑の目を向けられてしまう。絶対的に不利な状況が立て続くためこれは後味の悪いバッドエンド確定か?とも途中で思いましたけど、これまた土壇場でその不利な状況を打開する展開が用意されていたので、ホント最後まで気の抜けない場面が多かった気がしますねぇ。


DVD本体やパッケージに『全てのシーンに裏がある』と書かれてる通り、この作品はよくよく目を凝らすと凄く疑問に思うところや気になる部分がたくさん張り巡らされていて、それは冒頭の親指を生々しく切り取って奪っていくような襲撃シーンだったり、シティがバークレーに必要以上にお面を被る事を促したりするシーンだったりと多岐に渡っている。またそういった意味深なシーンだけに留まらず、登場人物たちの嘘と本当が入り乱れる騙しあいの数々には混乱も多かったのは正直な所ですが、それでも大好物のドンデン返しがたくさん盛り込まれていたのは好感持てましたし、終わり方もあんまり後味の悪いものじゃなかったのが評価高めの理由かもしれないですね。

あ、でも冒頭で親指切られたあの人だけは完璧な被害者ですねぇ。あれは不運としか言いようがないかも・・

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二転三転する展開。一癖も二癖もある登場人物。なかなか楽しめました
原題:NOBEL SON公開:2007年劇場未公開製作国:アメリカ上映時間:110分監督:ランドール・ミラー出演:アラン・リックマン、メアリー・スティーンバージェン、ビル・プルマン+あらすじ+ノーベル化学賞を受賞した大学教授のイーライは、授賞式に出席するため家族3人でス?...
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メビウスさん、こんにちは~☆^^

そうそう、DVDスルーの作品は、良いのに当たるか、はたまたハズレか
ちょっと賭みたいなところがありますが、これは大当たりでしたよね~(*^^)v
私も推理小説大好き、ミステリー大好き、サスペンスも好きなので
大いにこの展開には楽しめました♪
二転三転どころじゃなかったですもんね。

みんなしたたかではありましたが、プロフェッサーが普段は一番
悪い奴って感じでしたが、一番素直な人だったのかもしれませんね(^^ゞ
仰る通り、後味も悪くなかったです。あ、でも確かに最初の指を切られた人は純粋に被害者でしたよね~。
あと、ダニー・デヴィートも可哀想でした~。
結構好きな俳優さんなので、特に(^^ゞ

久々のアタリ

>メルさんこんばんわ♪

自分の最近の未公開作品鑑賞は(勧んで観てる)ハズレも含めればイマイチなものばかりだったので、たまにアタリを引くとホント嬉しくなってしまいますね♪・・・・・だけど実はこの作品はメルさんやyukarinさんの記事を参考に鑑賞した部分も大きいです(笑

でもメルさん、ダニー・デビートが好きなんですねっ。シブいっ♪彼のイメージだと、自分はやっぱり『バットマンリターンズ』のペンギンが一番印象に残ってますね。しかし本作ではなんか身長が低く見えたのは気のせいでしょうか?(汗

こんにちは♪

ほんとアタリの作品でした。
へぇ~映画雑誌にも取り上げられてなかったんですか。
雑誌類は見ないようにしてるのでいつもキャストと解説でなんとなくで借りてます^^;
どうしてもスネイプ先生と被るところがありますが、アラン・リックマンはこういう胡散臭い役が似合いますね(笑)
やはりどんでん返しの繰り返しが面白かったです。ひとりでテンションあがってましたもん。
だけど最初に指を切られちゃった人、一番かわいそうでしたね。

博打

>yukarinさんこんばんわ♪

他の映画雑誌はどうかは分かりませんが、少なくとも自分が愛読してる映画雑誌には載ってませんでした。だから最初yukarinさんが高評価出してた時はアタリの作品かな?とも思ったので、探して鑑賞してみたら見事ヒットです♪でもyukarinさん、そういう映画雑誌などを読まないで借りる辺りはホント博打ですね(笑

キャストも豪華でしたが、登場人物全員がアラン・リックマン並に胡散臭く見えたので、後半は随分疑心暗鬼にかられましたね。ノーマークだったビル・プルマンでさえ一枚噛んでいたので、自分も興奮しながら「やーらーれーたー」なんていっちゃいましたw

こちらにもお邪魔します♪

先日DVDを借りて観ましたが、なかなか面白かったですぅ~
こういう系統の映画が好みなので、最後まで楽し~く観れました♪
アラン・リックマンは上手いですよね~
嫌ったらしい役が怖いほどハマるんだもの~大好きです(笑)

未公開系としては良作ですね

>由香さんこんばんわ♪こちらにも有難うございます♪

自分もドンデン返しモノは大好物なので、比較的ハズレばっかり引いてる未公開の部類ではアタリな作品だったんですよねぇ。登場人物全員『クセ』のある人達ばかりだから予測が難しかったですし、最後に出て来たあの人まで一枚噛んでた辺りにも驚きがありましたね。一番関係無さそうな人物に見えたのに・・(汗

アラン・リックマンも本作における渦中の人物なだけに、嫌味さ満点でホントハマリ役ですi-278
でもたまにはイメージを変えて『イイ人』とか演じないもんでしょうかね~?

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