XIII サーティーン

【監督】デュエイン・クラーク
【出演】スティーブン・ドーフ/バル・キルマー/ジェサリン・ギルシグ/スティーブン・マクハティ
【公開日】未公開(TVミニ)
【レンタル日】2009/7.24
【製作】フランス、カナダ

【ストーリー】
米国初の女性大統領が射殺されて数カ月後、山奥で重傷を負った男が発見される。男には記憶が一切なく、自分の名前すら分からない。手がかりは胸元に刻まれた〝XIII〟という文字のタトゥーだけ。突然謎の暗殺者たちの襲撃を受けるも、高度な戦闘能力を反射的に駆使して撃退する〝XIII〟。しかし身に覚えのない大統領暗殺容疑者として捜査線に浮上し、様々な人物から追われることになる。〝XIII〟は何者なのか? そして暗殺事件の真相とその黒幕は誰か・・?
【コメント】
3時間どっこいの作品だと言うのは知ってましたけども、アクション作品とはいえやはり多少ダレる覚悟みたいなのはしていたんですよねぇ。でも個人的には終始見応えがあり、適度な緊張感を与えるサスペンスチックな内容は個人的には好感が持てましたねぇ♪前後編でもあるため、間にインターバルが入って中休みも出来ましたけど、自分は休み無しで3時間ぶっ続けで見入ってしまいました。

本作はフランスのグラフィックスノベルが原作らしく、その人気はゲームソフトにもなる程の世界的作品の実写映像化。『XIII』というイレズミを持つ記憶を失った特殊工作員が次々と迫る追っ手を振り払いながら、自分の正体を知る旅とそこに渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく内容なのですが・・・・・まあこういう展開を聞かされるとイヤでも思い出しちゃうのがやっぱりボーンシリーズですよねぇ・・。自分も観る前はパクりものかなとも思ったのですが、原作の方はそのボーンシリーズの原作より18年前も前に刊行されていたとの事なので、実質的にはパクリではなく元祖と言うことになるのかもしれませんね。しかも似通ってるだけに、ボーンシリーズよりも先に映画化してればもしかしたらこっちが先にヒットしていたんじゃないでしょうか?そう思うと非常に惜しい気もしますね

未公開な作品ながらも映画2本分のボリュームや、スティーヴン・ドーフにヴァル・キルマーといった実力のある俳優さんの力もあってか、ストーリーもしっかり作られてるしアクションもなかなかのもの。主人公・サーティーンの記憶探しと並行して大統領暗殺の陰謀など、色んな謎が盛り込まれていたので長丁場でも自分は全然飽きませんでしたし、尋問施設からの脱出や工場・敵アジトへの潜入と、スパイミッションさながらの場面などもたくさん出てくるので、そういうのを観るとゲームになったというのも納得出来る面白さがありましたね。
主演のスティーヴン・ドーフが演じるXIII(サーティーン)もジェイソン・ボーンに渋さを付け足したような感じで、男臭いカッコ良さも滲み出てる点を挙げれば個人的にはサーティーンの方がボーンよりもカッコイイかも知れない
そしてそのサーティーンを執拗に追跡するマングースことXII(トゥエルヴ)を演じるヴァル・キルマーにしても、貫禄ある太ましい体型からは考えられないくらいにすんげぇ~よく動いてて結構驚いてしまった
殆ど無表情で任務のために躊躇無く人を殺す冷酷な殺し屋役は、かなりハマッていたように思えます。


けど『ボーン~』の方と違うとは言っても先に観てしまってるから無意識でも比較しちゃう所はままあり、巨悪を挫き、記憶も戻ってめでたしめでたしというラストならもう一工夫とか少々苦言を吐いてた気もしますが、本作はそのラストで驚愕の事実が判明するので、大統領とサーティーンが握手するシーンを見て良かった良かったと安心しきっていた自分も『な、なんだってーーっ!』と、まるでMMRみたいなセリフを声高々に上げてしまった。
・・考えてみたら黒幕だと思ってたあの政府高官の人も、組織のトップだとかナンバーの事などは一言も言ってませんでしたし、何よりトップの『Ⅰ』だったなら使いっ走りのトゥエルヴがめちゃくちゃタメ口だったのはどこかおかしいってもんですからねぇ。それらの疑問点にいち早く気付くべきでしたが、でも気付かなかったおかげで自分の大好物であるドンデン返しが堪能できましたっ♪
・・とまあそういった衝撃の展開もあってか、最後の最後で凄い続きが気になる終わり方をした本作ですけど、それでも多分続編とかは無いかな?続きが無くてもあの後、真の黒幕にサーティーンの正義の鉄槌が下ったことはなんとな~く予想は出来ますし・・
そういう妄想結果も踏まえて、この『XIII サーティーン』は個人的にとても面白かった作品でした♪

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こんにちは♪

長いけれど一気観しちゃいますよねぇ。
全然期待してなかったのでうれしくなっちゃいました。
実は原作はボーンシリーズよりも前だったのには驚きましたが、映像化が後になっちゃったのは惜しいです。
どんでん返しもニヤリ♪
こういう掘り出し物があるとうれしいですね。

映画化は後手になっちゃいましたw

>yukarinさんこんばんわ♪

謎に次ぐ謎がどんどん出てくるので、休憩する時間も勿体無いと思えるくらい秀逸な作品でした♪でも未完の作品だけに、映画化すればボーンみたいにシリーズ化出来たと思うので、ホント勿体無いですよね。映画になってればドーフの代表作になってたでしょうし、ヴァル・キルマーも再びブレイクしていたのではないでしょうか?
びっくり仰天なラストも見事に騙されたので、最後まで手を抜かない作りにも拍手です♪

面白かった!!!(*^^)v

メビウスさん、こんにちは☆

これ、ワクワクドキドキ、最後まで長かったけど一気に見ちゃいました(*^^)v
いろんな映画のいいとこどりのような気がしましたが、これだけ見てる私たちを楽しませてくれたんだから、大満足です♪^^

ラストの”あれ”も、そうこなくっちゃ~!とすっごく嬉しくなる展開でした。
続編、作ってもらいたいですが、メビウスさんも書いてらっしゃるように
きっと無いでしょうねぇ。なんとなくそんな気が・・(^_^;)
でも、私もあの後サーティーンの鉄槌があったと信じてます(*^^)v

「沈まぬ太陽」ご覧になったんですね~♪
私も早く見たいです!でも、インターミッションがあるんですよね?!
そういう長い映画、最近すごく少なくなってますが(って昔から
そんなにたくさんある訳じゃないですよね(^_^;))、その後にこれ・・って
メビウスさん、体力バッチリ!ですね(*^^)v
でも、このテレビ映画は娯楽性の高い面白い作品でしたので
沈まぬ太陽とはまた別の次元で楽しめるタイプでしたかね?!^^

テレビ映画も捨てたもんじゃないですよね~♪^^

3時間あっという間

>メルさんこんばんわ♪

外国のテレビドラマやテレビ映画は日本と違ってスケールがとても大きいので良質な作品ばかりがありますし、本作も例外じゃありませんでしたね。めでたしめでたしと思ったらまさかの展開が用意されてて二重に驚かされたのも高評価の理由です。
原作がまだ未完なだけに、自分も出来ることならあの後の続きがどうなるか知りたいですね~。もしかしたら他のナンバーがたくさん出てきたのかも?

逆に「沈まぬ太陽」は確かに本作と違って凄い骨太な作品ですし賛否も激しい内容ですが、自分はとても感動しましたよ♪良い脚本はやっぱり時間を忘れるくらい引き込まれるものがありますので、沈まぬ太陽も3時間あっという間でした。まだ鑑賞してなければメルさんにも是非オススメしたいです♪

ためになる記事でした

 はじめまして。この作品について調べていて、メビウス様のブログを知りました。結構他で評価が低かったので、こちらで高く評価されていて、とても嬉しかったです。(ヴァル・キルマーの長年のファンなので)
 主役の2人が共演している『Felon』(邦題はプリズン・サバイブ)はご覧になられましたか?低予算で作られた映画ですが、すごく良い作品です。ヴァルはここでの役のために又体重を増やし、その後作られたサーティーンではまだふっくらしています。
 ヴァルもスティーブンも、どちらも素晴らしい役者です。ぜひ彼らの出演作をご覧になって、コメント書いて下さいね。楽しみにしています。長文失礼しました。

>Mattogotrさんこんばんわ♪そして初めまして♪

実は自分もこの作品はいつもお世話になっているブロガー様が高評価を付けていた未公開作品だったので観てみたのですが、個人的には自分もツボにハマッてとても面白かったですね。元々サスペンスやシリアス系の映画は好きな方でしたので。

でも他では結構評価低かったのですか?う~ん、やっぱりそれは一般の作品と比べられたり、時間が長大だったという理由もあるかもしれませんが、自分の場合は未公開という部類で観てたので、それが高評価の理由の1つでもあったのかも?あとどんでん返しな展開も大好物なので、本作のオチもなかなか好きでしたw

2人がまた共演してるというプリズン・サバイブというのは初めて聞きましたが、低予算ということは未公開の部類でしょうかね?ヴァル・キルマーがまた体重増加とはなんか凄い体型を想像してしまう自分だったり・・^^;
良作駄作は兎も角として、もし見つけたらその時は是非借りてみたいと思います。貴重な情報有難うございました♪

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