劇場版 CLANNAD -クラナド-
【監督】出崎統
【声の出演】野島健児/中原麻衣/桑島法子/広橋涼/阪口大助/置鮎龍太郎/井上喜久子/緑川光/皆口裕子
【公開日】2007/9.19
【製作】日本

【ストーリー】
父親との間に問題を抱えた不良少年・岡崎朋也は、学校まで続く桜咲き乱れる坂道の下で一人の少女と出会う。少女の名前は古河渚。
渚は朋也に言う。『どうしてもこの坂道が上れないのだ』と。『だから一緒にこの坂を上ってくれないか』と。坂道が上れないのなら、学校に何か楽しみを見つければ上れるようになるはずだと提案する朋也。その言葉に触発されて、渚は廃部になった演劇部を再建しようと奮闘を始める。そしていつしか朋也も渚と行動を共にするようになり、やがて朋也は懸命な渚の姿に惹かれていく・・・
【コメント】
そいえば去年辺りに順次公開が地元にも回って来たのか、自分のホームグラウンドにも短期ではありますが超遅れて唐突に上映されていた記憶がある本作。原作のゲームを作ったkeyというメーカーさんは多数の作品がアニメ化されていますから自分もその存在は知っていたものの、生憎とその全てが未見なもんですからその時もスルーしてたんですよねぇ
なので今回ちょうどレンタル店での半額レンタルセールが行われていたので、気になっていた本作も借りてみてどんなものだろうと思って観てみました。

少々無愛想で非行気味な主人公の岡崎朋也と、病気のため1年間学校を長期休学していたという古河渚。物語はこの2人を中心にして2人の友人や家族、先輩など様々な人達との交流を通しながら、廃部となった演劇部の再興を目指していくといった内容で、なんか久々に正統な学園ドラマアニメを観たって感じがしましたね。劇場版ならではの美麗なアニメーションと相まった満開の桜咲き誇る序盤のシーンとか結構綺麗なものでしたし、ストーリー内でも古河家の親子のやり取りに翻弄される朋也も面白く、渚のお母さんに到ってはその若々しい姿にもびっくり!
それに渚だけではなく、生徒会の智代や杏、演劇部顧問の公子先生など、魅力的な女性キャラクターも多かったのも目に付きましたが、いかんせん渚と比べれば出番が非常に少なくて、引き立て役みたいな感じに見えなくも無かったかも?ちょっと勿体無い気がしましたし、公子先生なんて個人的に好きな声優さんの1人の皆口裕子だったもんだから、もっといっぱい絡んで欲しかったですね~w

・・あとやっぱりテレビ版の方も観ておらず自分はこれが初見だったせいもあるからか、正直結構首を傾げてしまう部分もちらほらとありました。
自分はこの作品っててっきり時系列通りに展開してると思ったんですが、後半辺りまで観てみたら実際はそうじゃなかった事が判明。学園の外での出来事・・特に途中で出てきた芳野という人物と朋也との車内会話の内容が最初ちんぷんかんぷんで、その後バイトに明け暮れている春原と芳野を見てさも初対面のような態度だった朋也を見て更に頭に『?』が出て来てしまった。その疑問が解けたのは後半の朋也の卒業後と意外な展開からだったのですが、それでもちょっと分り辛かった気がしましたね~。過去の回想シーンとかはもうちょっと明確にして欲しかったかもしれない。また朋也が見ていた夢にしても、何故渚も同じ内容の夢を見ていたのかはっきりしないままだった気もしたので消化不良っぽい部分も否めず(それほど重要じゃないとか?)。
劇画タッチの静止画に声優さんの声を合わせるという演出も妙に変な感じがし、それが多用されるもんだからますます変に見えちゃいました


しかし後半は絶望感に溢れてて朋也の心情を察すると確かに悲しいものがあったものの、周りの励ましや愛娘の姿を見て再び生きる希望みたいなものを見出していくラストは、人の絆の深さなどを感じる事が出来た気がしますね。まあ本来なら涙の1つでも出そうな感動的な作品なんでしょうけど、涙腺が脆くならなかったのはやはりこの作品に関する知識があまりに低いまま望んでしまったせいもあるかもしれないし、演出の拙さも要因の1つかもしれない。ゲームやアニメの方を経験すればクラナドの良作たる所以を再確認できると思うので、自分も近い内に手を出してみたいですね。

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非公開コメント

こちらにも

>劇画タッチの静止画に声優さんの声を合わせる
これは、「あしたのジョー」の出監督だからなんですよね。
この演出は、実は私もあまり好きじゃないです。

ゲームファンに言わせると、TVアニメシリーズも全然足りないそうですよ。
(ちなみに私はゲームをしないんでそこのところは良く分りません)
TVシリーズもかなり健闘しているとはいえ、アフターストーリーの最終回は「えー」って感じだったしね。
でも、号泣すること度々。京都アニメーションはクオリティも高いですし、映画の作画よりカワイイので観やすいかも。
頑張って制覇して下さい(^^)

ジョーな表現

>たいむさんこんばんわ♪

たいむさんのコメントを見て早速ウィキで検索したら、確かに出崎監督は『あしたのジョー』に関っていた監督さんでした。あの静止画はどうやら出崎監督の使う表現方法の1つだったみたいですね。・・・でもこの手のジャンルのアニメにはどーも畑違いな演出にも見えちゃうんですよね~?ジョーみたいな濃ゆ~いアニメにはピッタリな表現だとは思いますが・・(汗

クラナドはテレビシリーズでも内容が足りてないとなると、原作でもあるゲームの方がやっぱり面白いということなんでしょうかね~?アドベンチャー系のゲームは少々苦手なんですが、補完するからには食わず嫌いは駄目かも?(汗)懐と時間にも余裕があって中古で見掛けたらという好条件が揃ったら手を出したいですw

クラナド

私は本編のゲーム自体が未クリアなので、まずゲームからしようかな・・・。

初めましてでっす。

>souki_kishikoさんこんばんわ♪

劇場版の方もどことなく一見さんにはちょっと敷居が高い部分が見受けられたので、自分も観る前にアニメの方かゲームの方を少しかじっておくべきだったと思いました^^;
しかし内容自体はそれほど悪く無かったですし、女性キャラクターなども魅力的でしたから、初心者なりの視点で単純に観ても面白かったですね。

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