ウォッチメン(評価:◎)

【監督】ザック・スナイダー
【出演】ジャッキー・アール・ヘイリー/パトリック・ウィルソン/ビリー・クラダップ/マリン・アッカーマン/マシュー・グード/ジェフリー・ディーン・モーガン/他
【公開日】2009/3.28
【製作】アメリカ
【ストーリー】
ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機・・。かつて世界を揺るがした事件の陰には、常に<監視者>がいた。彼らは『ウォッチメン』と呼ばれ、人々を見守り続けてきたはずだった。そして今、一人のウォッチメンが暗殺された事から全ての謎は始まった。殺害現場に残された血の付いたスマイルバッジ。その事件をかぎ回りはじめた顔の無い謎の男。事件を追いかける先々で、何故か次々とかつてのヒーローが消されていく。
やがて、歴史的事件に関ってきたウォッチメンの隠された真実が明らかになるにつれて、想像を絶する巨大な陰謀が動き始める・・・。
【コメント】
見間違いでなければ冒頭でコメディアンが泊まっていたホテルの部屋のナンバーが300号室だった感じがして、そこにちょっとニヤッ
となってしまった自分。・・そいえばその『300(スリーハンドレッド)』も本作と同じく映像化不可能と言われたアメリカの漫画が原作の作品でしたが、ザック・スナイダー監督が再びその不可能を可能にしてすんなり(?)実現しちゃう辺り、もう不可能作品はザック監督に任せた方がいいんじゃない?と思えちゃうこの頃です
鑑賞する映画もかなり偏って来たせいか、話題作の予告編も拝見しないまま臨む事が最近多くなってきており、このウォッチメンも予告編は未見。せいぜい映画雑誌の情報と公式サイトの必要最低限の予備知識を入れていたくらいなので、自分には様々な歴史の影で暗躍していたヒーローたちの活躍!・・・と言うなんともざっくばらんな考えとはいえそんな内容を想像してたんですが、実際観てみるとそう単純明快ではなく、かなり深いものがありましたね。
ウー・イズムをコピったかのようなスローモーション映像や、群がる悪漢どもをバッタバッタとなぎ倒すアクションシーンなどは300でも効果的に使われていましたけど、本作でもウォッチメンたちの卓越したアクションの見せ場としてこれまたカッコ良く描かれている♪途中『なんでこんなに強いの?
』っていう根本的な部分が少々不透明だったのが疑問ではありましたが、まあそこら辺は些細な事であんまり突っ込むべき所ではないのかもしれませんね~。迫力があればいいのかもっ
そいえば本作も邦画の『20世紀少年』や『ヤッターマン』と同じく、原作のシーンや雰囲気をとことん忠実に再現したためファンの方々に高く評価
されており、その部分も見所と言っていいのかもしれませんね。・・残念ながら自分は原作未読なのでどのシーンが忠実だったかとかは分かりませんけど、それでもゲームや漫画の世界観を映像化するにあたって、やっぱり遜色ない作りにしてもらうと嬉しくなるってのは理解できますねっ♪自分もそういう配慮だけで評価を上げたくなっちゃう時
が多々あります(笑
また、ウォッチメンたちヒーローの活躍も見れるのも然る事ながらですが、彼らの仲間であったコメディアンが何者かに暗殺されたことにより、その裏で蠢く陰謀やヒーローの存在意義などを問う深いストーリーなどは、勧善懲悪のようなすっきりしたものを期待した自分にとっては全く予想外の結末。アメコミ原作でここまでダークな展開且つ濃い内容な映画といえば、去年の『ダークナイト』を思い出すのも然もありなんな気がしますし、本作のラストシーンにしても恒久な平和やそれを長く持続させていくには、容易な考えでは成し得る事が出来ないと言うのをまざまざと見せ付けられたような気がします
しかしエログロ込み+2時間超の長丁場なもんだから、いくら大人気アメコミでスタイリッシュな映像が映えてるとしても、観る人によっては多少げんなりしてしまう部分もあるかもしれない。前半部もウォッチメンたちの紹介や殺されたコメディアンの人物像などを多めに描いているため、正直ヒーローモノ大好きな自分もちょっとあくびの回数
が多かった。その分キーン条例なるものを破ってヒーロー活動を再開する後半はアクション
満載、驚愕の真実
とどんどん面白くなっていったので、総合的に観ればとても面白かった♪正に大人が楽しめるヒーロー映画といった感じですね。
『ウォッチメン』公式サイト

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見間違いでなければ冒頭でコメディアンが泊まっていたホテルの部屋のナンバーが300号室だった感じがして、そこにちょっとニヤッ


鑑賞する映画もかなり偏って来たせいか、話題作の予告編も拝見しないまま臨む事が最近多くなってきており、このウォッチメンも予告編は未見。せいぜい映画雑誌の情報と公式サイトの必要最低限の予備知識を入れていたくらいなので、自分には様々な歴史の影で暗躍していたヒーローたちの活躍!・・・と言うなんともざっくばらんな考えとはいえそんな内容を想像してたんですが、実際観てみるとそう単純明快ではなく、かなり深いものがありましたね。
ウー・イズムをコピったかのようなスローモーション映像や、群がる悪漢どもをバッタバッタとなぎ倒すアクションシーンなどは300でも効果的に使われていましたけど、本作でもウォッチメンたちの卓越したアクションの見せ場としてこれまたカッコ良く描かれている♪途中『なんでこんなに強いの?


そいえば本作も邦画の『20世紀少年』や『ヤッターマン』と同じく、原作のシーンや雰囲気をとことん忠実に再現したためファンの方々に高く評価


また、ウォッチメンたちヒーローの活躍も見れるのも然る事ながらですが、彼らの仲間であったコメディアンが何者かに暗殺されたことにより、その裏で蠢く陰謀やヒーローの存在意義などを問う深いストーリーなどは、勧善懲悪のようなすっきりしたものを期待した自分にとっては全く予想外の結末。アメコミ原作でここまでダークな展開且つ濃い内容な映画といえば、去年の『ダークナイト』を思い出すのも然もありなんな気がしますし、本作のラストシーンにしても恒久な平和やそれを長く持続させていくには、容易な考えでは成し得る事が出来ないと言うのをまざまざと見せ付けられたような気がします

しかしエログロ込み+2時間超の長丁場なもんだから、いくら大人気アメコミでスタイリッシュな映像が映えてるとしても、観る人によっては多少げんなりしてしまう部分もあるかもしれない。前半部もウォッチメンたちの紹介や殺されたコメディアンの人物像などを多めに描いているため、正直ヒーローモノ大好きな自分もちょっとあくびの回数



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