スターウォーズエピソード3 シスの復讐(評価:☆)

【監督】ジョージ・ルーカス
【出演】ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/へイデン・クリステンセン/フランク・オズ/イアン・マクダーミド/クリストファー・リー/サミュエル・L・ジャクソン
【公開日】2005/7.9
【製作】アメリカ
【ストーリー】
クローン大戦から3年、ジェダイ騎士団達は分離主義者の討伐の為に宇宙各地の惑星をクローン兵と共に未だ奮闘していた。
そんな中、パルパティーン最高議長(イアン・マクダーミド)とジェダイ評議会との間に亀裂が生じ始め、パルパティーンから絶大な信頼を得ている若きジェダイ騎士アナキン(ヘイデン・クリステンセン)は双方の意見の対立で板挟みとなる。しかし、ダークサイドの誘惑に魅せられた彼は権力と力、そして愛するパドメ(ナタリー・ポートマン)を救う力を手に入れるためにダース・シディアスと誓約を交わし、遂にシスの暗黒卿ダース・ベイダーとなる・・・
【コメント】
一応、数多のスターウォーズファンの内の1人として今作をどれほど待ち望んでいたか・・・もしかしたら今年一番楽しみにしていた映画かもしれません(^▽^;)
1作目から既に28年。遂にその歴史に幕を下ろすスターウォーズシリーズ最新作にして最終作(でもまだTV版がありますけど(笑)。
そして壮大なスターウォーズサーガの最後を締めくくるのに相応しい出来映えだったと思います。
前2作を遥かに上回る迫力の戦闘シーン、シスの親玉ダース・シディアスの登場や、ジェダイのアナキンからシスのダース・ベイダーとして生まれ変わる瞬間等、もぉ~今までの謎や秘密がどんどん紐解かれていくので、ファンにとっては手に汗握るほどの展開が津波の如く押し寄せてきますね。
また、ダークサイドに堕ちるまでのアナキンの心理描写も中々良く、ここら辺はヘイデン・クリステンセンの役者魂の魅せ所でもあったような気がします♪パドメの死の夢を見たり、ジェダイへの不信感も募り、そこをたたみ掛ける様にシディアス卿のダークサイドへの誘惑が絡み、心が揺れ動くアナキンの心情を上手く演じきっていたかとも思います。
後半のかなりドスが利いている厳つい目つきがカッコ良かったのもあるし、終盤でもある最後の決闘前で、オビワンに思いっきり激を飛ばすシーンなんか今までに無いシーンで、何か師に対して不満を全てぶつけている場面のようで凄く印象的でした。
その終盤シーン、特にオビワンとアナキンの師弟対決、そしてヨーダとシディアスの頂上対決。この2つの戦いの同時展開は否が応でも熱くなった!
シリーズ通してライトセイバーの決闘シーンは冴えないと、色々な所で酷評貰ってますけど今回はそれらを払拭するかのような激しい決闘で、ラストに向けて一気にヒートアップさせてくれます。
死闘の果てに結局はシス側の勝利、そして銀河帝国の誕生と言うバッドエンド的な流れで完結する今作なのですが、『ダースベイダー誕生秘話』と言うテーマの元にこの3部作は作られたわけですから、旧3部作のように最後は歌って踊って大団円みたいな明るいハッピーエンドを期待していたウチの従兄弟は『最後でがっかり』と言っていました(笑
個人的にはバッドかハッピーかよりも、今までの謎が一気に解けてすっきりしたような気分ですね♪(ヨーダとチューバッカが実は知り合ってたと言うのが一番驚いた事実でしたけど)
ホント♪スターウォーズ万歳♪p(^-^)q
※でも結局最後までルーカス監督が何処に居るか分からなかった・・・・(-_-;)
出ているシーンは某雑誌で知ったけど、実際『えっ?!どこどこ!!』と捜している内に次のシーンになってしまいました(T_T)(ホロリ
それにダース・ベイダーとなってあのマスクを付けた時の声ってジェームズ・アール・ジョーンズ?!!・・・なんか凄い似てたんだけどどうなのだろう・・・もう一度観る羽目になるかも・・?
『スターウォーズエピソード3 シスの復讐』公式サイト