崖の上のポニョ(評価:◎)

【監督】宮崎駿
【声の出演】山口智子/長嶋一茂/天海祐希/所ジョージ/土井洋輝/奈良柚莉愛/柊瑠美/矢野顕子/
吉行和子/奈良岡朋子
【公開日】2008/7.19
【製作】日本
【ストーリー】
海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。ポニョはアタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを宗介に助けてもらったのだ。しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。
ポニョは妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す・・・
【コメント】
モロ人面魚な姿なのでポニョも当初はマイナスイメージ
しか持ち合わせていませんでしたけど、後から宗介と同じ子供の姿になるので、自分もつくづく予告編やCMで良し悪し決めてるな~なんて思っちゃいましたねぇ(^^;)その人間の子供に姿を変えたポニョは可愛いだけじゃなく、人間の生活を初めて体験する無邪気な仕草などが多彩でとても面白いキャラクターでした♪
でも最初ポニョの世界観は自分達の住んでるような世界とそれほど大差無いように思いながら観てたんですが、宗介がポニョを拾って皆に見せてもおったまげたり不気味がったりもしていませんでしたし、宗介のママのリサも子供の姿になったポニョを普通に受け入れて接している辺りを見ると、現実の世界と似てるけど少し異なってるような世界みたいですね。
後半では町が海の中に水没してしまうと言う大惨事になってしまうのに、住人達はあまりパニックになってたりもしなかったから『凄い冷静な人達だな~・・』って大人気ないツッコミを入れたくもなってしまいましたけど、なんでもポニョで描かれている海は決して背景などではなく、キャラクターの1つとして描かれているとの事なので、宗介や他の人達もあの水没を災害の類と捉えていなかったのかもしれませんね
また今回はアニメーションの方も全て手描きと言う事で、今からして見ればまるで時代を逆行(?)してるかのような試みにも見えてしまう。しかしこれが逆行どころか、CGアニメなどにも負けない緻密な描写で舌を巻いてしまった。
冒頭のクラゲの大群や大小様々な古代魚が泳ぎ回る姿に目を奪われ、キャラクターの1人でもあるという海や津波
の躍動感も迫力があって驚かされてしまう。この手書き手法によってジブリスタッフのこだわりみたいなものも見て取れるし、改めてその職人魂に拍手
を贈りたくなってしまいましたね。
毎回気にしてる声優の面々に関しても所ジョージが最初違和感
を覚えましたが、フジモトはポニョを心配するあまり、気持ちが空回りしてどこか抜けてるダメパパっぽいキャラクターなので、聞いてく内にだんだんとハマっていったように思う。その他で気になったのは赤ん坊を抱えていた婦人役を柊瑠美が演じてた所でしょうか。千尋を演じてた少女の声からすっかり大人の女性の声に変わってしまったようで、ちょっと時の流れの早さを感じました(笑
人間の少年と魚の少女の交流は、子供のみならず大人でも心が温かくなるようで、観た後は結構清々しい気持ちにさせてくれる『崖の上のポニョ』。手書き描写に圧倒。母親を探すプチ冒険に胸がドキドキ。バカバカ乱舞には大笑いしてしまったりと、とにかく色んな部分に見応えがありました♪
藤岡藤巻と大橋のぞみちゃんが歌う主題歌
も、映画館のみならず近くにあるゲーセンやデパートでもひっきりなしに流れていて連携取り過ぎwwあれだと嫌でも頭にこびりついてしまいます。
自分もこの記事をパソコンで打ってる最中何度か口ずさんでしまいましたねぇ。
『ポ~ニョポ~ニョポニョ魚の子~♪』(ここだけw)
『崖の上のポニョ』公式サイト

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モロ人面魚な姿なのでポニョも当初はマイナスイメージ

でも最初ポニョの世界観は自分達の住んでるような世界とそれほど大差無いように思いながら観てたんですが、宗介がポニョを拾って皆に見せてもおったまげたり不気味がったりもしていませんでしたし、宗介のママのリサも子供の姿になったポニョを普通に受け入れて接している辺りを見ると、現実の世界と似てるけど少し異なってるような世界みたいですね。
後半では町が海の中に水没してしまうと言う大惨事になってしまうのに、住人達はあまりパニックになってたりもしなかったから『凄い冷静な人達だな~・・』って大人気ないツッコミを入れたくもなってしまいましたけど、なんでもポニョで描かれている海は決して背景などではなく、キャラクターの1つとして描かれているとの事なので、宗介や他の人達もあの水没を災害の類と捉えていなかったのかもしれませんね

また今回はアニメーションの方も全て手描きと言う事で、今からして見ればまるで時代を逆行(?)してるかのような試みにも見えてしまう。しかしこれが逆行どころか、CGアニメなどにも負けない緻密な描写で舌を巻いてしまった。
冒頭のクラゲの大群や大小様々な古代魚が泳ぎ回る姿に目を奪われ、キャラクターの1人でもあるという海や津波


毎回気にしてる声優の面々に関しても所ジョージが最初違和感

人間の少年と魚の少女の交流は、子供のみならず大人でも心が温かくなるようで、観た後は結構清々しい気持ちにさせてくれる『崖の上のポニョ』。手書き描写に圧倒。母親を探すプチ冒険に胸がドキドキ。バカバカ乱舞には大笑いしてしまったりと、とにかく色んな部分に見応えがありました♪
藤岡藤巻と大橋のぞみちゃんが歌う主題歌

自分もこの記事をパソコンで打ってる最中何度か口ずさんでしまいましたねぇ。
『ポ~ニョポ~ニョポニョ魚の子~♪』(ここだけw)
『崖の上のポニョ』公式サイト

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