【DVD】茄子 スーツケースの渡り鳥(評価:◎)

【監督】高坂希太郎
【声の出演】大泉洋/山寺宏一/坂本真綾/大塚明夫/佐々木誠二/佐藤祐四/
【レンタル日】2007/10.24
【製作】日本
【ストーリー】
世界三大レースの1つである『ヴェルタ・ア・エスパーニャ』最終日前日に国民的英雄のレーサー、マルコ・ロンダニーニの死が報じられた。ぺぺのチームメイト、チョッチは同郷の先輩だったマルコの自殺により、レーサーとしての生活に疑問を感じ始めるようになる。
そんな中、マルコの死の悲しみを胸に秘め、ぺぺ、チョッチほかチーム・パオパオビールはジャパンカップが開催される宇都宮へと向かう。来年でチームが無くなるパオパオビールだが、初来日で地元の応援もあり、チームはレースを前に意気が上がる。しかしレース前日、チョッチはポイントのために強いられる苦しいレース生活から来年で引退する事をぺぺに告白する・・・
【コメント】
本作の隠れた主役である茄子
が前作同様物凄く美味しそうっ♪ウチの自家製農園ではデカイナスしか作ってないので、一つまみでパクッと口に運べるミニサイズの茄子の方が美味しそうに見えてしまいます。
2003年に公開された『茄子 アンダルシアの夏』の続編である本作は、前回のスペインから今回はジャパンカップが行われる日本へと舞台を移し、主人公のぺぺを中心にロードレースの迫力とレーサー達の知られざる苦悩が描かれています。
自転車ロードレース
って競輪以上にルールを知らないんですけど、本作ではそのレースの裏側にある過酷さや辛さが、ぺぺのチームメイトであるチョッチという人物の視点から映し出されており、50分弱という短い時間の中でもそれが良く分かる内容となっています。
レースの前にはボクサーのように食事制限が徹底されていると言うのもその1つですが、所属しているチームが解散となると全員クビになってしまい、選手たちはまた一から自分でチームを探して回らなければならないと言う苦労がプロになってからも延々と続くという厳し過ぎる現実。安定している職業とはとても言えず、そう言った悩みはチョッチだけじゃなく全てのロードレーサーが抱える不安でもあるんでしょうね~。更に色々な大会に出て各地を転々をしなければならないから、家族を持つ者にとっても辛い職業のような気がする。ぺぺのように勝つ事に執着して先の事は後から考えるって人にしか向いてなさそうですね・・・(汗
また、前作でも疾走感に満ち溢れていたロードレースシーンは本作でも健在。ロードレースの専門用語やレース中の駆け引きなどはこれまた良く分からないんですが、それでも手に汗握る迫力は素人の自分にも理解できる。レースのラストスパートに見せるスピード感や選手達の必死の形相がアップで映る場面などは凄い描写で見所の1つですね。
前作と本作の監督の高坂希太郎は宮崎駿作品でもお馴染みの作画監督なので、その手腕が今回も如何無く発揮されているのが分かりますけど、ジブリ作品に長年携わってきたためか、やっぱりジブリアニメを観てるような錯覚を覚えるんですよねぇ~(^▽^;)。前作も劇場で初めて観た時、『ジブリアニメの最新作がもう出たの?』なんて勘違いしてましたからね~自分
キャストの大泉洋も前作の初声優と違ってすっかり場慣れしたような感じでぺぺ役をすんなりこなしていましたし、チョッチ役の山ちゃんも合ってるから声優陣も隙が無い。今回のヒロインのひかるも髪型が自分の好きなポニーテールだから、かなり魅力的なキャラクターでしたねw
OVAとしても結構完成度の高い作品なので、またシリーズ化されないものかと期待してしまいます♪
『茄子 スーツケースの渡り鳥』公式サイト

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本作の隠れた主役である茄子

2003年に公開された『茄子 アンダルシアの夏』の続編である本作は、前回のスペインから今回はジャパンカップが行われる日本へと舞台を移し、主人公のぺぺを中心にロードレースの迫力とレーサー達の知られざる苦悩が描かれています。
自転車ロードレース

レースの前にはボクサーのように食事制限が徹底されていると言うのもその1つですが、所属しているチームが解散となると全員クビになってしまい、選手たちはまた一から自分でチームを探して回らなければならないと言う苦労がプロになってからも延々と続くという厳し過ぎる現実。安定している職業とはとても言えず、そう言った悩みはチョッチだけじゃなく全てのロードレーサーが抱える不安でもあるんでしょうね~。更に色々な大会に出て各地を転々をしなければならないから、家族を持つ者にとっても辛い職業のような気がする。ぺぺのように勝つ事に執着して先の事は後から考えるって人にしか向いてなさそうですね・・・(汗
また、前作でも疾走感に満ち溢れていたロードレースシーンは本作でも健在。ロードレースの専門用語やレース中の駆け引きなどはこれまた良く分からないんですが、それでも手に汗握る迫力は素人の自分にも理解できる。レースのラストスパートに見せるスピード感や選手達の必死の形相がアップで映る場面などは凄い描写で見所の1つですね。
前作と本作の監督の高坂希太郎は宮崎駿作品でもお馴染みの作画監督なので、その手腕が今回も如何無く発揮されているのが分かりますけど、ジブリ作品に長年携わってきたためか、やっぱりジブリアニメを観てるような錯覚を覚えるんですよねぇ~(^▽^;)。前作も劇場で初めて観た時、『ジブリアニメの最新作がもう出たの?』なんて勘違いしてましたからね~自分

キャストの大泉洋も前作の初声優と違ってすっかり場慣れしたような感じでぺぺ役をすんなりこなしていましたし、チョッチ役の山ちゃんも合ってるから声優陣も隙が無い。今回のヒロインのひかるも髪型が自分の好きなポニーテールだから、かなり魅力的なキャラクターでしたねw
OVAとしても結構完成度の高い作品なので、またシリーズ化されないものかと期待してしまいます♪
『茄子 スーツケースの渡り鳥』公式サイト

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