【DVD】トランスモーファー 人類最終戦争(評価:×)
【監督】レイ・スコット
【出演】マット・ウォルフ/グリフ・ファースト/エリザ・スウェンソン/エイミー・ウェバー
【公開日】未公開
【製作】アメリカ
【ストーリー】
2000万光年かなたの惑星で発見された『謎の生命体』。人類は平和と友情のメッセージを送った・・・しかし5年後、返って来た返答は『宣・戦・布・告』だった。人類の9割を数時間で自滅に追いやり、瞬く間に地球を占拠した侵略者たち。わずかな生存者たちは地下に逃れながらも、人類の存亡をかけた戦いに挑む・・・
【コメント】
開始早々1分たらずでなんと地球人類の殆どが死滅!!!もの凄い突飛過ぎて最初から付いて行けず、あぼーん(・□・;)とアホみたいに開いた口も中々塞がりませんでした・・・(汗
まあこんなしょうもないタイトル名なので最初から元ネタの方と比較するのもおこがましいんですけど、それでもイチロボット好きとして、もしかしたらカッコイイトランスフォームをするロボットが登場するのでは?なんて淡い期待を込めて鑑賞していたんですよねぇ~
確かにお目当てでもあったロボットは出て来て、拙いながらも可変などをしてそれとな~くトランスフォームっぽい事も披露してくれるんですけど、そのロボットの種類が全編通して3種類くらいしかいないってのはいくらなんでもしょぼ過ぎると思いましたね(--;)
ハエみたいにブンブン飛ぶロボットに、砲台みたいなものに変形するロボット。ラスボスみたいな感じのドデカイロボットと、観た感じだとたったこれだけ。まるっと魅力がありませんでした・・
おまけにロボットのビジュアルもダサくて動きもかなりぎこちない。ハリーハウゼンのストップモーションアニメの方がまだ凄いと思えるくらいなんです(笑)。ロボットの攻撃も凄い単調なもんですから迫力が無きに等しく、とてもじゃないですけど地球に飛来してものの数時間で人類を死滅させたという設定が過剰過ぎですねぇ~。・・・なんかボロクソに難癖ばっかり付けてますけど、観た感じだと褒める部分が何一つ無いので、自分の望んでた唯一の期待は見事に打ち砕かれと言っても良いですね(怒)
そのロボットも駄目ならストーリーの方も更に輪を掛けたように酷くて、特に前半は(一応)キモでもあるロボットが殆ど出て来ないため、出演者のダラダラな会話と内輪揉めみたいな内容のエンドレスで生あくびが出てしまいます。
人物設定もおかしなもので、冷凍刑に処されていた主人公が実はサイボーグだったという経緯も突然過ぎて意味不明ですし、その主人公が以前付き合ってたという元・恋人のような女性の結婚相手が、これまた同じ女性という点にもかなり驚愕『私の妻だっ!!』と襟首掴みながら主人公の前で怒鳴る夫女性。でも主人公は大して驚かない。それどころか任務を最優先にする。さすがサイボーグ、変な所で感情を殺してます(^▽^;)
今年はあまり地雷映画観ないようにしてるんですが、やはりこういうタイトルだと欲求のほうが勝ってついつい手を出してしまい、その結果見事に地雷を踏んでしまいました(汗
『トランスフォーマー』観た後だとどうしても気になっちゃいますけど、大抵メジャーの作品から取って付けた様なタイトルのB級って全然当たりがないんですよね・・。以前観た『合衆国沈没』とかもそうでしたし、本作もまた同様ですね。
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