ファンタスティック・フォー 銀河の危機(評価:○)

【監督】ティム・ストーリー
【出演】ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ/クリス・エヴァンス/マイケル・チクリス/ダグ・ジョーンズ/ジュリアン・マクマホン/ローレンス・フィッシュバーン(声の出演)
【公開日】2007/9.21
【製作】アメリカ
【ストーリー】
日本では駿河湾が凍結し、エジプトでは雪が降り、そしてロサンゼルスでは大停電が起こるという怪現象が発生。その異常現象の原因は全身銀色に輝く宇宙からの使者・シルバーサーファーが引き起こしたものだった。更に彼が現れた惑星は、各地に異常現象を引き起こしながらわずか8日間で滅亡してしまうという・・
そんな中、今や全米の有名人となったファンタスティック・フォーのリードとスーは結婚式を挙げることに。しかし、挙式当日、彼らの前にシルバーサーファーが姿を現した・・・
【コメント】
駿河湾から富士山ってあんなにクッキリハッキリ見えましたっけ?・・・・・まあ、そこのところは駿河湾で実際に漁を営んでる人達が一番良く知ってるとは思いますが、外国人の描くなんちゃってジャポン

ゴム男のリードにバリア女のスーザン、火の玉男のジョニーと岩男のベンという4人のチームで構成されたファンタスティック・フォー。その能力は同じアメコミで様々な超能力を持ったあの『X-メン』などと比べると少し地味なんですけど、この4人がお互いの能力を上手く使いこなし、巧みな連携プレーで敵を打ち倒す清々しい勧善懲悪っぷりが特撮大好きな自分の琴線に触れるものがありましたし、またジェシカ・アルバのお色気シーンといったムフフな場面も個人的には見所の1つだったので、前作はかなり面白かったというのが印象に残っているのですが、続編となる本作は4人の連携プレーやジェシカのお色気といった個人的見所が随分縮小されてる感じがありましたね。
見せ場となる戦闘シーン等は連携よりもむしろほぼヒューマン・トーチことジョニーの独壇場のように見え、すっぽんぽんになるスーザンのサービスショットも1回しかなかったりと、物足りない部分もあったのは否めませんでしたが、スーザンが結婚式の時に着ていた胸元スレスレの純白ドレスがちょっとセクシーだったのは唯一の救いだったかもしれません(笑
けどそれとは別になりますが、今回はMr.ファンタスティックことリードが妙にカッコいいっ♪前作は初めて見たキャラクターなもんですからあまりリーダーという感じに見えなかったけど、とある森の場面で軍のお偉いさんに仲間を侮辱された事からちょっとムカッと来て、すかさず面と向かって啖呵切るシーンが『おっ♪リーダー、カッコイイ♪』なんて思っちゃいましたよ♪伸縮自在のゴムゴム体は4人の中では一番能力が地味ですけど、リーダーとしての素質は名前の通りファンタスティックな成長を遂げていました。
しかしファンタスティック・フォーの4人の成長は伺えても、本作から初登場のシルバーサーファーは、途中から味方になってしまうので敵としての魅力があまり感じられず、また前作から引き続き登場となったドゥームも後半で中途半端な退場をしてしまうもんですから、今回は悪役側の成長はあまり見受けられませんでしたね。
全身メタリックボディのシルバーサーファーはなんでもアメリカ

自分もシルバーサーファーは本作で初めてお目にかかったキャラクターなので、個人的な第一印象としてはあの『ターミネーター2』のT-1000型と『バーチャファイター』のデュラルに似てるなぁ~なんて思ったのですが、デュラルはともかくT-1000型は実際にこのシルバーサーファーのデザインを流用したと言うのですからなるほどぉと納得です♪相も変わらず嫉妬パワー全開のドゥームもダースベイダーのモデルになったという程ですし、ファンタスティック・フォーに出て来るキャラクターは後々に出て来る色々なキャラクターのモデルになって、そして色々な人達に変わらず愛されてるんだなって事を改めて知りました。
でもふと思ったのですが、シルバーサーファーの母星はゼンラという名前なんですけども、これってサーファーの姿が全裸な事となんか関係があるんでしょうか?
スーザンを見て『母星にいる恋人に似てる』とも言ってましたが、確かにスーザンも透明になると全裸になっちゃうから、ますます否定できないゼンラと全裸の関連性w
原作読んだ事無いから自由で面白い想像出来ちゃいました(^▽^;)
『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』公式サイト

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