ストリングス

【監督】庵野秀明(ジャパン・バージョン)
【出演】草剛/中谷美紀/劇団ひとり/優香/小林克也/香取慎吾/伊武雅刀/戸田恵子/市村正親
【公開日】2007/5.12
【製作】デンマーク

【ストーリー】
すべての人間の手足や頭から糸が伸び、天へと伸びているマリオネットの世界。ある日、ヘバロン王国の国王カーロが自らの頭の糸を切って自害し、息子のハル王子に王位を譲ろうとするが、腹黒い王弟ニゾが兄の遺書を握りつぶし、その死を敵対する一族ゼリスの仕業に見せかける。真相を知らぬままハルは父カーロの仇を討つため、家臣のエリトと共に旅に出る・・・


【コメント】
人形劇を見るのも久々な感じがしますが、映画として観るのは初めてな気がします。なんか自分が思っていた以上にその人形の動きが滑らかでリアルだったのもあり、魅入ってしまう部分もありました。

こういう人形劇に留まらず、謀略に満ち、国の王座を巡るストーリー展開は、映画やゲーム等様々な分野で何度か見た事もあるので特別真新しいものは感じなかったんですけど、天高く吊るされた糸によって体を支えられ、糸が切れてしまうと生命も同様に切れてしまうというマリオネットの世界観は斬新であり独創的です。
怪我をして使い物にならなくなってしまった腕を捨て、代わりに奴隷の手を代用として使うという風に、マリオネットの世界だからこそ筋が通るそんな設定も気に入ってしまいました。
なかでも牢屋でアイケの赤ん坊が誕生するシーンが特に良かった♪母親の糸を伝って白い糸が舞い降り、その糸が赤ん坊に繋がれる事で新たな命が生まれるシーンは何とも神秘的な雰囲気を漂わせていましたね。

また映画の中では人形しか出て来ませんけど、この作品を観る上でやはり忘れてはならないのが、影の功労者でもある多数の人形師達の存在が外せない。
冒頭の一番始めにだけその人形師達の活動風景みたいなシーンが写るんですけど、熟練の技と経験によって巧みに操る彼らの人形繰りは、素人目で観ても素晴らしいものがあります。人形1体で数人掛かりと聞きますから、終盤の森での戦いは一体何人の人形師達が操っていた事か・・?下で人形も戦ってる間、上ではそれを操ってる人形師達も静かに戦っていたんでしょうね~。


デンマーク産の人形の顔は日本人の好みに合うか分からず、そこですでに好き嫌いが分かれそうな気もしますけど、人形を操って作る映画というのはストップモーションアニメと同じくらい手間が掛かるもんなんだなと観て感じ取る事が出来た。本作『ストリングス』はそういった製作側の努力も評価に値する作品だと思いますね。
ただ個人的に我侭な要望も言わせてもらうと、出来れば人形には口パクの表現も加えてもらいたかったのもありますね。声優陣が喜怒哀楽を声で表しても、口とか動いてないから微妙に違和感ありました。声は結構合ってる人多いと感じましたが、香取慎吾は声色も変えて一番上手かったんじゃないでしょうかね?悪役と言う所も珍しかったです。

『ストリングス ~愛と絆の旅路~』公式サイト

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人形達の生きる世界。ヘバロン国の王・カーロは、自らの犯した過ちを償うために、息子ハルに王位を譲り命を絶った。しかし王位を狙うカーロの弟ニゾとその家臣ガラクの陰謀により王の遺言はハルに届かず、敵対する一族・ゼリスが父を殺したと吹き込まれたハルは、復讐のた..
結構前から存在は知っていて、なんとなく気になっていた「ストリングス ~愛と絆の旅
糸で操られたマリオネットが命を持っているという異色な設定。屋根があっては都合悪いので雨の日にはいつもびしょ濡れです・・・
デンマーク生まれのドールムービー。製作に費やした長い年月と苦労のほどが伝わってくる。ストーリーは神話のよう。手足や頭から糸が伸び、天へと伸びているマリオネットの世界。糸の存在を意識さ
原題STRINGS製作2004年デンマーク/日本時間93分監督アンデルス・ルノウ・クラルン/庵野秀明出演草なぎ剛中谷美紀劇団ひとり優香小林克也香取慎吾storyへバロン王国では何百年にも渡り争いが続いていた。国王カーロは自害し、息子ハル王子に平和を託した。しかし弟ニゾは..
あらすじすべての人間の手足や頭から糸が伸び、天へと伸びているマリオネットの世界があった。ヘバロン王国の国王が、ある日、自らの頭の糸を切って自害し、息子のハル王子に王位を譲ろうとする。だが、腹黒い王弟、ニゾが兄の遺書を握りつぶしその死を敵対する一族の仕業...

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