それでもボクはやってない

【監督】周防正行
【出演】加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司/他
【公開日】2007/1.20
【製作】日本

【コメント】
フリーターの金子徹平は、通勤ラッシュの電車の中で女子中学生から痴漢をした言われ訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行ったが、訴えもむなしくそのまま警察に連行され、留置所暮らしを余儀なくされてしまう。そしてその日から、無実を訴える金子の長く辛い戦いが始まった・・


【コメント】
自分も車を持ってからはもう何年も電車には乗っていませんが、同じ男としては何時いかなる時に当事者になるか分かりませんので、結構腹を据えての観賞になりましたです。

『シコふんじゃった。』や『shall we ダンス?』でお馴染み周防正行監督の11年ぶりの最新作。笑いや涙に溢れた前作品とは打って変わり、今回は本格的な社会派映画となっています。

裁判モノの第一印象ってやっぱり『堅苦しい』と言うイメージが沸いてきますし、本作もそのイメージは拭えませんが、全然『飽き』と言うものがありませんでしたし、『眠気』も起こりませんでした。
とにかく全編通して本当にリアルな視点で描かれており、圧倒されましたね。長年に渡って取材に取材を重ね、重厚な脚本を作り上げた周防監督の超が付くほどの徹底さが伺えます。

当然法律用語もじゃんじゃん出てきますし、チンプンカンプンになるのかと思いきや、役所広司や瀬戸朝香ほか、劇中の登場人物たちがなるべく分かり易く説明してくれる辺りがなんとも上手い配慮♪傍聴オタクなんてのがいるのにも驚きですw。

でもそれ以上に驚いたのが、この映画のキモでもある日本の裁判制度の問題点の数々。有罪率99.9%なんて、絶望的な数字じゃないですか(汗)本間博太郎のようなアドバイザーがいなければ、示談で済ませたいという気持ちにもなってしまいますよ・・自分だったら留置所で4ヶ月どころか1週間もつかどうかすら怪しすぎる・・
警察の脅迫じみた事情聴取やいいかげんな調書にも呆れてしまいますが、ああいう風に示談等を促して早期解決したいのも、後で自分が法廷の証言台に立って色々と質問攻めされるのが嫌だから?又は面倒臭いからなんて言う思惑も含んでいるのではないでしょうか?あの刑事の言動や行動から何となくですが想像出来てしまい、役所が憤るのも納得って感じです。

それに裁判官の方にも問題がある。無罪推定より、有罪推定優先で進めてしまう辺りにも腹立たしさを覚えますし、途中で裁判官が入れ替わると言うその制度にも首傾げ。裁判官としてのキャリアと出世のためだけに、無実の被告人を取り敢えず有罪、なんて事されたらたまったもんじゃないですよ。裁判官全てが小日向文世みたいな奴だとは思いませんけど、なんか見る目が180度変った気がする・・

でもこんなに疑問に思う事だらけなのに、よく裁判員制度なんて導入しますよね。徹平のような人を裁くとなると、裁判員制度は良くも悪くも諸刃の剣となりそうな予感がしてなりません・・
しかし痴漢冤罪を通し、あまり知る事がなかった日本裁判の不確かさを勉強できた上では、非常にためになる作品。
面白い・面白くないと言うより、少なくとも日本に住んでる人は一度観た方がいいかもしれませんねw

『それでもボクはやってない』公式サイト

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「それでもボクはやってない」は痴漢と間違えられたフリーターの青年が無罪を訴えて裁判と闘うストーリーである。周防正行監督11年ぶりの作品として現在の裁判の現実と問題点を忠実に描かれた作品として注目だ!
見てきました。。。 いや~大変ですよね。。。無実なのにあれよあれよで有罪決定說 世の中にはいろんな事件があるけど 納得できないものいっぱい獵 うさぎの納得いかない事件は飲酒運転で子供を2人殺してるのに 結構軽い判決が下りた事件。。。 子供
シンプルな作りなのに,素晴らしく奥深い見応え。
 日本 ドラマ 監督:周防正行 出演:加瀬亮     役所広司     瀬戸朝香     山本耕史フリーターの金子徹平は会社の面接に向かうため通勤ラッシュの電車に乗っていた。そして乗換えの駅でホームに降り立った彼は女子中学生から痴漢行為を...
今日、映画「それでもボクはやってない」を鑑賞してきました。
監督:周防正行出演:加瀬 亮   瀬戸朝香   山本耕史   もたいまさこ   役所宏司   小日向文世裁判が真実を明らかにしてくれる!っておもっていただけに・・・ショックでした。わたしだったら、遠山の金さんに裁いてもらいたいです!以下、ネタバレ感想
 評価:◎  無実度:0.1%評価表(★:絶賛! ☆:面白い! ◎:良かった♪ ○:普通 △:ややつまらない 凹:ヘコむ ×:観ちゃいけない)『あらすじ』 面接を受けに行くために、満員電車に乗り込んだフ
「それでもボクはやってない」を鑑賞。
それでも、それでもボクはやっていない。控訴します!!刑事事件で起訴されたら有罪率99.9%、冤罪事件にかぎっても97%が有罪になるという実態・・ 仕事もせずブラブラしていた金子徹平(加瀬亮)、ようやく面接にこぎつけて会社に向かうが途中で履歴書を忘れたこと
びっくりしたのは、(きっと誰もがそうでしょうが…)「裁判」それも「冤罪事件」をまとに絞った映画と言う事で、決して皮肉たっぷりに描いたエンタメ性の作品ではなく、全篇を通してかなり真面目、それもリアリティにこだわった作品だと言うことです。前半、拘置所内での詐
すごいリアルに作りこまれた映画やとは思うけど、やっぱり邦画バブルの中ではその魅力はだいぶ、、、。
監督:周防正行 CAST:加瀬亮、役所広司 他STORY:フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、ある日満員電車で痴漢に間違われ拘留されることに・・・・良かったです!周防監督が徹底的にリアリズムにこだわったというだけあっての生々しさ、そして2時間を超える上映時間も
監督・脚本=周防正行。音楽=周防義和。撮影=栢野直樹。満員で身動きが取れない電車の中で、もしあなたがやってもいない痴漢に間違われたら…。その後に待ち構えるおそるべき現実を前にして、満員電車に乗るのが怖くなってしまう。☆☆☆☆★★
ジョージ・ルーカスとか、テレンス・マリックとか、ブランクのあいた監督の作品を見るにつけ、期待してもあかんやろな~と思う間もなく、すぐに2件の痴漢が始まり、間違われて、取調べされて、勢い流されるままに留置場泊まりになり、自分は悪いことしてないからすぐに出ら
観てきましたー学校で法学やってるしゼミは刑事訴訟やし、冤罪とか再審も調べてたしでこれは観とかんとってことで行ってきましたチケット買お思ったら見知らぬおばさんから「ペア招待券あるんですけど、私1人なんでよかったらどうですか?」て言われてえ....
おかしい日本の裁判裁判とは何か?そして真実とは・・・今、運命の法廷が開かれる
評価:90点
それでもボクはやっていない上映時間 2時間23分監督 周防正行出演 加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史 もたいまさこ 役所広司評価 7点(10点満点)会場 東商ホール(試写会)簡単(テキトー)あらすじ電車の中で痴漢に間違えられ、それからなんだかんだでラ....
 会社の友人(ブロガーではない)にかなり勧められ、それでもボクはやってないを見てきました。
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ええと、当初見るつもりでは無かったこの映画、ところがネット上のあらゆるところで絶
映画「それでもボクはやってない」を観てきました!!痴漢冤罪事件を題材にした周防正行監督の映画で、かなり話題になってるし、電車に乗ることも多くずっと気になってたので、観たいと思ってたんですよ。こんな内容の映画です。↓↓↓『大事な就職の面接を控えた....
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周防正行監督の『Shall we ダンス?』以来11年ぶりの作品。その11年ぶりの作品は、これまでの周防作品とは全く異なる社会派の映画。しかもその内容は、単に映画と言う枠を超え、ほとんどドキュメンタリーと言ってもいい様な、非常に重い、意味のある内容となっています。重す
「それでもボクはやってない」を観てきました~♪フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、就職の面接に向かう途中の電車の中で、中学生から「痴漢したでしょ!」と訴えられる。捕まった当初から、終始一貫して無罪を主張するが・・・人気Blogランキング   ↑押せば、冤罪
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 主人公が警察の取調べを受ける場面、コワいな~と思いました。少し前のシーンで別の痴漢の現行犯が自白する場面がありましたが、←この場合は本当に痴漢してたけど、「私人による逮捕」→「自白あるべし」の図式がまかり通っているんですね。そこにはもう冤罪の可能性の入
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[ それでもボクはやってない ]をアミューズCQNで鑑賞。僕もモノづくりの端くれとして経験があるが、作ることからしばらく遠ざかっていた時に、いざ、作ろうという気持ちを奮いたたせるのは、口でいうほど簡単にできることではない。そこには、作り手を作ることへ向かせるだ
「Shall We ダンス?」の周防正行監督が、11年ぶりに作った映画。「Shall We ダンス?」はかなり好きな映画なので本当は映画館で観たかったのですがDVDで鑑賞となりました。(T^T)フリーターの金子徹平は大事な就職の面接を控えた日の朝、満員電車から駅のホー
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あらすじフリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子学生に痴漢したと訴えられ、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった・・・。感想数多くの映画賞に輝いた『それボク』が早くも地...
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これが、裁判。

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一度全ての裁判官首にしないと変わらないかもしれませんね

何時もお世話になっております。
すみませんTBの内容1件間違いましたので削除お願いします。
私も普段は車通勤なので電車に乗る事はありませんが、職場では色々セクハラにとられない様に気を使う事はありますね。
セクハラ裁判ってまっぴら御免ですから・・・
先日も無実の人を有罪にして懲役3年の実刑で服役させていた事が発覚したばかりですからね。これを申し訳ないの一言で済ます事事態が大間違いで判決を言い渡した裁判官と捜査をずさんにした警察の関係者に懲役3年以上の実刑を言い渡さないといけないですね。
一度選挙で裁判官全て首にしてそう入れ替えした方が良いのかもしれません。

こんにちは~

メビウスさん~

あけましておめでとうございます~(遅過ぎですね~)
今年もよろしくです~ペコリ(o_ _)o))

罰則とか

>PGM21さんこんばんわ♪

あ、その3年の実刑判決受けた冤罪事件って、富山県のですか?あれヒドイですよね。警察のずさんな行動の内容が本作とそっくり!・・と言うかそのまんま!警察と裁判官はお金での解決じゃなく、ホントその人の時間を返しなさいって感じです。もしくは自分達も同じ時間服役するとか。
この映画を観て、裁判制度もそうですが裁判官のシステムも見直して欲しいですね・・

>うさぎさんこんばんわ♪

わはは・・(^^;)あけまして言うのが3週間くらい遅いですよ?(笑
でも今年もヨロシクお願いいたします♪うさぎさんの子供達も今年1年元気でいてくださいね♪

日本の裁判って、はなから有罪と決めつけていたのか!とおもうと・・・
すごくやるせない気持ちになりました。
だからこそ裁判員制度がはじまったら!と意気揚々でしたが・・・
人が人を裁くって・・・難しいことですね。
はたし裁判員制度って、日本人には受け入れられるのでしょうか~?!
多いに疑問を残した映画でした。

点数稼ぎ的制度

 ども、たましょくです♪

 「無罪病」などとゆー言葉があったこともショックです。
無罪にすることがまるで病気か何かよーに扱われ、法廷に
立たされた被告は、確実に「有罪」にするべきとゆー流れ
は、本当に腹立たしい。

 たましょくもこの映画はとても興味深く観賞出来たので
すが、あまりも報われない主人公と裁判制度のずさんに、
評価を上げることが出来ませんでした(内容は良かったと
思います)

裁判員制度よりも・・・

>えふさんこんばんわ♪

徹平のように無実の人を裁判制度で民間の人が有罪なんかにしてしまったら、それこそ今の裁判官とあまり変わらなくなってしまう。裁判員制度もただ単に裁判官の役を民間がするって感じで、日本の裁判制度が改善されるかと言うと、それもまた首傾げですよね・・(汗

>たましょくさんこんばんわ♪

日本の裁判制度はかなり穴だらけですが、判決を言い渡す裁判官のシステムもまた問題ばかり。自分としてはやっぱり先ずその裁判官の制度を改正した方が良いと思ってるんですよね~。無罪なのに、有罪にしてしまったら裁判官にも被告人へ賠償金支払うとか、あるいは懲役とか。自分だけのほほんとしてるのは許せないですね。

エエ仕事

美人の働くヨメさんもろて、ハリウッドのドルが懐に入ってきて、すっかり働くのが面倒くさくなって、引きこもってたのかと思いきや、10年ぶりの監督仕事は、とてつもなくイイ仕事しよりました。
せめて4年に1本くらいは撮ってほしいです~。

「電王」は、ちょっと「999」+「デビルマン」って感じで、まぁこれからですな~。
井上敏樹は、また途中から出番るかな~?

溜めキャラw

>aq99さんこんばんわ♪

周防監督って格ゲーでいったら溜めキャラの部類に入るんでしょうねw
技発動まで時間掛かるけど、当たるとダメージデカイ溜めキャラ♪本作もそんな感じ。取材に取材を重ねて日本裁判の問題点を余すとこなく露呈させたこの出来映えは、自分も太鼓判ポポンと2つ押しです♪

あ、aq99さんもお子さんと一緒に『電王』観ました?(笑)自分第一話で早くもモモタロスが好きになってしまいました♪
脚本の方は見てませんでしたが、電王もまた井上さんですか?ちょっと期待出来そう・・

こんばんは

いや~、もう撮らないのかと思ってたから、とにかく撮ってくれてよかった。
内容的にも気持ちいいくらい明確なメッセージ映画で、よく出来ていました。
ウデは落ちていなかったですね。

ちょっと忘れてましたw

>ノラネコさんこんばんわ♪

周防監督、忘れた頃に大作引っさげて登場してくれましたねっ。自分も正直記憶の片隅に追いやってた監督さんだったり・・(汗
裁判モノって聞いてやっぱり小難しいイメージを想像するんですが、思ってたよりも凄い分かりやすかったんですよね。自分もこれを観るまでは日本の裁判制度をあまり・・・と言うか全然知らなかった方なので、凄い勉強にもなりましたねっ♪

このまま年末まで邦画ナンバー1を死守して欲しい!

確か

映画の中でも言ってたけど、
どこか裁判制度ってのは真実を明らかに
してくれる完全なものってイメージが
我々の中にはあったんですよね。
そんな妄想をこれでもかと打ち砕いて
目を覚まさせてくれる映画でしたね。
でも、満員電車に乗らなくて済むのは
羨ましい(´∀`*)ウフフ

>miyuさんこんばんわ♪

ニュースなどでは裁判所内の映像などは流れないから当事者や傍聴者でもない限り内容が分からないし、かといってテレビドラマなんかの裁判シーンはかなり薄っぺらいですもんね。
その点本作は既存のイメージや裁判のことで自分達が分からなかった部分なども分かり易く説明してくれたので、目を覚まさせてくれたという考えは同感です♪

地元は電車が満員になるなんて事滅多に無いとは思いますが、本作観て以来電車はちょっと遠慮がちになってますね自分は(^^;)(汗

こんばんわ

コメントありがとうございました。

最後まで見応えのある映画でしたよね。
裁判用語って、何であんなに分かりにくいんでしょうか?
被告人の事を考えてませんよね。
総選挙の時に、裁判官の罷免の投票も行われますが
今までは、よく分からないので信認にしてましたけど
今度からは、ちゃんと考えて投票したいと思いました。

何を読み上げていたのか・・・

>YOSHIYU機さんこんばんわ♪

裁判官も難しい裁判用語などでつらつらと説明して、被告人は訳の分からないまま納得して有罪となってしまう・・・なんて可能性も否定できないですね。観ていた自分もホント意味が分からなかった単語が多かくて、特に小日向裁判官が最後に読み上げた文章は『嫌がらせ?』と思えるほどの文の羅列を読み上げていましたね。
裁判官も少しは配慮などを持って欲しいです。

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