ローレライ

【監督】樋口真嗣
【出演】役所広司/妻夫木聡/柳葉敏郎/香椎由宇/石黒賢
【製作】2004年/日本

【ストーリー】
1945年8月、第二次世界大戦末期。同盟国ドイツが降伏を宣言し、日本に対するアメリカの攻撃はより一層激化した。そして広島、長崎と次々に原爆が投下された中、南太平洋上・テニアン島には既に第3の原爆が準備されていた。その攻撃目標は、首都・東京・・・それは日本の滅亡を意味していた・・・
日本海軍最後の切り札は、超高感度索敵装置【ローレライ・システム】を搭載した戦利潜水艦・伊507潜水艦。
その艦に課せられた任務とは、アメリカ海軍の太平洋艦隊の防衛網を突破し、原子爆弾を積載した輸送艦を撃沈すると言うおよそ不可能な作戦だった・・・

【コメント】
最近東宝の映画は妙~~に当たりと言うか、ヒットしている作品が多いような気もしますが、このローレライも全編観た感じでは結構な良作品ですね♪
主要キャストの豪華さも然る事ながら、戦時下の日本における戦場での死の価値等を認識させられてしまいましたね。(でも観ていく内に『死が美徳』って言う定義がどんどん薄れていってるのが残念でしたが・・)

CGを駆使した潜水艦同士の激しい海上アクションも迫力がありますし、何よりCGの比率が圧倒的に多い!
従来の潜水艦映画等はソナーで敵を索敵したりしながら、爆雷や魚雷を探知、回避したり、敵の虚を突きながら撃破するといった常に先を読む心理戦にも似たような展開が多い(と思う)のですが、今作には『ローレライシステム』と呼ばれる機能が伊507に搭載されている事により、一風変わった海上アクションを展開しているのも見所ではないでしょうか?
ここが個人的に凄く魅力的な部分だと思いましたね。
ビュンビュン飛び交ってくる無数の魚雷を紙一重で交わしまくる伊507を見て、なにやらアニメのような展開を彷彿させます。
そこら辺は樋口監督の手腕が冴えているとも思えます。

ただ、これまたラストがいまいちパッとしない出来・・・(=_=;)
迫力ある戦闘シーンや、潜水艦内の男気溢れる人間ドラマに今作の『良さ』を全てを出し尽くしてしまったのか、オチが『もう後はどうでもいいよ・・』みたいな中途半端さも見られます。
それさえ無ければ太鼓判押し位の素晴らしい映画だとは思うのですけどね~・・・
樋口監督は『ガメラシリーズ』から結構好きだった方なので、これからの作品に期待したいです♪

でもエンドロールに押井守の名前があったのには驚いたな~(^▽^;)
 
多分、この映画のブログを書く人は同じことを書くと思う。でも、あえて書く。作者の福井氏が唱えるように、“ガンダム”の影響を受けている。そして、“宇宙戦艦ヤマト”みたいだ。絹見真一(役所広司)はブライト(すこし違うけど)。折笠征人(妻夫木聡)はアムロ。  “
「ローレライ」(2005) 日本監督:樋口真嗣  製作:亀山千広  プロデューサー:臼井裕詞 市川南 甘木モリオ  製作総指揮:島谷能成 関一由 千草宗一郎大月俊倫協力プロデューサー:山田健一原作:福井晴敏 『終戦のローレライ』(講談社刊) 脚本:鈴木智撮.
日本の守護女神ローレライ パウラ・温子・エブナー、伊507、 ナチスドイツの科学の結晶にして、帝国最後の希望。 海幽霊の死神の眼とされてなお、心に抱く希望の光。 人間兵器の牢獄から漏れ差込む一条の光は、運命の邂逅を導き、狂気の世界に息吹く...
 コチラの「ローレライ」は、ミステリー作家の福井晴敏さんのベストセラー小説「終戦のローレライ」を映画化した第二次世界大戦を背景に描く潜水艦アクション・エンターテインメント映画です。  正確に言うと、同じ企画?からスタートして、小説と映画という媒体に分か...

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