父親たちの星条旗

【監督】クリント・イーストウッド
【出演】ライアン・フィリップ/アダム・ビーチ/ジェシー・ブラッドフォード/ジェイミー・ベル/バリー・ペッパー
【公開日】2006/10.28
【製作】アメリカ

【ストーリー】
1945年。サイパン、グアムを制圧した米軍は日本本土への長距離空爆の中継地点となる硫黄島を奪取するため、多数の若者達を派兵した。
数日で終わると思われていた戦闘は熾烈を極めたが、米軍兵士たちはその戦いの勝利のシンボルとして、硫黄島の頂上の摺鉢山に星条旗を掲げる。しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を高めるために利用され、旗を掲げる6人の内帰還したジョン、アイラ、レイニーの3人は、たちまち英雄として祭り上げられてしまう・・・


【コメント】
見逃す所でしたが、ちゃっかりロバート・パトリックが出ているではありませんかっ。硫黄島がステーキに見えるとか変な事言っていたような気がしましたけど、自分は何時見ても彼がT-1000型に見えますよ(笑

とまあ戯言はо(^▽^;)(;^▽^)о置いといて・・

第2次世界大戦の最中、激戦地の1つとして挙げられていた硫黄島。その硫黄島を舞台にアメリカ側と日本側、2つの視点で見た作品を『ミリオンダラーベイビー』でオスカーに輝いた名監督クリント・イーストウッドが真摯且つ骨太に描いた戦争映画。
2部作構成の第1部である本作『父親たちの星条旗』はアメリカ側の視点で、硫黄島で撮られたある1枚の写真が元で、英雄と持て囃される事になった若者達の心情や苦悩を赤裸々に描いています。

硫黄島の頂上にアメリカの星条旗を掲げるあの写真は、かなり前に自分も学生の教科書かはたまたいつぞやの教育テレビかなにかで見たか記憶が曖昧な所ではありますが、初めて見た感じではありませんでした。でもアメリカの方ではかなり有名な写真なんですね。星条旗が2度掲げられたと言う事実もこの映画で初めて知ったくらいです(;^▽^)(汗

星条旗を掲げる際に写真に写っていたジョン、アイラ、レイニーが戦費調達の国債キャンペーンに利用されたり、写真の真実を隠蔽したりと当時のアメリカが行っていた恥部を痛烈に描き、クリント・イーストウッドはスクリーンを通して当時の戦争の真実を教えてくれたような気もします。
また帰還した3人の内アイラに至っては、ネイティブ・アメリカンだった事もあり、色々な人から『インディアン』と罵られ、その当時の差別問題をも浮き彫りにしている気がする。正義感が強く仲間想いだったゆえに、勝手に英雄に祭り上げられる事に苦痛を感じ、どんどん酒浸りとなるアイラの最後が3人の中で一番悲しいものがありました。

その他にも硫黄島での迫力ある戦闘シーンもかなり圧巻。エンドロールで流れた当時の硫黄島の写真と比較しても、結構似通ってるシーンが多く見られてよりリアルに感じられましたし、爆撃爆薬で吹き飛んだ手足も生々しい・・・でも何かキャスト陣にすら知らされていなかった爆発シーンもあったとか?(;´▽`)(ヒド・・
しかし気のせいか、その戦闘シーンでは日本兵があまり多く映し出されていなかったような気がしないでもないです。それとも日本側からの視点で描いた『硫黄島からの手紙』まで極力日本兵を出したくなかったんでしょうかね?

自分の好きな実話を基にした秀逸な映画が今年もたくさん出ましたが、硫黄島の戦いの真実を描いた『父親たちの星条旗』もまたかなり素晴らしい出来だったと個人的には大満足。
硫黄島の戦いは学校の歴史の教科書でも習うかもしれませんが、劇中のような内容を細かく載せているわけないと思うので、こういった映画はむしろ学生さんに多く観て欲しい映画かもしれませんね~。

『父親たちの星条旗』公式サイト

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おはようございます(^-^)

英雄に祭り上げられて、お祭り騒ぎにかり出された3人。
私も、アイラが、一番可愛そうで仕方有りませんでした。

当時のアメリカ

>すぅ☆さんこんばんわ♪

当時のアメリカってかなりお金が無かったんですね~・・そういう意外な事実もこの映画で初めて知って、ちょっと知恵が付いた気がします(汗
苦悩しながらも、最後に幸せな生涯を閉じたのはジョンだけかも・・アイラの胸中は計り知れませんね・・

こんばんは

写真の裏話は全く知らなかったので新鮮でした。
日本兵を敢えて顔の見えない抽象的な存在として描いているのは、やはり「硫黄島からの手紙」があるからでしょうね。
TBさせて頂きます。

貧乏大国

>linさんこんばんわ♪

写真の裏話もそうですが、当時のアメリカの国庫も異常に枯渇していたというのも自分は初めて知りました。お金持ってるイメージがあるんですけどねあの国は(^^;)(汗

星条旗

星条旗が二度上げられたのも驚きでしたが、それ以上に「あの旗くれ!」と言った上官がいたから、上げなおしたということの方が、驚きました。
アホな上司がいると、ホント困ります・・・。

アメリカの恥部

>aq99さんこんばんわ♪

この星条旗の真実もまたアメリカの恥部の1つのようで、アメリカ人はどういう思いで、この映画を観ていたんでしょうね?中には自分達と同じようにこの映画で初めて知ったと言う人もいるかもしれませんしね。
アホな上司が居る場所は戦場ではなく職場だけにして欲しいです(ぇ

歴史

こんにちは、メビウスさん。TB&コメントありがとうございます。
確かに教科書だけじゃ解らない事実を知ることが出来ましたね。
いやぁ歴史は不得意だったんで、勉強になりました。

将来の教科書に

>もじゃさんこんばんわ♪

今の教科書って昔と随分違ってきてると言いますし、もしかしたらこの硫黄島の真実もいつかは教科書に載る事が来るかもしれませんね。

しかしもじゃさん歴史が苦手なんですか?(汗)自分、ちょっと自慢になってしまいますが歴史は80点台結構取ってました♪歴史『だけ』ですが(汗

えぇ~!

って事は不意打ちですか?
それはキャストの方もビックリでしょうね(^-^;
ってか、もう爆発し過ぎてワケ分からなくなってたりして(´▽`*)アハハ
でも、危ないですよねぇ?

ひどい監督w

>miyuさんこんばんわ♪

イーストウッド監督もひどいですよね。キャストに知らせないであらぬ場所で爆発させたら演技どころじゃないかもしれませんが、その分リアルな表情を撮れると思ったのかもしれませんねw
そのせいもあって出演者のアドリブも結構多かったんじゃないでしょうか?

悲しいです。

メビウス様、TB、コメントありがとうございます。私もこの映画であの写真にこんな裏があったと知りました。
それにしてもアイラは特に悲しかったです。

愚かさ再認識

>maimaiさんこんばんわ♪

歴史の裏側にある真実と言うものは何時の世も興味が尽きないもので、この星条旗も正にそうですね。でもその真実の裏で起こっていた関係者達のその後はかくも辛いもので、改めて戦争の愚かさを確認してしまいました。
アイラは人一倍正義感が強かったために、最後の彼の悲劇は辛かったですね・・

おじゃまします

おじゃまします。
メビウスさんから、私のブログの(この映画の)記事へのコメントを頂いたのは一年以上前の事。長らくの無反応申し訳ありませんでした。
映画の詳細は…鑑賞から時間が経過しすぎていて憶えていないのですが、戦争の悲惨さを訴えながら、エンタメの本質も失っていない上手い映画だと思ったような記憶はありますね。
頂いたコメントへの返事も私のブログに書いております。良かったら読みに来てくださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/piro-ek0324/e/ffb9c07806f6f7113ad55537fd5cded6
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。

1年越し

>ピロEKさんこんばんわ♪

なんと1年以上前のコメントが今になって返ってくるとは・・・i-229
そんなコメントはスルーしても良かったのに・・と思いつつも律儀に返してくれるピロさんに感謝wでもコメントやTBに関しては本人の都合などもありますから、どうしても返信出来ない時はスルーして頂いても構いませんので大丈夫ですよっ。

・・けど1年以上も経つと確かに記事の内容自体忘れてしまいますよね^^;

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