不撓不屈

【監督】森川時久
【出演】滝田栄/松阪慶子/三田村邦彦/田山涼成/中村梅雀/北村和夫/夏八木勲
【公開日】2006/6.17
【製作】日本

【ストーリー】
税理士の飯塚毅は、中小企業の経営と従業員への利益還元のための節税手段として『別段賞与』を推進していた。しかし国税局は権威の失墜を恐れ、これを認めようとはせず、国税庁は逆に飯塚を脱税容疑で徹底的に追いつめていく・・・


【コメント】
相変わらず高杉良原作の映画は難しい!!じっくり腰を据えて観ないと置いてけぼりを食らっちゃいますね(^▽^;)
でも実話モノは自分の好きなジャンルなので頭捻るのを覚悟で観賞したら、結果的に凄く感動して胸を打たれた映画でした。

本作の物語は税理士である飯塚毅と国税庁が『別段賞与』という中小企業向けの利益還元の是非を巡り、昭和38年から約7年間に渡って争った『飯塚事件』と呼ばれる実話の出来事を描いています。

今の国税庁がどうなのかは分かりませんけど、この事件当時の国税庁や国税局が行った飯塚潰しが、これ程までに人道に反しかねない行動をしていたと思うと結構不快になりますね。強引且つ一方的に家宅捜査などをする国税調査官や、横暴な職員逮捕、そして長期の勾留。国家権力を武器にして徹底的に飯塚を追い詰めて行く。
これじゃ観ている人は絶対飯塚毅賛同間違い無しで、『国税局の言い分も一理ある・・・』とは微塵も思えないですね。今西って言う人がムカつくことムカつくこと(`皿´ )

この作品の惹かれる所はその飯塚事件を劇中で忠実に再現(?)した所もあるんですが、もう1つはやはり家族愛。脱税容疑の疑いを掛けられた夫を最後まで信じて見守り支える妻のるな子や、困惑と不安を抱きつつも、父は潔白だと信じる3人の子供たち。揺るぐ事の無い家族の絆の深さに感動してしまいます。特に長男が書いた手紙の内容にはマジ泣きしてしまいました(TоT)

キャストに関しては旬な人などは出ていませんけど、主演の滝田栄を始め、松阪慶子、三田村邦彦、田山涼成、夏八木勲とベテラン勢が多数出演しているので安心して観る事が出来ます。
映画初出演ながら滝田栄は実直な飯塚毅を熱演していて良かったんですけど、彼が戦争から帰還してきた回想シーンは視覚的にちょっと痛かった・・( ̄▽ ̄;)
五十路を越えた滝田がそのまま登場するもんだからかなり無理がありますよ。特殊メイクとかで若作りできなかったんでしょうかね~?(苦笑

エンターテインメント性は限りなくゼロな映画ですけど、個人的には良作です。この映画が公開される同じ日には『デスノート』やら『タイヨウのうた』やら『バルトの楽園』やらと注目作が固まって日陰に追いやられそうな予感がしますけど、そんなに悪くはないと思います♪

『不撓不屈』公式サイト

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映画「不撓不屈」(ふとうふくつ)を見てきました。
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 またもや高度成長期の物語。輝かしい日本企業の活躍の裏にはこうした事件が隠されていた!知らなかった・・・
税理士・飯塚毅が中小企業の経営と従業員への利益還元のため勧めていた節税対策。しかし、これを認めない国税局と、飯塚は約7年に及ぶ想像を絶する対立を繰り広げることになる。**********************これでもか、これでもか...
中小企業の権益を守るため、国税局へ闘いを挑んだ実在の税理士の物語です。
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”飯塚事件”権力と闘った衝撃の実話。1963年、税理士・飯塚毅は、たった一人で権力を相手に闘った・・・すべてをかけて守るべき者がいる。
『不撓不屈』監督 : 寺田 昭男なかなか、力強い、いい映画でしたよね。滝田栄が真面目な男を真面目に演じていて、この役、他の人じゃ想像できませんぜ。松坂慶子とかも、彼女にしか言えないセリフとか、仕草とか、他の女優さんだったら笑っちゃうというか、苦笑してしま
『不撓不屈』公開:2006/06/17製作国:日本監督:森川時久原作:高杉良『不撓不屈』(新潮文庫刊)出演:滝田栄、松坂慶子、三田村邦彦、田山涼成、中村梅雀、北村和夫、夏八木勲難しいことはよくわかりませんがこれってお役人の中小企業いじめみたい。そのいじめに負けなか

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こんにちは♪
私も実話もの大好きです。同じく家族愛に感動しました。
キャストもベテランの方たちで落ち着いて観られましたね。
地味だけど静かに感動する作品でした。

たまにはこんな映画も○♪

>ゆかりんさんこんばんわ♪

こういうの手堅い作品っていうんでしょうかね?(^▽^;)楽しい映画もいいですけど、たまにはこういう真面目で勉強にもなる映画もイイですよね♪・・でもこれ観る時は睡眠充分取ってないと駄目ぽいかも・・(汗
ベテランの熟年俳優総出演な感じも個人的に○♪滝田栄はいぶし銀でしたw

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