オーメン(評価:○)

【監督】ジョン・ムーア
【出演】リーヴ・シュレイバー/ジュリア・スタイルズ/ミア・ファロー/シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック/デヴィッド・シューリス/ピート・ポスルスウェイト
【公開日】2006/6.10
【製作】アメリカ
【ストーリー】
6月6日午前6時にこの世に誕生した母親不明の赤ん坊ダミアン。実の子を亡くしたロバート&ケイトのソーン夫妻はダミアンを引き取り、愛をもって育てる。ところが、ダミアンの周囲で家政婦、神父らが次々に謎の死を遂げる。そしてケイトまでもが不可解な事故で重傷を負う中、ロバートはダミアンに恐るべき疑いを持つようになる・・・
【コメント】
まあ今日は2006年の6月6日ですし、この映画にあやかって観に行く人も多いはずですよね。千年に一度みたいですし。
観終わった後、何か不吉な事とか不幸な事が起きるのかな~?と思って帰宅したら、ウチのババ様が自分の大好きなタマゴチャーハンを大盛りでこさえていて、逆に幸せな事が起きてしまいました(笑
とまあ戯言は\(^∇^\;)(;/^∇^)/置いといて
あの『エクソシスト』と並び称されるオカルト映画の代表的作品である『オーメン』。本作はそのリメイク作品なのですが、いやいや結構忠実に再現していて中々面白かったです♪
ソーン夫妻がちょっと若々しくなってたり、現代を舞台にしてたりと、リメイクならではの新要素が少し加わっていましたが、後はほぼオリジナルの内容そのまま。劇中の音楽もそっくりでしたし、あまり変わって無かったのが逆に嬉しかったです♪
オーメンを語る上で外せない(?)家政婦の首吊り、神父の串刺し、そしてカメラマンの首切断の3つの恐怖シーンももちろん健在。本作では新たに冒頭でアメリカ大使の爆死も含まれていましたけど、やっぱり一番印象に残るのはカメラマン・ジェニングスの首切断シーン♪
オリジナルではガラス板みたいなものでスパ~~~ン!と首が飛ぶ所が衝撃的だったのですが、リメイクではまるでギロチン処刑の如く綺麗に首が切断されるシーンに芸術のようなものを感じてしまった自分です(^▽^;)
でも時折蛇足のようなシーンも観られて、その1つがロバートの妻のケイトが寝ている時に見ていた夢のようなもの。ビクッと肩が跳ね上がって驚くシーンはあるんですけど、恐怖映像などを観て視覚的に怖くて驚いたんじゃなく、耳をつんざくようなやかましい音にビビッただけなんですよね。
鏡の向きを変えて後ろに変な人が立っていたとしても、一瞬にして画面が切り替わるので確認のしようもなければ怖がる準備も与えてくれません。個人的にあんまり必要性が感じられなかったシーンだと思いますね・・
とまあ、オリジナルを超えるまでには至らずとも、本作のリメイク版も結構頑張っていたと思いますし、これを機にオーメンシリーズを好きになる人も増えるかもしれないですね♪自分ももう一度観たくなりました。
・・・けど味をしめて少年ダミアンや、32歳のダミアンまでリメイクしたらさすがに変な事になりそうなので、これで打ち止めにして欲しいものです。
『オーメン』公式サイト
