クラッシュ

【監督】ポール・ハギス
【出演】サンドラ・ブロック/ドン・チードル/マット・ディロン/ジェニファー・エスポジト/ブレンダン・フレイザー/テレンス・ハワード/他
【公開日】2006/2.11
【製作】アメリカ

【ストーリー】
クリスマスを間近に控えたロサンゼルスのハイウェイで、一件の自動車事故が起きた。LAでは当たり前のように起きている事故だったが、これが思わぬ連鎖を生み出す事となる。黒人刑事とその同僚でヒスパニックの恋人。雑貨店経営者とその娘。白人を毛嫌いする2人の黒人青年。地方検事とその妻。差別主義者の白人警官とその同僚。裕福な黒人夫婦。彼らの人生は思いがけない形で交錯していく・・・


【コメント】
話題のアカデミー作品賞、やっと観て参りました♪とても素晴らしい映画だったんですけど、横と前で寝息立てながらグースカ爆眠こいてたジッチャマとおばさんが視覚的に辛くて、映画の内容じゃなく、そっちの方で泣きますた・・・(TоT)

自分が観た作品が良作揃いだったからかもしれませんが、群像劇を扱った映画ってなんか外れがないように思えてしまいます。『マグノリア』然り『ラブ・アクチュアリー』然り。

1つの自動車事故がきっかけとなり、まるでドミノのように登場人物たちの人生が交錯し衝突する様を描いた本作。作品賞に恥じない出来映えで面白かったし、感動もしてしまいました。500mlのお茶を買って観ていたんですが、観終わって気付くと殆ど手を付けていませんでした。それくらいのめり込んでいたと言う事で(^^;)

劇中に出てくる検事とその妻、刑事、雑貨屋の店主、鍵の取り付け屋、ベテラン警察官、演出家といった、人種も地位も全く異なる人物達が深く関わってくる展開も見応えがありましたし、伏線の張り方も上手くてどんどん引き込まれてしまいます。最初は『あれ?』と思っても後から『あ、なるほど♪』とちゃんと理解できるので、首傾げもあまり無かったですね。鍵屋の娘が銃で撃たれて平気だった理由が分かった時、殆どの人が『なるほどっ♪』と心の中で思ったかもしれません(笑

その鍵屋と雑貨店主のストーリーも良かったですけど、個人的には警察官のライアンと演出家の妻のクリスティンが、車の事故現場で再び会うシーンも印象的。

緊急事態だったせいもありますけど、黒人を差別していた彼が最後まで諦めずにクリスティンを救出する姿に感動してしまいました。一時的とは言え偏見をかなぐり捨てたあのシーンが凄い好きです。

人間誰しもが併せ持つ良い部分と悪い部分が赤裸々に描かれていたり、貧富の差や人種差別と言った社会問題も取り入れていたりと、かなり現実味のあるストーリーで感情移入も出来るんですけど、結構重い映画だって事も否めません。2時間も無い映画だったのは少し幸い・・
でも最後はホッと胸のつかえが取れたような終わり方を見せてくれますし、余韻も残る素晴らしい良作品だと思いますね♪(でもライアン・フィリップが演じたハンセン巡査の最後は最悪ですけど・・(汗)

※しかしポール・ハギスは本作が初監督ながら、アカデミー賞で作品賞頂いちゃったりと、初っ端からとても好スタートを切っちゃいましたが、裏を返せば次回作を製作する際のプレッシャーにもなっちゃったんじゃないでしょうか?
もし次回作が不評なら必ずこの『クラッシュ』が比較対象にされると思いますしね~(^▽^;)

『クラッシュ』公式サイト

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見ましたか~!

おお、ご覧になったのですね!
私はクラッシュ応援隊ですから見てない人には見せたくなるっ。爆
ララちゃんの天使のエピソードが良かったのは対照的に、ドン・チードルのグラハム刑事だっけ?(名前はもうすっかり忘れてますが。汗)あとハンセン巡査のエピソードはその裏返しで、心に深く刻まれています。
ハンセン巡査が思わず相手を撃ってしまうシーン、何気に引いたショットでした。あの時、どちらが撃ったと想像するか…見る側に問うような意外と意味深いカットでした。
思わず、あの黒人青年が巡査を撃った?って疑った自分も差別傾向にあるのかとかなり落ち込んだ気がします。

難しい差別問題

>charlotteさんこんばんわ♪

クラッシュ応援隊?!いつの間にそんな団体がっ!?(笑
や、でも皆でオススメしたくなるくらい良い映画でもありますよね。ちょっと暗いですけど(^▽^;)
ハンセンとピーターが車の中で口論になって、その後銃声がした時は自分も撃ち合いになったと思ってしまいました。

ハンセンのエピソードはある意味、差別問題の深刻さをまざまざと見せ付けられたような気がします。

一発の銃弾

 ども、たましょくです♪

 たましょくもちょっと遅れて観賞したのですが、
さすがあれだけ話題になるだけあって、アメリカ
の抱える様々な問題が凝縮されたよーな感じ
でしたよね~。

 中でも印象的なのは、修理工と雑貨店のおや
じのエピソード。あの修理工の娘が助かった瞬
間にマジで「妖精のマント」を信じてしまいまし
た。あの雑貨店の娘がそんな機転の効くこと
をやっていたとは…と驚かされました。

なんとも言えないお話でした。

メビウスさん、こんばんは。
賞とか、監督とか、キャストとか、
あまりこだわりのない私ですが、この作品はすごいと思ってます。
社会派で有りながら、みせどころもしっかりしているし。

あまり身近に感じられない出来事だから、
どこか物語、として見ちゃったけど、
当事者だったら・・と思うと、なんだか微妙です。

天使に何事もなくてよかった!
いっぱい泣きました!

アメリカならでは

>たましょくさんこんばんわ♪

鍵屋の娘が平気だった時は、自分も『本当に透明マント?』と一瞬思ってしまいましたです(笑
でもあの雑貨店の店主の娘は空砲だって分かって買ったのか、それとも分からずに適当に買ったのか、そこがちょっと分からないですね。


>たいむさんこんばんわ♪

日本ではあまりオープンではない人種問題。アメリカだからこそ身近にあり、尚且つ当事者にもなりうる問題だとも思うし、そういう現実的な要素も踏まえているのもあって、アカデミーでは高く評価されたのではないかとも思いますね。

ズドン

こんにちは、メビウスさん。TB&コメントありがとうございます。
展開が絶妙でした。オスカー受賞も頷けますね。
ポール・ハギスだったので、見終わった後、ズドンと落とされ るだろうと思ってたんですが、一応救いのあるラストもあってよかった。

スッキリ♪

>もじゃさんこんばんわ♪

先月ブロークバックマウンテンを観て、クラッシュ以上なんじゃないの?と思ってたら、クラッシュも予想外の面白さでとても良かったです(ちょっと暗かったですが・・・)
あのまま救いがないラストだと、重い気持ちのまま終わってしまうところでしたが、ハンセン巡査を除いてはなんかすっきりした終わり方だったような気がします♪

確かに

いきなりコレですからねぇ~。
でも、本作以降も気負うことなく
色々手がけてるみたいですねぇ~。

色々なジャンルに挑戦

>miyuさんこんばんわ♪

社会派な作品一辺倒じゃなく、色々なジャンルに挑めば、それ程敷居も高くなくなるんじゃないでしょうか?むしろ挑戦意欲のある監督さんと言われ、次回作などがどんどん楽しみになってきたりしそうですもんねぇ。監督でも脚本でもいいから、彼の関わってる作品を早く観たいです♪

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