ブロークバック・マウンテン

【監督】アン・リー
【出演】ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホール/ミシェル・ウィリアムズ/アン・ハサウェイ/ランディ・クエイド
【公開日】2006/3.4
【製作】アメリカ

【ストーリー】
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。定職の無いイニスとジャックは、羊放牧の職を得てここでひと夏を過ごす事になる。厳しい大自然の中互いを助け合い、深い信頼関係を築く2人。そしてそれが自然と男同士の許されない関係へと変化していくのに時間は掛からなかった。それから20年もの永きに渡り、密かに愛を育んでいくイニスとジャックだったが、アメリカの厳しい現実が2人の関係に影を落とし始めていた・・・


【コメント】
アカデミー賞が終わった後にしばらくして知ったんですが、アメリカでは『ブロークバックする』(同性愛者だと世間に公表する意味?)などという新しい俗語まで出来てしまい、良くも悪くも色々な意味で有名になった映画。個人的には『ハルク』を作ってちょっと失敗した、アン・リー監督の汚名返上映画にも見えますけどね(^▽^;)(汗

本作は『同性愛』をテーマにしていますが、その根底はきちんとした恋愛映画としても成立しているように見えました。
最初は単なる友情だと思っていたものが、いつしか激しく愛し、求めるようになったイニスとジャック。『愛に理由はいらない』というどっかの誰かが言ったような名言を思い起こしますが、イニスとジャックの場合が正にそんな感じ。男同士とはいえ、彼らが純粋にお互いを愛し合う様は同じ男として観ても、『嫌悪』と言う言葉は当てはまりませんでした。

しかしこの時代、同性愛というのは今と違ってあまりオープンじゃなかったんでしょうね。現在でも同性愛者に対する世間の目や非難が一部ではあるにせよ、本作の1960年代のアメリカは、同性愛自体が人の『道徳』から外れたものとして見なされていたんだそうです。
そんな時代や環境の中でイニスとジャックの関係がいかに難しいものであるかが見て取れし、年月が経ち、お互いも結婚し、家庭を持ったなか、それでも許されない愛を貫く2人の心の切なさ・辛さは分かる気がする・・

そんなイニスとジャックを演じた若手俳優のヒースレジャーとジェイク・ギレンフォール。この映画での2人の演技にはかなり熱が入っていますね♪特にヒース・レジャーは『ブラザー・グリム』鑑賞以来で、ヒゲがボサボサだったグリム弟と、本作のヒゲなしイニスでは思い切りギャップがありました(^▽^;)(笑
ですが、年月が経つに連れての2人の老け具合にはじゃっかんの違和感アリ。ジェイク・ギレンホールにいたっては、チョビヒゲみたいなのを付けただけで、20年と言う歳月が過ぎた雰囲気が感じられませんでした。白髪じゃ駄目なのですかな?

鑑賞後として思ったのは、アカデミー賞の作品賞でこの作品が最有力候補だったというのにも頷けるものがありました。見逃しそうになりましたが、山岳をバックにした雄大な自然美も見所の1つであるかな、と♪
それと劇中に出てくる町ってとてもセットのように見えなかったんですが、やっぱり本物かな?

だとしたら、今もなお60年代の名残を残すかのような昔ながらの場所ってイイもんですね♪そこも好印象です♪

『ブロークバック・マウンテン』公式サイト

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基本情報 「Brokeback Mopuntain」(2005、アメリカ) 監督:アン・リー(恋人達の食卓、ウェディング・バンケット、いつか晴れた日に) 脚本:ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ 製作:ダイアナ・オサナ、ジェームズ・シェイムス 出演:ヒース・レジャー(ロード
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「ブロークバック・マウンテン」BROKEBACK MOUNTAIN / 製作:2
製作=2005年 アメリカ 134分監督=アン・リー脚本=ラリー・マクマートリー ダイアナ・オサナ出演=ヒース・レジャー ジェイク・ギレンホール ミシェル・ウィリアムズ アン・ハサウァイ公式HP=http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/【レビュー】うちの地
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切ない・・・

こんにちは!
私がおもってた以上に、切なさが込み上げてくる作品でした。
イニスとジャックが一緒にいたいのにそれを許さない道徳観、社会。
そして、夫が同性愛者だと知ってしまうアルマ・・・。
愛することを知らないよりは、幸せだった――と思いたいけど、でも辛過ぎる・・・(T_T)

アルマが・・

>honuさんこんにちは♪

辛いと言えば、イニスの妻のアルマの心情もなんとなく分かるんですよね。
自分の夫が同性愛者だと知ったら、やっぱり裏切られたような気持ちにもなってしまうのではないでしょうか?
ミシェル・ウィリアムズの演技も結構迫真なのもあって、アルマも可愛そうに思えてなりません・・

ジャックに感情移入

メビウスさん、こんにちは。
私もGW中に観にいきました。
女性受けする作品だなぁという印象があり、
実際、男性ブロガーさんのやや困っていらっしゃる
レビューが多い中、
メビウスさんの◎の評価がうれしいです。
私はどちらかというと女性性であるジャックに感情移入し、
大きな目をウルウルさせている姿を見て泣いてしまいました。
またジャックの奥さんラリーンが
どうしてジャックと離婚しなかったのかを考えると
ますますジャックが好きになってしまいました。
(でも、晩年のメイクには、私も違和感がありました)
ジャック役のジェイク・ギレンホールにも落ちてしまいそうです(笑)

最後まで・・

>ゆづさんこんばんわ♪

個人的に、こういう同性愛をテーマにした映画はあまり偏見無く観たいですからね。今は同性愛者に対する見方も変わってきていますが、イニスのようにお互いのライフスタイルの相違で食い違いが起きたりするのは現代でも変わっていないと思います。

そういえば、ジャックとラリーンは最後まで離婚をしなかったですね。結婚生活がなんかギクシャクしてるように見えたんですけど、自分もそこは救いといった感じでしょうか。(^▽^;)

語らない…

多くは語らない映画だと思います。これはイニスの物語になるのでしょうけど、やはりどこか口数少ないあたりはそんな作風に重なりました。音楽もどこかしんみりするというか。
映像はピュアさがでてましたね。羊ちゃんたちもあんなにいるとちょっと恐いですが(^^ゞ
そうそう、ジャックの髭、あれはちょっとねえ。もうちょっと特殊メイクして欲しかったけど、もともとジェイクって童顔だから仕方がないのかな…

メビウスさん☆
いつもコメント、TBありがとうございます♪
二人の歳の経過はちょっと浅はかな手法でしたね~(笑
ププッって感じでした。
「ブロークバックする」って言葉、スゴイですね~
いわゆる、カミングアウトですね(笑
東京(渋谷)でも、先日電車の中で
明きらかにゲイ(ホモ?)の若い男二人に出くわしちゃいまして、
生でそういうベタベタしたシーンを見たことがなかったので
ちょっと面白かったです☆
ああいう人たちが実際この作品を観てどう思うのか、興味深いところです。

違和感は・・・

こんばんは~
ヒース・レジャーとのはじめての出会いは『ロックユー』だったので(笑)
髭なしのほうが、猫は違和感ないんですけどねー
逆に老いてしまって額が広がったほうがショックでした。。。
だったら、老年期は別の俳優さんでお願いしてもよかったような、、、
ま、そーなったら、別の突込みがはいっちゃうんでしょうが(笑)



こんばんは

ブロークバックする、なんて俗語あるんですか!びっくりですね。
アカデミー賞は逃したとは言え、共感しにくい部分がある作品が、多くの人の支持を得たと言う事実の方が、興味深いです・・・TBさせていただきました。

ゆったりだけど・・

>charlotteさんこんばんわ♪

ゆったりとした映画と言う点では先週鑑賞した『ニュー・ワールド』もそうなんですが、不思議と眠気や退屈感が襲ってはきませんでした。それ程見入っていたのかも・・
それと羊の放牧ってかなり大変に見えますよね。途中、別の放牧者たちの羊と混ざって数が分からなくなってしまったのには笑ってしまいましたね♪


>migさんこんばんわ♪

ヒースとジェイクはまだ若いので、老け顔とかにするにはやはり特殊メイクなどが必要ですね。ヒースの場合はグリム弟にすれば良かったのにと思っちゃったり・・(^▽^;)
でもこの映画を観た実際の同性愛者の人たちの感想などは興味がありますね。


>にゃんこさんこんばんわ♪

自分のヒースデヴューは確か『サハラに舞う羽』だったと思います。
でもあれだけデコが広いと、将来がちょっと心配なのかも・・?(^▽^;)

変わった作品

>カオリさんこんばんわ♪

俗語が出来るほどやっぱり注目された映画だと言う事でもあるんでしょうね。
しかしこの『ブロークバック~』もそうですが、今年のアカデミーは変わった作品が多かった気がします。『カポーティ』の主人公、トルーマン・カポーティも確かゲイの作家だったんですよね。
そちらも早く公開されないか楽しみにしてるのですが・・

メビウスさん、こんにちわ。
同性愛云々言う前にこの映画がしっかりとした恋愛映画になっていたのには驚きました。
ホント男同士だとは思えないほど美しい愛で・・・
でも私20年続く間とは知らなかったので何か途中で付いていけなくなりました(汗
老け具合も微妙でしたしね~。20年ってかな~り変わるはずですものね。

耐える人

>なななさんこんばんわ♪

イニスとジャックの20年貫いた愛も凄いのですが、イニスの妻のアニスの忍耐強さも凄くないですか?
彼らが同性愛者だと分かって、かなりの年月が経ってたと思うのですが、別な意味で母強しですホント・・(^▽^;)

Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

こちらでは 先週、公開になりました^^ 同じ県なのに ショック^^

とっても私は感動して 涙ボロボロ ぐしゃぐしゃになってしまいましたよ。
メビウスさん、勝手にリンクさせていただいてました。事後報告で(*_ _)人ゴメンナサイ

フォーラム?

>とんちゃんさんこんばんわ♪

同県で先週公開って事は・・・とんちゃんさんはフォーラムで観てるのでしょうか?(^^;)そう言えばフォーラム久しく行っておりませぬ・・(汗
自分も結構涙腺は脆くなりましたね♪ゲイという視点ではあまり観てなかったかなぁ?

言葉

TBありがとう。
「ブロークバックする」ですか。なるほど、カミングアウトとしては、おしゃれですね。
「ブロークバックしたらいいのに!」と今度、BARでさりげなく使うことにしましょう!

ブロークバック

>kimionさんこんばんわ♪

なんかアメリカではもう一般化しつつある言葉らしいですね>ブロークバックする
『ゲイです』と言うよりはちょっとカッコよく感じるからでしょうか?(笑

いい作品でしたよね

同性愛に対して偏見のあった時代、場所だったんでしょうね。
あたしは2人が周囲を傷つけ過ぎなのが少し気になりましたが、
この作品のヒース・レジャーは本当に素敵でした。
ご冥福をお祈りいたします。

ヒース・レジャー

>miyuさんこんばんわ♪

自分も昨日知ったのですが、ヒース・レジャーが睡眠薬の過剰摂取によって急死したそうですね。ブラッド・レンフロに続いて、またしても若手の俳優さんが亡くなってしまうのはいたたまれないです。
自分にとってこの作品がヒース・レジャーを観た最後の作品になってしまいました・・・。ほんと、ご冥福をお祈りいたします。

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