迷宮の女

【監督】ルネ・マンゾール
【出演】シルヴィー・テスチュ/ランベール・ウィルソン/フレデリック・ディーファンタール/ミシェル・デュショーソワ
【公開日】2005/7.2
【製作】フランス

【ストーリー】
パリの銃砲店と地下鉄車内で無差別大量殺人事件が起こった。殺人現場にはサイコロが転がっており、幾つかの死体はその場から消え去っていた。それからしばらくしてクロードと言う女性が逮捕されるが、彼女には複数の人格が存在している多重人格者だった。心理カウンセラーのブレナックは彼女を診察を受けるが、やがての彼はその複数の人格が全てクロードの演技なのではないかと言う事に確信を強めていった・・


【コメント】
久々のレンタル鑑賞ですが、これは個人的には大当たりって感じでしたっ♪フランス製作のサスペンスって『クリムゾンリバー』のように、イマイチピンと来ないものが多かったんですけど、この作品はデヴィット・フィンチャーばりのドンデン返しを彷彿としてるようでした♪

本作は犯人が捕まった後の精神病棟での心理解析と、犯人を逮捕するまでの1週間を追ったストーリー展開が同時進行で進んでいきます。
この時間軸を前後しながらの物語の進み方は、最初複雑なようにも思えましたが、これは最後の最後で明かされる衝撃の結末を演出する上で仕方の無い事だと思いましたね。それにどんどん観て行くと慣れてきたのか、2つのストーリーをちゃんと分別できるようになりますし(=自分の頭が悪いって事・・(汗)
又ただの殺人事件とも違い、ギリシャ神話の『ダイダロスの迷宮』をモチーフにした多重人格の犯人の謎と、事件と神話の意外な関連性等もとても面白いです♪それに何かに見立てたような犯行って『セブン』を見て以来、凄く好きになったんですよね~♪それもあって評価がちょっと甘く高めにしてしまったと言うのもありますが・・(^▽^;)

キャストではクロード役のシルヴィー・テスチュは、多重人格と言う難しい役を上手くこなしていると思いましたね。テゼ(テセウス)、アリアンヌ(アリアドネ)、デダル(ダイダロス)、ミノトール(ミノタウロス)と言ったギリシャ神話から取った名前の人格がコロコロ入れ替わり、そしてそれぞれの人格を演じているので、1つの役柄をこなす事よりも難しかったじゃないかと思いますね。


心理カウンセラーのブレナック役は『マトリックス』のメロヴィンジアンが印象的な名優ランベール・ウィルソン。でも自分の中ではいつも『あれ~・・・?この人どっかで見た事あるような・・』止まりな俳優さんだったり( ̄▽ ̄;)『サハラ』でも確かそんな感じでした(汗
だってこの人髪型がコロコロ変わってるので、見極めるのに結構時間掛かっちゃうんですよね。彼を初めて知ったのが『マトリックス』なので、髪型がメロヴィンジアンのようなパリッとしたようなものなんだと固定観念が出来上がってしまっています(汗


後不満点としては、捜査官マチアスの超能力のようなものを劇中でもう少し分かりやすく説明して欲しかったです。『容疑者の頭の中を映像として見る事が出来る能力』らしいのですが、何も知らないで見ると大混乱必至ですよあれは・・・

骨太な内容ではないですけど、誰もが『騙された!!』と言うような衝撃の結末は必見♪見終わった後、劇中の至る所にある伏線をもう一度見て『あ~なるほどね~♪』と納得しながら2度鑑賞する事もオススメですねっ♪

良作だっただけに、映画館で観れなかったのが惜しいです。

『迷宮の女』公式サイト

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