THE BATMAN ザ・バットマン

【監督】マット・リーブス
【出演】ロバート・パティンソン/ゾーイ・クラビッツ/ジェフリー・ライト/ポール・ダノ/コリン・ファレル/アンディ・サーキス/ジョン・タトゥーロ/ピーター・サースガード/バリー・コーガン
【公開日】2022年3月11日
【製作】アメリカ
【ストーリー】
優しくもミステリアスな青年ブルース・ウェイン。両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する存在”バットマン”になって2年が過ぎた。ある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。リドラーと名乗る犯人は犯行の際に必ずなぞなぞを残し、警察やブルースを挑発する。そして最凶の知能犯・リドラーが残した最後のメッセージは・・『次の犠牲者はバットマン』。社会や人間が隠してきた嘘を暴き、世界を恐怖に陥れるリドラーを前に、ブルースの良心は次第に狂気に変貌していく・・・。
【簡略感想】
とても見応えがあったと同時に『こういうバットマンもアリだっ』というのが、先ず本作を鑑賞終了した時点で思ったことですね^^エンタメ路線にとことん振った時もあれば、重厚なストーリーに心奪われた時もあったりと、監督やその時々の時代にも合わせて作風が結構変わっていくのもバットマンの面白さの一つとも感じているのですが、今回のザ・バットマンはそんな従来のものとは明らかに一線を画する試みが多数見受けられていたので、新鮮さにも溢れていた次第♪
一応自分もそれなりにバットマンシリーズは観て来たのですが、本作のマット・リーブス版に関しては舞台となるゴッサム・シティの暗黒の部分が一番表現されていたようにも見えまして、まるで推理劇のように進行するストーリー等は権力者たちの腐敗体制やその関係者による様々な思惑が複雑に交錯したりもすれば、リドラーの謎を残しながら犯行を重ねてバットマンらを挑発していくさまも自分の大好きな『セブン』を彷彿としてるかのような異常性を見せてくれたとともに、ゴッサムに住まう人々の格差社会の果ての凶行も浮き彫りにしたりと、本当に良い意味で既存のシリーズのキャラクターイメージなんかを崩しつつもバットマンの伝統的な魅力なんかはちゃんと現代風にアップデートしてる部分はとても良かったですね。ロバート・パティンソンが演じる今回のバットマン=ブルース・ウェインも、復讐心と狂気に駆り立てられる危うさや常に影を落としている姿なんかが目立ち、あまり御曹子風にも見えなかった分、こちらもまたイメージの脱却というか、ヒーローっぽさを上手くぬぐい捨てていた気がしますし、バットスーツの装備やバットモービルなどのお馴染みのガジェット諸々に突き抜けた最新鋭性を備えなかった部分も本作のリアルな作風に寄り添っていて、個人的にはその辺りにも好感が持てたかなと。
・・まあでも続編を匂わす内容にもなっていたので、2年しかバットマンしていないある意味新参者でもあった分、次作ではパティンソンバットマンも自分の良く知るバットマンのイメージに近づくのかもしれませんね^^
とても見応えがあったと同時に『こういうバットマンもアリだっ』というのが、先ず本作を鑑賞終了した時点で思ったことですね^^エンタメ路線にとことん振った時もあれば、重厚なストーリーに心奪われた時もあったりと、監督やその時々の時代にも合わせて作風が結構変わっていくのもバットマンの面白さの一つとも感じているのですが、今回のザ・バットマンはそんな従来のものとは明らかに一線を画する試みが多数見受けられていたので、新鮮さにも溢れていた次第♪
一応自分もそれなりにバットマンシリーズは観て来たのですが、本作のマット・リーブス版に関しては舞台となるゴッサム・シティの暗黒の部分が一番表現されていたようにも見えまして、まるで推理劇のように進行するストーリー等は権力者たちの腐敗体制やその関係者による様々な思惑が複雑に交錯したりもすれば、リドラーの謎を残しながら犯行を重ねてバットマンらを挑発していくさまも自分の大好きな『セブン』を彷彿としてるかのような異常性を見せてくれたとともに、ゴッサムに住まう人々の格差社会の果ての凶行も浮き彫りにしたりと、本当に良い意味で既存のシリーズのキャラクターイメージなんかを崩しつつもバットマンの伝統的な魅力なんかはちゃんと現代風にアップデートしてる部分はとても良かったですね。ロバート・パティンソンが演じる今回のバットマン=ブルース・ウェインも、復讐心と狂気に駆り立てられる危うさや常に影を落としている姿なんかが目立ち、あまり御曹子風にも見えなかった分、こちらもまたイメージの脱却というか、ヒーローっぽさを上手くぬぐい捨てていた気がしますし、バットスーツの装備やバットモービルなどのお馴染みのガジェット諸々に突き抜けた最新鋭性を備えなかった部分も本作のリアルな作風に寄り添っていて、個人的にはその辺りにも好感が持てたかなと。
・・まあでも続編を匂わす内容にもなっていたので、2年しかバットマンしていないある意味新参者でもあった分、次作ではパティンソンバットマンも自分の良く知るバットマンのイメージに近づくのかもしれませんね^^