ランボー ラスト・ブラッド




【監督】エイドリアン・グランバーグ
【出演】シルベスター・スタローン/パス・ベガ/セルヒオ・ペリス=メンチェータ/アドリアナ・バラッザ/イベット・モンレアル/オスカル・ハエナダ
【公開日】2020年6月26日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
かつてアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーの兵士としてベトナム戦争を生き抜いたジョン・ランボー。帰還してからはPTSDに悩まされながらも、伝説の戦闘マシンとして世界各地で戦いに身を投じてきた。そんなランボーも今ではアメリカに帰国し、故郷であるアリゾナの牧場を営みながら古くからの友人であるマリアとその孫娘のガブリエラと家族として平穏に暮らしていた。ところが自分を捨てた実の父親がメキシコにいると知ったガブリエラがランボーの反対も聞かず一人危険な地に踏み込み、人身売買カルテルに拉致されてしまう・・・。
 
【感想】
2008年4作目のサブタイトルが『最後の戦場』なもんですから自分もランボーお疲れ様みたいな感じで当時のブログ記事を〆ちゃってたわけなのですが、まさかその12年後にまた作られようとは思ってもみなかったわけで・・・^^;しかしまあシルベスター・スタローンの年齢的なキツさ諸々を考えればおそらくは本作こそが正真正銘のランボー最終作になりそうな気もしますので、そういった気構えで鑑賞してましたらやはりまたお疲れ様的な気持ちも沸き上がってきた次第ですねw

前作のラストで実家の牧場に帰還したランボーですが、本作では生まれ故郷のアリゾナで養子縁組をして家族を形成しており、今まで孤独なイメージも強かった分、自分は今回のこの設定は結構驚きでもありましたね。牧場で穏やかに暮らす風景だって良くも悪くもなんか違和感というか異質にも見えちゃったりで(汗)・・・そして驚きと言えばそれだけじゃなくて、今回はなんだかシリーズに類を見ないほどのバイオレンスさも際立っていた感じに見受けられました。血は繋がっていないとはいえ孫娘が人身売買組織によって危険な目に遭い、そして非情な現実なども突き付けられるとやはりランボーもこれまでにない怒りが込み上げたのか、グリーンベレーで培ったスキルを総動員しての残酷な罠の数々は彼の憎しみの度合いが良く分かる風にも見えましたし、劇中後半辺りからはもうランボー版ホームアローンとも言うべきトラップ&キリングショーの開幕となり、ホームでのランボーがあまりにも無双状態だから鑑賞してて変な笑みも出てくるほどだった(自分が無双系好きだからw)。一方的な中にも一人一人を確実に仕留めて行ったりする過程や、悪者の親玉をあえて最後に残すみたいな前シリーズにもよく見られた演出も随所にあるので、ファンならばそういったシーンにもニンマリするかもしれませんし、エンドロールも過去のランボーの名シーンがプレイバックするので、ことさら最終作だと思えて感慨深くなっちゃいましたね。
・・・まあ欲を言いますとガブリエラの父親などサブキャラクター達の存在がとても薄いのが引っ掛かりでもありましたけど、それでもランボーの復讐劇がとても凄かった分、他の人達の背景がやや曖昧でもそれを補う強烈さを与えてくれたのも確かなので、ああした決着で以ってシリーズの終焉を迎えるのも個人的には悪くないかな・・とも思えたのでした。
 

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  •  ランボー ラスト・ブラッド
  • 10年前アメリカに帰国したジョン・ランボーは、故郷アリゾナで牧場を営みながら、古くからの友人マリアと彼女の孫娘ガブリエラという“家族”を得て平穏に暮らしていた。 ところが、実父を探していたガブリエラが、メキシコの人身売買カルテルに拉致されてしまう…。 大ヒットアクション『ランボー』シリーズ第5作。 ≪これが、最後の血戦。≫ R-15
  • 2020.07.29 (Wed) 23:11 | 象のロケット