スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け



【監督】J・J・エイブラムス
【出演】デイジー・リドリー/アダム・ドライバー/ジョン・ボイエガ/オスカー・アイザック/マーク・ハミル/キャリー・フィッシャー/ビリー・ディー・ウィリアムズ/ルピタ・ニョンゴ/他
【公開日】2019年12月20日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
スターキラー基地の破壊、クレイトスの戦いから約1年後、レイア・オーガナ将軍率いるレジスタンスは復活した。生き延びた十数名のメンバーは古いつてを頼りに同志や宇宙船を集め、その中には34年前のスカリフの戦いの直後にタトゥイーン軌道上でスター・デストロイヤーに捕えられた元老院議員時代のレイアの外交船も含まれており、新生レジスタンスの旗艦として使用されていた。一方、ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レンは、銀河中にその勢力を拡大しながらファースト・オーダーに起源に関する秘密や、亡き者にしたスノークの暗黒のパワーの秘密を探し求めていた・・・。
 
【感想】
J・J・エイブラムスの手掛けたエピソード7以降は上手い具合に年度末に近い公開日が続いているため、その年の映画鑑賞の締め括りとして自分も楽しみにはしているスターウォーズですが、生憎と今回は仕事が年度末ギリギリまで忙しく行く暇がなかったので、年をまたいだ2020年最初の映画鑑賞としてチョイス。・・・まあ42年に及ぶスカイウォーカー家の壮大な物語を締めではなく一番最初の鑑賞に持ってくると言うのもちょっと順序に違和感ありなものの、それでも当初聞き及んでいた懸念なんかも観てみましたらば怪訝もあるにはありましたけど、それを上回るドラマチックさというか盛り上がる所もまた多かったのでやはり見応えもそれなりにありはしましたね。

聞き及んでいた懸念というのはやっぱり予想に反した不評であり、ツイッターでもネタバレこそ回避はしてたもののあまり満足のいくフィナーレに思えなかった人も結構いたようで、自分も正直そういうのを事前に知り得てちょっと警戒もしていた所はありましたね。で、実際観てみたら確かにそういう批判的な部分も納得できる所がありまして、SWのご都合主義的なものこそ今に始まった事ではありませんが、ただ本作に関してはそれがかなり顕著になっているシーンが相当数だったのも否めなく、とりわけフォースの万能性が際立ち過ぎてどんなに起承転結が苦しい所でもフォースがあればなんでも解決できてしまうといった画になってしまってたので、首をかしげるというか苦笑気味になってしまう人ももしかしたらいるかもしれない。
黒幕であったパルパティーンにしましても、前2作で伏線や含みも無くある意味本作でいきなりポッと出てきてしまう存在なわけですから困惑してしまうのも否めませんが、シスの親玉としてパルパティーン以外に貫禄のある人がいるかと言われればそれもまた首傾げなので、スノークの存在も実は彼が~・・・なんていう少々苦しい事実もまま許容は出来るかなと^^;・・・しかしながら自死によって次世代のシスの長を祀り上げると言う計画がとん挫したから俺がまた復帰したるわ~いというのもなんかねぇ(汗)。シスの帰還が悲願ならば後者の方で且つ二人のエネルギーを即座に吸収した方がどう考えても簡単なプランに思えてしまうのは自分だけでしょうかね(汗)。チューイの一件とかもですが、本作は事前の事柄が後になってくると然程意味をなさなくなってる展開が多かったのも残念ながら目立ちましたね。


・・と言う残念な要素を並べはしましたけど、SWに関してはあまり熱心なファンとも言えないからか、そんな捻りや唸りが利いたような演出もさほど期待はしておらず、自分はやっぱり正義が悪に勝つみたいな王道が好物でもありますので、そういう意味ですとカイロ・レンが短いながらも再びベン・ソロとしてライトサイドに舞い戻る展開は好きではありましたし、パルパティーン艦隊に押されて絶望的な状況の中アッセンブル(集結)する味方機にも胸熱にならざるを得なかった。あと3部作通して謎に覆われていた主人公・レイの出生の秘密にしましても、『私がお前の父だ!!』みたいな前例もありますので雷に打たれるような衝撃こそは無かったですが、それでもカイロ・レンとの因縁も考えれば本来宿命づけられていたであろう二人のジェダイとシスそれぞれの道が紆余曲折を経て全く逆の道筋を辿って本作に至ったなんて事も想像すると、これもまた面白く観れたかなと思える次第♪
・・・まあスカイウォーカー家の物語としては今回でおそらく血筋も絶えてしまったので決して万々歳な結末とは言えないでしょうけども、その名と志を継いだ者がいる限り歴史はまた紡がれていくんでしょうねぇ。次はどんなSWサーガが生まれるのやら・・。
 

3 Comments

ボー  

正・変・正

新3部作の2作目が、なんだか「変」だったので、1・3作目の監督J.J.は、やはり「スター・ウォーズ」として正統派に思えました。
ルーカスの1作目から、都合のいい展開はありですから、今回も、まったく問題なしと感じます。

2020/01/08 (Wed) 07:32 | EDIT | REPLY |   
メビウス  

>ボーさん♪

正・変・正wそう考えるとライアン・ジョンソン監督のSWはやっぱり異質な内容だったのかもしれませんね?^^;
そのせいでしょうか、個人的に本作はJJ監督が最後のジェダイとの整合性をなんとか上手く保とうとやや強引な展開も見受けられた気はしました。

2020/01/13 (Mon) 20:34 | EDIT | REPLY |   
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2020/05/05 (Tue) 14:48 | EDIT | REPLY |   

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  •  スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
  • レイア・オーガナ将軍率いるレジスタンスは復活し、秘密基地に同士や仲間を集めていた。 師がいない不安を抱えながらも、ジェダイの道を極めようと特訓に励むレイ。 一方、銀河で恐怖統治を進めるカイロ・レンは、ファースト・オーダーの起源やシスの謎に近づいてゆく…。 SFスペースファンタジー「スター・ウォーズ」シリーズ完結編・第3部第3話エピソード9。
  • 2020.01.14 (Tue) 09:58 | 象のロケット