コードギアス 復活のルルーシュ

【監督】谷口悟郎
【声の出演】ゆかな/櫻井孝宏/名塚佳織/小清水亜美/白鳥哲/新井里美/戸田恵子/村瀬歩/大塚明夫/島崎信長/高木渉/津田健次郎/他
【公開日】2019年2月9日
【製作】日本
【ストーリー】
光和2年。 世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。しかし平和は突如として終わりを告げる。仮面の男・ゼロとしてナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまった。シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入したカレン、ロイド、咲世子はそこで謎のギアスユーザーに襲われる。そして、その場には襲撃者に“元嚮主様”と呼ばれるC.C.が居た・・・。
【プチ感想】
個人的にはTVシリーズにしてもシャーリーらが生存した劇場版三部作にしても、ゼロ・レクイエムによって悪の皇帝のレッテルを張られたルルーシュがゼロ(スザク)によって討たれるシナリオは収まり方もかなり良かったし未消化な部分もあんまり無かったと思ってるので、別段そんなルルーシュがまた無理に復活せんでも・・・という蛇足めいた気持ちが無きにしも非ずではありましたが、しかしながらやはりコードギアスらしい劇的な展開の多い内容はなんだかんだで色々楽しめた次第でもあり、自分も一応亡国のアキト含めシリーズは全部見てるので、そのシリーズ好きなファンにはとても胸躍りワクワクさせてくれる展開が本作には多く盛り込まれていたんですよねぇ。
それはルルーシュが復活して再びゼロとして活躍するってのも勿論そうですが、ナナリー救出のためそのゼロの下へかつての敵味方同士の人物らが一堂に介し、まるで一夜限りのオールスターチームを結成するかの様相はこれまでのシリーズを見ている人達なら先ず間違いなくテンションが上がると思う。絶対接点なさそうだった玉城とギルフォードの絡みがあったりとか、ゼロ(ルルーシュ)の指揮の下に動くコーネリアとかマジかよとか思いながら驚いたり、見所の一つであるナイトメア戦でもスザクとカレンの共闘が実現したりと、口元がにやけてしまうシーンがたくさんw個人的に好きなルルーシュお得意の計略も健在でしたし、今回の敵のギアス能力もチート過ぎるのでいつも以上に大苦戦を強いられてはいたけど、それでも絶望的な状況から更に更に先を読んでチェックメイトをかけるゼロとしての姿はやはりスカッとさせるものがありました。
TVシリーズも劇場版も妹のナナリーとは少しわだかまりを残したまま別れてしまったので、今回思いがけぬ復活ではあってもルルーシュとナナリーがこの機会にちゃんと兄妹同士話し合う事が出来た点は喜ばしい事でもあったし、また他のキャラクターにしてもゼロ・レクイエム後の動向や活動は気になっていたので(特にシュナイゼルw)、その辺りにもある程度応えてくれた事に関して言えば、本作はファンムービーとしてとても見応えのあった内容であったのは確かでした。・・けどルルーシュが復活を果たした事で些か腑に落ちないとこも新たに出来てしまった感じもありまして、中でもスザクはやっぱり今回一番不憫な立ち位置になってしまっていた気がする。ルルーシュを手にかけていなくなってしまったからこそ一生ゼロとして生きるという重責が際立っていたのに、それが不死でも生きているという事が分かってしまうとその重責がとても軽いものに見えてしまうんですよねぇ--;スザクの言うとおり『お前がゼロやれよ』と思ってしまったのは自分だけでしょうか?(汗
・・まあファンが望むものも多く詰め込んでいて面白かった反面、各人の見方によっては少ししこりのようなものも残るかな?と自分は思ってしまったのでした。
個人的にはTVシリーズにしてもシャーリーらが生存した劇場版三部作にしても、ゼロ・レクイエムによって悪の皇帝のレッテルを張られたルルーシュがゼロ(スザク)によって討たれるシナリオは収まり方もかなり良かったし未消化な部分もあんまり無かったと思ってるので、別段そんなルルーシュがまた無理に復活せんでも・・・という蛇足めいた気持ちが無きにしも非ずではありましたが、しかしながらやはりコードギアスらしい劇的な展開の多い内容はなんだかんだで色々楽しめた次第でもあり、自分も一応亡国のアキト含めシリーズは全部見てるので、そのシリーズ好きなファンにはとても胸躍りワクワクさせてくれる展開が本作には多く盛り込まれていたんですよねぇ。
それはルルーシュが復活して再びゼロとして活躍するってのも勿論そうですが、ナナリー救出のためそのゼロの下へかつての敵味方同士の人物らが一堂に介し、まるで一夜限りのオールスターチームを結成するかの様相はこれまでのシリーズを見ている人達なら先ず間違いなくテンションが上がると思う。絶対接点なさそうだった玉城とギルフォードの絡みがあったりとか、ゼロ(ルルーシュ)の指揮の下に動くコーネリアとかマジかよとか思いながら驚いたり、見所の一つであるナイトメア戦でもスザクとカレンの共闘が実現したりと、口元がにやけてしまうシーンがたくさんw個人的に好きなルルーシュお得意の計略も健在でしたし、今回の敵のギアス能力もチート過ぎるのでいつも以上に大苦戦を強いられてはいたけど、それでも絶望的な状況から更に更に先を読んでチェックメイトをかけるゼロとしての姿はやはりスカッとさせるものがありました。
TVシリーズも劇場版も妹のナナリーとは少しわだかまりを残したまま別れてしまったので、今回思いがけぬ復活ではあってもルルーシュとナナリーがこの機会にちゃんと兄妹同士話し合う事が出来た点は喜ばしい事でもあったし、また他のキャラクターにしてもゼロ・レクイエム後の動向や活動は気になっていたので(特にシュナイゼルw)、その辺りにもある程度応えてくれた事に関して言えば、本作はファンムービーとしてとても見応えのあった内容であったのは確かでした。・・けどルルーシュが復活を果たした事で些か腑に落ちないとこも新たに出来てしまった感じもありまして、中でもスザクはやっぱり今回一番不憫な立ち位置になってしまっていた気がする。ルルーシュを手にかけていなくなってしまったからこそ一生ゼロとして生きるという重責が際立っていたのに、それが不死でも生きているという事が分かってしまうとその重責がとても軽いものに見えてしまうんですよねぇ--;スザクの言うとおり『お前がゼロやれよ』と思ってしまったのは自分だけでしょうか?(汗
・・まあファンが望むものも多く詰め込んでいて面白かった反面、各人の見方によっては少ししこりのようなものも残るかな?と自分は思ってしまったのでした。