【監督】錦織博
【声の出演】窪田正孝/広瀬アリス/山寺宏一/細谷佳正/悠木碧/仲野裕/松本梨香/土井美加/杉田智和/島崎信長/田丸篤志
【公開日】2018年10月5日
【製作】日本

【ストーリー】
13年前、東京は空中都市”旧東京”と地上に残った”新東京”とに分断された。地上の新東京で生まれ育ったカナタには右手に時々光るアザがあり、その不思議なアザの持つ意味を知りたいと思いながら日々を暮らしていた。ある日、旧東京が地上に落ちる事を悟ったソラという青い髪の少女が危機を救うべく空中都市から地上へカナタを探しにやって来る。 「世界を救えるのはあなたしかいない!」ソラはそう言ってカナタを空中に浮かぶ旧東京へと誘い出す。カナタはそこでヴァンパイアの兄弟を始め多くのモンスターと出会い、彼らのこの世界を救いたいという純粋な気持ちに打たれ共に闘う決意をする・・・。
 
【感想】
アプリ配信も今年で満五周年となり、遊んだ事が無い人でもおそらく『モンスト』という単語を聞くと『あぁあぁ』なんて言いながら思い浮かべそうなほど国内での知名度も高くなった(?)モンストこと『モンスターストライク』。自分もスマホゲームの中では一番長く遊んでいるゲームにもなってしまってますから必然的に作品へも愛着が沸くもので、ゲームを題材にした本作の劇場版第二作もやはり楽しみにしていた次第^^

今回の劇場版はYouTubeで配信されているモンストアニメのレン達が活躍するのではなく新たにカナタという人物を主人公に据えていたので、レン達とはまた違った心機一転の新しい物語なのかなとそれこそ最初の内は思ってたんですが実はちょっと違っており、本作はモンストアニメ二期で起きた赤い月事件のその後を描いていたので実質二期の続編と言う位置付けにもなっており、ストーリーに深く絡んでくるカナタの出生などもその二期で登場したキャラクターの一人であるマナと密に関わっていたので、そういった繋がりが色々紐解かれていくと自分の好物展開の一つである世代を超えた物語ともなり観てて見応えは結構あったんですよねぇ♪マナの他にも本作ではアキラも大人となりしかも官僚になってたので、まだ二期が終了して一年ちょいながら懐かしさもこみ上げてきましたけど、同時に彼は政府の役人になってしまったせいで随分と損な役回りになってしまってるなぁなんてことも観てて思ってしまったり・・(汗)。
まあ赤い月事件の真相を知る数少ない関係者の一人ではありますし、そこに政府のお上らとも板挟みになっていたので彼の苦悩や葛藤はちゃんと理解は出来るんですけどね。そんな腹黒い大人の思惑みたいなのが本作には随所にあったので、個人的には一作目のキッズ向けなジュブナイル作風とは真逆のテイストにしてるようにも見えましたし、また人間側だけじゃなくモンスター側の視点も加えることで善悪の二極論で簡単に片付けず、互いの主義主張を盛り込んでドラマ性を強めていたのも特徴的に見えたかなと。上記でも言ってますが原作ゲームのモンスト自体も配信から五年とアプリゲームとしてはやや長寿になっていますので、今回のアダルト風なストーリーはそんなゲームを長くプレイしているユーザーの成長にも合わせたものでもあるのかなぁ?なんてことも思ったりしたのでした。


他にも数多くのモンスターキャラが激しく戦うアクションシーンも前作より明らかに向上していましたし、あまり大きな活躍ではなかったものの看板キャラであるルシファーや龍馬、それに神威の面々も見るとアキラ同様これまた『お久しぶりです』と思ってしまい自然と顔がニンマリしてしまったw個人的にはゲーム内でもご贔屓にしてる獣神化のHANZOUが参戦してくれた事が嬉しくて、鑑賞した後にガチャを引いたらその劇場版仕様のHANZOUが出てくれたもんだから尚嬉しかったりと総じて良かった印象多めなソラノカナタでもあったのですが、ただストーリーの進行上で時折の端折り加減と言いますか大分大ざっぱにシーンを繋いでる部分も見受けられたので、そこはちょっと難ありだった。カナタの出生の秘密にしても少し不明確な所もあり、この辺りはモンストアニメを見てた人なら大体の想像も出来るとは思うものの、それでも自分はやっぱり本作で明確な解・・・少なくとも父親の存在も知りたかったところ。・・まあアキラの新しい役職諸々次回作に繋げる事が出来る可能性を広げたまま終えてもいたので、『次』があるならばその空白や疑問を是非埋めて欲しいものですね。

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