【監督】ショーン・ペン
【出演】ハビエル・バルデム/シャーリーズ・セロン/アデル・エグザルコプロス/ジャレッド・ハリス/ジャン・レノ
【公開日】未公開
【製作】アメリカ

【ストーリー】
西アフリカの内戦地帯。世界中の貧困国に医療援助の資金を提供する組織に属するレン・ピーターソンは、救援医師のミゲル・レオンと出会う。自らの危険を顧みず、軍事的な暴動の被害者となった患者を助けようとするミゲルの姿に感銘を受けたレンは、彼に惹かれ、2人は過酷な状況下で互いを支え合っていた。しかし、ミゲルのある裏切りが2人の関係を切り裂き・・・。
 
【感想】
最近の自宅鑑賞はもっぱらPS4を用いてのダウンロードレンタルにもなってしまったせいか、近場のゲオに行く機会も減ってしまいましたし、遠出でツタヤレンタルするのも輪をかけて億劫にもなってしまったので自然と未公開作品の鑑賞なども急激に減少してしまったこの頃・・。昔は地雷なんかをあまり気にせず観たものなのですが、今ではその失敗してしまう時間すらも惜しい気持ちになってしまい、なるべく知ってる役者さんの掘り出し物だけを物色するようにもなっちゃいましたねぇ・・^^;今回鑑賞した作品もそんな感じでして、ショーン・ペンの久しぶりの監督作です。

アフリカの内戦や難民問題については実際には見た事が無いものの、それでもテレビの報道などを通す事によって自分たちでもその深刻さ少しでも垣間見ることが出来たりはします。あるいはこういった映像作品・・それこそ『ホテル・ルワンダ』や『ラスト・キング・オブ・スコットランド』、『ブラッド・ダイアモンド』など、年代・視点を変えその時々のアフリカの問題を忠実に描いた作品も多く、本作も西アフリカの内戦地帯の実情をMDM(世界の医療団)に所属する医師達の視点で主に描かれています。
こういった映像作品で描かれる紛争は現地の人達が抱える過酷さや悲惨さもダイレクトに知り得る事も出来ますので、それが数字や文字のみで知らせる報道とは大きく異なってる所だと思うのですが、監督のショーン・ペンもその辺りについて入念なリサーチや取材を本当にきちんと行ったのでしょう、劇中ではかなり凄惨で直視も辛い場面が幾つか見られたのでR15指定も納得といった所。紛争や内戦が多発してる場所で活動している派遣医師の方たちは安全を保障されている時もあるんでしょうけども、しかしながら現地で緊急を要する場合は物資や安全が全く保障されない危険地帯にも足を踏み入れなければならない時もあるため、本作を観ると医師達もまた死と隣り合わせの環境に置かれているのだというのを改めて思い知らされますね。そして彼らの精神力の強さも。銃弾や砲撃が常に飛び交い、治療しているすぐそばでもただ置かれているだけの死体の山・・。そんな中でも慣れてしまってるのか懸命に活動するミゲル達を普通と思えばいいのか、それとも心が折れたレンを根性が足りないと言うべきなんでしょうかねぇ・・?--:(汗


まあミゲルとレンのラブストーリーも時間軸を変えながら進行させていたのでそれがちと困惑する時もありましたし、個人的にはあくびも出てしまったのは正直なとこですが、それでも二人が内戦地帯で奮闘した10年の軌跡は濃厚。酷な描写も容赦ありませんでしたけど、それが逆に目を離せなくなるほどでしたし、近年のアフリカの内情を緻密に描いた力作の一つかなとも思う。
出演者に関してもハビエル・バルデムにシャーリズ・セロン、脇にはジャレッド・ハリスやジャン・レノも参加していたので、かなり豪華でした。おまけに音楽もハンス・ジマーでしたし。ハビエルも個人的には悪役イメージがちょっと勝っていたので、患者救出を何より優先する本作のミゲル役は中々に新鮮だったかもしれない。凄い渋かったですしねw
 

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