【監督】ポール・W・S・アンダーソン
【出演】ミラ・ジョヴォビッチ/アリ・ラーター/ショーン・ロバーツ/ルビー・ローズ/オーエン・マッケン/ローラ/イ・ジュンギ/ウィリアム・レビ/イアン・グレン/エヴァー・アンダーソン
【公開日】2016年12月23日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
“48時間で人類は滅びる”。アンブレラ社が開発した人工知能“レッドクイーン”はアリスにそう告げる。その目の前で絶望的な数のアンデッドが地上を埋め尽くしていく・・。すべての始まりの地ラクーンシティに再び足を踏み入れるアリス。世界をアンデッド化してきた宿敵アンブレラ社との壮絶なラストバトル。人類の命運はアリスに託された。そして、ついに明かされるアリスの秘密とは・・・(MovieWalker)。
 
【感想】
本作も含めまして14年と実に息の長い作品ともなったミラ・ジョヴォビッチ主演の『バイオハザード』シリーズ。面白かった時もあればイマイチな時もあったりとまあ全部が全部良かったわけではないんですけども、それでもこの作品の根っこにはポール監督の原作ゲームに対する愛を感じる部分が確かにあったりもしましたし、そのこだわりめいたものを本作でもやはり感じる取ることが出来ましたね。自分もイチゲーム好きの視点で観賞しましたが、そういう意味でもなかなか面白かった部分はあったかなと思います。

最終作という事もあり、今回はアリスとアンブレラ社との長い戦いにも決着が付くと同時に、記憶喪失だったアリスの本当の正体やアンブレラ社のT-ウィルス開発の経緯といったシリーズの核心が紐解かれるとこが先ず見所でもあると思いますね。・・・しかしながらシリーズがもう十年以上も続いてる長寿でなおかつ自分も予習はあんまりしてた方でもなく記憶も曖昧と言えば曖昧なせいか、アリスって最初から出所不明だったっけ?みたいな疑問を観てる最中によぎる始末だったりする(汗)。
過去の作品で家庭を持ってる風景とかスーパーパワー持ったりとかはたまたクローンまで出たりとか、今まで色んなアリスの仰天な姿を見てきたからでしょうか、ちょっと自分の記憶が整理し切れていないのも正直なとこで、また彼女の意外な正体も上記の通り色んなアリスを見てきたもんだから、実を言うとさして衝撃を受けなかったのもまた正直なとこだったりしますね^^;

アンブレラ社の秘密というか真の目的みたいなものも、以前『インフェルノ』を観賞したせいでどこか既視感も凄く、これまた衝撃を受けなかったのがどこか空しかったものの、それでもT-ウィルス開発の経緯を振り返るシーンではジェームス・マーカスの名前が唐突に浮上し、原作と同じ『全ての始まり』を担う役所として登場していたのがゲーム経験者としてちょっとニヤけてしまいましたね。実写バイオの個人的な見所の一つとしてはやはりそういった原作の主要キャラクターや敵クリーチャーが登場してくれたりする事でもあるのですが、今回は原作の雰囲気と言えばいいんでしょうか・・とりわけ一作目の洋館などに見受けられる限定された空間内などの閉塞感や恐怖感がとても上手く活用されていたと思う。冒頭の水飲み場を皮切りにゾンビがいきなり襲撃してくる場面が結構多用されていたんですが、この心臓をバクンッ!とさせるドッキリはゲームでもケルベロス(ゾンビ犬)がいきなり窓を突き破ってきて多くのプレイヤーをショック死寸前まで追いやったあの手法になんか似てるなと思いましたし、閉塞感の恐怖も暗く狭い室内でどこからゾンビが襲ってくるんだろうという不安も高めていたんですよね。そしてその中でナイフなどの武器を手に入れる過程もいかにもゲームっぽかったw
あと後半のハイブ内部の攻略ではゲームに負けず劣らずなトラップのがわんさかと出て来て自分はこの辺りが一番面白かったですね♪変な穴に落とされたと思ったら床がバコッと抜け、その後時間経過でウィ~ン・・と閉まる。そうそう、『なんだよこれっっ!!』と思わずにはいられないあの理不尽さもバイオなんですよね。なもんですから、ゲーム譲りの恐怖演出に関して言えばやはりポール監督もバイオ好きなだけにツボを心得ているなとも思いましたw


・・まあ肝心のストーリーは最終作に相応しいような壮大さや感動が然程でしたし、レオンやエイダ、ジルといった前作の生存キャラクターが全く登場せず、再登場がクレアのみというのはどうにもこうにも寂し過ぎるのが否めないですよねぇ。もうちょっと集まっても欲しかったんですけど、その前作がオールスター過ぎたせいで返って本作のキャスティングの薄さも目立つ結果になってしまったのも残念でならず、正直ローラよりも別の主要キャラクターを出して欲しかったかもしれません(汗
ただそんな粗目立ちも残す結果にはなっていますが、ゲーム好きも加味して14年間追い続けたシリーズが一応の締め括りを迎える事が出来たのはどこか喜ばしいものもありますし、一貫して強い女性・アリスを演じ続けて魅せてくれたミラ・ジョヴォビッチにもお疲れ様と言いたいですね♪
 
前作との繋がりはあった?数年後にはシレっと続編作りそうな気がする。
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ファイトがわかりにくかったりして、盛り上がらないんよ。
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こんばんは!

メビウスさん、こんばんは。
一先ずミラジョボさんにはお疲れ様でしたと言いたいですけど、最終作としてはちょっと微妙な仕上がり。
あれだけ味方にこれまで生きているキャラが残っていたのだから、全員集めて壮大に締め括って欲しかったです。
結局クレアだけでしたからね、寂しいものは感じましたよ。
アリスの出生の秘密を知れたのは良かったですけど、そこに見せ場を集中させたような作品となっており全体的な演出と脚本に難ありと感じました。

最後だけども・・

>ヒロ之さん♪

作品が完結してくれた事は一先ずお疲れ様でしたけど、しかしながら内容も伴っていたかと言えば、残念ながら自分もこれには首かしげでしたね。前回の主要キャラクターが殆どいないのもそうですし、敵のウェスカーもゲームの極悪さが印象に残ってるだけに、あの最後は肩透かしでした。演出などはとてもゲーム的で良かったんですけども、何度も観れば今とはまた違った感想が出てくるでしょうかねぇ~?(汗

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