【監督】野末武志
【声の出演】綾野剛/忽那汐里/磯部勉/山寺宏一/かぬか光明/関智一/藤村歩/飯塚昭三/銀河万丈/藤原啓治/中村悠一/小松史法/高木渉
【公開日】2016年7月9日
【製作】日本

【ストーリー】
神聖なるクリスタルを擁する魔法国家ルシス。クリスタルを我が物にしようとするニフルハイム帝国。二国はあまりにも長い戦いの歴史を続けていた。ルシス国王レギス直属の特殊部隊『王の剣』。ニックス・ウリックら『王の剣』は魔法の力を駆使し、進行してくるニフルハイム軍を辛くも退けていた。しかし圧倒的な戦力を前にレギスは苦渋の決断を余儀なくされる。王子ノクティスとニフルハイム支配下のテネブラエ王女ルーナとの結婚、そして首都インソムニア以外の領地の放棄。
それぞれの思惑が交錯する中、ニフルハイムの策略により人知を超えた戦場へと変貌したインソムニアで、ニックスはルシス王国の存亡をかけた戦いに向かう・・・。
 
【感想】
今年の十一月末に全世界での同時発売が予定されている『FINAL FANTASY』シリーズ最新作である『FINAL FANTASY XV』。その発売を前にXVと同時間上でのもう一つの物語を描いた作品がこのKINGSGLAIVEで、こちらはゲーム本編の主人公であるノクティスの父親・レギス国王の視点を軸にした内容になっています。
自分もXVは購入予定なのでこの劇場版も公開前から結構楽しみにしていましたし映画館でも鑑賞したいつもりでしたけど、やはり上映は限定的・・。なので已む無く配信での鑑賞とはなりましたが、それでもテレビの画面でも十分に伝わってくる美麗さはさすがFFといった所でしょうか。映像技術面ではやっぱり素直に圧倒されてしまいましたね。

本作は一応メディアミックスのような形を取っていますのでゲームの方もある程度知らないと初めての人にはキツイような印象もあるかもしれませんが、映像作品として展開するこのキングスレイブの方は前日譚のようなものになっていますので、個人的には知っても知らなくても楽しめる感じにはなっていたと思いますね。魔法を扱う国家ルシスと科学兵器を武器にするニフルヘイム帝国という二国間の争いのみだけを映してそれほど複雑な情勢にしてなかったのも良かったのかもしれない。
ドラマ的なものもレギスの国王として決断した選択が様々な人物に波紋を起こし、ルシスの首都であるインソムニアを崩壊に導く過程を描いていましたが、この辺りも上記の二国間争い同様人物の相関や移民の問題とかも割とざっくりなもので、そう言った詳しい背景なんかはもしかしてゲームの方に集約されているのかなぁとも思いました。
しかし単純ざっくりの淡白な作品かと言えばそうでもなくて、FFシリーズといえばやはりグラフィックに定評のあるゲーム作品でもあるので、本作でもそのフォトリアル並に美麗な映像の数々には本当に驚かされてしまいましたね。自分も本作に先立ちXVの体験版をプレイしてその映像美などをすでに確認してはいましたが、それはあくまで体験版としての映像で完成されたものではなかったでしょうし、また当然ながら映像作品としての本作の方がクオリティは段違いのようにも感じ取れましたから、この世界最高峰(?)のフルCGを目に焼き付けるだけでも本作は一見の価値ありでしょうねぇ。モブはともかく主要キャラクターとかは本当に生身の人間のように細部までリアルでしたから本当に実写と間違う程っ。
あと全編通して割とアクション性が高かったのも個人的には嬉しかったですね。アクションの見せ場は本作の主人公であるニックス・ウリックが、ゲームの方でノクティスも使用していた投げた武器の方向に瞬間移動する目まぐるしいハイスピードアクションがとても映えてた♪そして激しくバトルする巨大モンスター達もFFシリーズを遊んだ人なら絶対ピンと来るビジュアルで出て来ていたので、それを見てニヤけるのもまた楽しいかもしれませんね(名前は変わってたけどまさかウェ○ンまで出てくるとは思いませんでした)。


・・まあ多少ストーリー進行に強引な場面やセリフもあったりもすれば、あまり端折らずもうちょっと詳しい説明が欲しかったなぁという部分が無きにしも非ずではありましたが、それでもフルCGで描かれたXVの美麗な世界観やキャラクター等は期待以上でもありましたし、ゲーム本編の方に繋がっていく話を補完出来たという点も含めれば、イチファンとしてやはり観て良かったし素晴らしい映像作品だとも思えた次第♪
惨劇を知った後のノクティス達や、そのノクティスを追い一人旅立ったルナフレーナもこの先どういった物語を紡いで行くのか、今から楽しみですね。
2016年 日本 115分 SF/アクション 劇場公開(2016/07/09) ディレクター: 野末武志 声の出演: 綾野剛:ニックス・ウリック 忽那汐里:ルナフレーナ・ノックス・フルーレ 磯部勉:レギス・ルシス・チェラム 山寺宏一:ドラットー かぬか光明:リベルト・オ...
【概略】 人気RPGゲーム「FINAL FANTASY XV」と同じ世界、時間、キャラクターで描かれたフルCGアニメ。長い間争い続けている魔法国家ルシスとニフルハイム帝国。ルシス国王直属の特殊部隊・王の剣のニックスが、国の存亡を懸けた戦いに立ち向かっていく。 CGアニメーション これみてないと、FF15が完全「ドキッ★男だらけのドライブキャンプ三昧」になっちまうってことで見...

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こんにちは!

メビウスさんこんにちは。
フルCGアニメが物凄い事に成り過ぎて目が追いつかなかったです^^;
隅々までアクションが描写されていましたが、ちと私のTV画面では全てを把握出来ず、何が何やらの状態でした。
それでも技術はどんどん進化しているんだなぁと感心はしましたねぇ。
物語はFFらしい王道的なものでしたが、少し面白味に欠けているかなぁとは思いました。
発売されたFFの新作ですが、ネットではえらい評判悪いですけど、どうなんでしょう。
プレイしてみたいですけど、本体がないので・・・買わなきゃ。
VRも欲しいです。

ゲームもオススメ♪

>ヒロ之さん♪

CGというよりも本当に実写のフォトレベルに近い映像でその辺りは本当に凄かったですし、さすがFFといった感じはしましたね。PS4のFF15映像も驚くものばかりですが、緻密さでいえばこのキングスグレイブが頭一つ抜けてる所もありました。
・・・ただそれ故に目が錯覚を起こすと言うのも頷ける部分があります。ルシス王国の街並もかなりごちゃごちゃしてましたしね(汗


>ネットではえらい評判悪い

確かに各所のレビューなどを拝見すると酷評もありますけど、個人的にはちゃんと購入してプレイして、そして自分で実際やってみた方がやっぱり確実な判断が出来ますので、ネット評価はあまり鵜呑みにはしていませんね。

・・で自分は15時間ほどプレイしたのですが、かなり面白いとは思います。やり込み要素や本編と関係ない寄り道などがとても膨大で長く遊べるゲームであるとは思いますよ。個人的にはオススメですー^^

まだ未プレイですけど

こんにちは
タイトルどおりですが先にこちらを見ておいたほうが
盛り上がるかな?と思い先に観ました。
美麗なグラフィックは実写とみまごうほどでびっくりでしたねー
そのうち弟とソフト交換(ペルソナと、FF)して遊ぶのですが、弟からゲームのダメな点など色々聞いているので「あー…^;」という感じなんですよね
クエストの受け数などパッチで直されないかなあと思ってるのですが…どうなのでしょうね。
所詮はホストFFってことであまり期待はしないでおきます
ただこちらの作品でもありました、ワープアクションについては非常にかっこよかったので、楽しみでもありますが。
本作で悲壮な感じで終わるので、本編ゲームとの落差があるなと感じずにはいられません。

結婚するために向かう→王国の危機を知る→
ルナフレーナと合流→王国を救出する→帝国を滅ぼす
という流れのゲームかとてっきり思ってたから、
おいおい15時間じゃおわんねーだろ。と思ってたら、
王国の危機→クリスタルを奪還するため歴代の王の力を集める旅→その途中で王の力はどこへやら召喚獣を集める旅へ→召喚獣も半分集めたところで旅は終わり。あとはイベント的に自動で揃う→いつの間にか全世界が闇に覆われてたのでラスボス倒す。帝国は何もしない内に勝手に滅亡。
という流れってのはさすがに酷いと思わざるを得ません^;

鑑賞後のプレイをオススメ

>makiさん♪

あらら、弟さんはどうやらダメな点が色々あったようですね^^;(汗
そういった点を聞かされた後にプレイするとちょっと不安もあるかもしれませんけど、個人的には本編のゲームをプレイする前に本作を鑑賞したのは正解でもあると思いますよ。本編で描かれるインソムニア崩壊の出来事は口頭や映像など大分ざっくりな感じですし、この映像作品で脳内補完した状態としてない状態でのプレイでは大分プレイ感覚も違ってきます。とりわけ冒頭のレギスとノクティスのシーンはグッと来ると思いますよ^^


・・そう言えば自分も今ゲームの方は15時間を超えてるのですが、寄り道が多いせいでストーリーが全然進んでないんですよ。だから召喚獣の事もまだ全然分からなくて・・。
帝国も勝手に滅亡しちゃうんですか・・。あはは。そ、そういう終わり方だったとは^^;

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