【監督】諸田敏
【出演】西銘駿/大沢ひかる/山本涼介/柳喬之/磯村勇斗/工藤美桜/溝口琢矢/勧修寺玲旺/悠木碧/竹中直人/木村了/沢村一樹
【公開日】2016年8月6日
【製作】日本

【ストーリー】
カノンが人間の姿に戻ってから初めての誕生日を迎えた夜・・突然タケル達の前に3人の仮面ライダーネクロムを率いた仮面ライダーダークゴーストが現れる。戦いの中、タケル・マコト・アラン、そしてアカリ・御成・カノンは七色の光の向こうへとダークゴースト達を追うが、その先で彼らが辿り着いたのは歴史上の偉人達の魂が実体化して暮らしている不思議な村だった。しかし、仮面ライダーダークゴーストはこの村の英雄の魂を使い、100の眼魂を集めて究極の眼魂を完成させようと企んでいた・・・。
 
【感想】
仮面ライダー生誕45周年記念作品ともなっている今回の劇場版は、英雄ばかりが暮らしている異世界を舞台に正義と悪のライダーバトルが繰り広げられる内容。見た目が史実とは若干ズれている偉人達の面白さに加え、主要人物達と縁のあるキャラクターの登場や、あとちょっとしたサプライズもあったりと、ゴースト劇場版は映像的に結構見応えある場面が多かったかなと思いました。

テレビ本編との繋がりとしてだと本作は見た感じあっても無くてもどっちでもいいようにも取れましたが、それでも今回の劇場版はその本編の方でマコトやアランの口頭や回想でのみその存在をちらつかせていたマコトの父の深海大悟、そしてアランのもう一人の兄であるアルゴスがキーキャラクターとして登場してるのが面白いとこでしたね。
先ずマコトパパこと深海大悟は、本編だと突然マコト達のもとから姿を消した薄情な親というレッテルを貼られていましたけど、眼魔絡みであるその真相はやはりタケルの父・龍と同じ志や子を想う愛を持つ何とも良いパパさんだった。演じている沢村一樹さんも普段バラエティとかで見る下ネタ発言のエロオヤジモード(笑)は封印してクールなオヤジ・大悟を熱演しており、タケルパパの西村さんやアランパパの勝野さんと並ぶ渋カッコイイ雰囲気が出てたんじゃないかと思いますね。
そしてもう一方のキーマン、アルゴスはアランの兄であり、本作のラスボスでもある仮面ライダーダークゴーストの装着者。・・この主人公ライダーと瓜二つな容姿のダーク系ライダーは過去のライダー作品でも散々使われてきたのでまたかぁ~な感じで正直食傷気味でもあったのですが、ただアルゴスがゴーストである事やタケルよりも先にイーディス長官に見出されていた辺りを踏まえると、瓜二つと言うよりは対称・・ダークゴーストが本家でゴーストは分家・・みたいなようにも見えたかなぁと^^;なのでそう思いながら二人のゴーストの対決を見ると、宿命や思想、あと色合い(ダークが白でゴーストは主に赤色が映える闘魂魂を多用)もどこか対称な部分が多かった気がしないでもない。
あとラスボスらしい出で立ちの仮面ライダーエクストリーマーも、眼魂の目玉が無数に付いてる姿が思ってた以上に不気味で、歴代の悪役ライダーの中でも屈指の気持ち悪さが出ていましたねw(・・まあ強さの方もラスボスらしかったら良かったんですけど(汗)。


しかし本編に差し障り無い程度に大悟やアルゴスの背景を補完出来たりしたのは良かったんですけども、自分は出来れば大悟の退場などはもう少し引っ張って欲しかったのもありますね。仮面ライダーゴーストは父子の絆がテーマの一つでもあるので、それこそマコトと大悟の対立と和解を前半部で済ませてしまうのは勿体無いようにも思え、そこがいささか満足に到らずと言った感じでしょうか?
逆に結構満足できたのは新ライダーである仮面ライダーエグゼイドのサプライズ要素で、かなり強引な登場でもありましたが作品を盛り上げる意味では十分な仕事をしており、周りの子供達もかなりはしゃいでたw攻撃の度にいちいち『HIT』のエフェクトが入ったり、VS!!という格ゲーっぽい演出も出たりと自分はツボにかなりハマってしまった。ゲームがモチーフの新ライダーは10月にゴースト以上のインパクトを与えそうで楽しみになってきました。

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