【監督】村川透
【出演】舘ひろし/柴田恭兵/浅野温子/仲村トオル/吉川晃司/菜々緒/木の実ナナ/小林稔侍/他
【公開日】2016年1月30日
【製作】日本

【ストーリー】
横浜港署捜査課のタカこと鷹山敏樹とユージこと大下勇次の両刑事は定年退職を5日後に控え、同課課長となった町田透の心配をよそに銀星会の残党で今では新興やくざ・闘竜会の幹部である伊能を追い彼が仕切るブラックマーケットに踏み込む。そして二人の友人であるかつて少年課に勤めていた神奈川県警重要物保管所所長・真山薫は、IT企業社長との結婚を決め浮かれていた。そんな中伊能が殺され、各国マフィアの危うい均衡が崩れてしまう。タカとユージはキョウイチ・ガルシア率いる中南米の犯罪組織BOBに目をつける。あらゆる犯罪に手を染め獰猛なまでの力で抗争相手を壊滅させてきた彼らが、ついに横浜に進出してきた。かつて自分が更生させた元不良グループのリーダー川澄がこの事件に関与していることを知ったユージが動き出す一方、タカの恋人・夏海がアメリカ領事館に務めていた頃にガルシアと接点を持っていたことが判明する・・・(Movie Walker)。
 
【感想】
舘ひろしさんと柴田恭平さん扮するダンディ鷹山&セクシー大下の名コンビでお馴染みの刑事ドラマ『あぶない刑事』の10年ぶりの新作にして(ようやく)完結編となる本作。刑事モノのテレビドラマ作品はそれほど見てる方ではないんですが、あぶない刑事に関しては小さい頃から度々見ては後追いの形で好きになっていった一応のファンなので、今回の最終作も凄い楽しみにしていた次第♪案の定期待は裏切りませんでしたねw自分ももうかなりオッサンなんですけど、その更に一回り上なご年配の客層に混じって一緒に楽しんでおりました(笑

盛大なドンパチと様々なトラブルを引き起こすタカとユージのお騒がせぶりは定年退職が間近に迫っても相変わらずと言った風でしたが、本作の見所なんかもそんな昔と変わらない二人の派手な暴れっぷりと随所に見受けられるあぶデカシリーズ定番のお約束ネタのようなものがやはり中心といった感じに見えましたね。・・・しかしながらそれらもちょっと悪く言ってしまうと新鮮さみたいなものなどは皆無でして、シリーズのネタを全編惜しげもなく披露してる分作品の雰囲気もどことなーく昭和というか・・・スマホとかも映ってる現代ではあるんだけどどことなーくノスタルジックというか・・・。だから個人的にこれってやっぱり若い客層や新規の人にはあまり食指が動かないんじゃないかぁとも思っちゃう部分もあったりします^^;(汗
でもその昔ながらの雰囲気が醸し出されている分、シリーズの伝統シーンやお馴染みの人達などがたくさん出て来ればやはり懐かしさも相まって知ってる人・・少なくともファンの人達にとってはほくそ笑むくらい嬉しくはなりますね。見た所テレビシリーズのメインキャストは今回もほぼ総出演で、前作の劇場版である10年前よりも皆さん一層老け込んではいたものの、シリーズでのやり取りや関係性などは殆ど変わっていないから自然と顔はニヤけてしまった。透も課長ではあるけどタカとユージの前ではさっぱり威厳が無いし、薫の過剰な衣装での登場なんかももう全然違和感無くて、あれが普通だと思える辺りでも生粋のあぶデカファンかどうかが分かるかもしれませんね。松村課長(今回はNPO会長)のゴージャスさや姉御肌な所も相変わらずでカッコイイのですわこれがまた♪
アクションの方もお馴染みタカのバイクに乗りながらのショットガンに、ユージの冒頭の華麗なステップ&ランニング・ショットに乗せての全力疾走なんかも『そうそうこれこれ♪』と一人で不気味につぶやいていましたけど、多分他のお客さんも自分と同じ気持ちだったのではないかと思うwあとCGも変に多用していなかったように見えましたから、舘さんと柴田さんの年齢を感じさせない本気アクションをたくさん堪能できる点も見応えがありましたし、今回最後の敵役として登場した吉川晃司さんにしても怪我してるのに舘さんとあれだけ取っ組み合いしたりバイク対決したりで同様に凄ぇな~と思ってしまいました(なんでもキョウイチ・ガルシアが杖をついて歩いてる設定は、吉川さんが撮影途中に足を骨折したからなんだとか^^;)。


・・まあ本作は完全に一見さんお断りのような内容でもありますから正直ニッチ感も否めなくはありませんでした。ただそれでもシリーズ30年の節目に最後の作品を劇場で観れた事とか、あぶデカキャラクター達の変わらぬ掛け合いなんかも安定感抜群だったりで、ファンの人達にとってはやはり満足のいく集大成的作品だったのはないかと思うし自分もかなりお腹一杯♪(銃火器持ってくるシーンがあれば更に完璧だったけどw)。
タカとユージも遠くに行っちゃったし、舘さん柴田さんらの年齢を考えても今後はおそらく無いでしょうから、多分終わる終わる詐欺にはならないでしょうね。お疲れ様でした^^
『あぶない刑事』シリーズの10年ぶりとなる劇場版第7作。終わる終わると見せかけながら、とうとう7作目まできてしまったこのシリーズ。でも今度こそ本当に「さらば」かなって思うもので、長年のファンとしては大
映画「さらば あぶない刑事」を鑑賞しました。

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お疲れ様

「大追跡」で藤竜也とバディを組んでいた柴田恭兵から恭兵ちゃんの大ファンだった自分。でもそれを上回ったのが「あぶデカ」でのタカ&ユージ。
「さらば」の製作発表には「またやるの?」というのが正直最初の感想だったけれど、いざ公開となったら感無量というしかない。
変わらないのが本当に嬉しい彼らでした。

「踊る」あたりから刑事モノは多様化してドンパチはいつしか消滅。
でも昭和の香りプンプンなのにこのカッコよさを超える刑事ものって思いつかないかも。
素敵な〆だったと思います。

「あぶない探偵」かぁ。悪くないけど、このままレジェンドにしてあげたいかなぁ。

30年変わらず

>たいむさん♪

自分が柴田さんを知ったのはそれこそこのあぶない刑事からでしたけど、確か当時はテレビドラマからじゃなくて87年の劇場版から自分は観始めていた気がします^^舘さんとの掛け合いなどがとても面白く、それから30年経った本作でもそのテンポとノリの良さは全然変わってなくてやはり嬉しかったですね♪カッコ良さの点でも年を重ねた男にしか出せないであろういぶし銀がかなり滲み出てて、ダンディ鷹山は本当の本当にダンディといった具合にw

〆として捉えるならば、本作は舘さん柴田さんのお二人の年齢的にもシリーズの節目的にも丁度良い感じに見えましたから、やはりこの辺で静かに隠居させて欲しいですねホント^^;

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