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【監督】ロバート・ゼメキス
【出演】ジョセフ・ゴードン=レビット/ベン・キングスレー/シャルロット・ルボン/クレマン・シボニー/セザール・ドムボイ/ジェームズ・バッジ・デール
【公開日】2016年1月23日
【製作】アメリカ

【ストーリー】
8歳の時、故郷フランスで世界一の綱渡り一座と呼ばれるサーカス団『白い悪魔たち』の妙技に魅せられたフィリップ・プティは、独学でトレーニングを積み、白い悪魔たちの門を叩く。ところが、座長のパパ・ルディと決裂。1973年、パリで大道芸人として綱渡りを披露していたフィリップは、雑誌の記事で世界最高層のワールド・トレード・センタービル建設中のニュースを知り、衝撃を受ける。このツインタワーの屋上と屋上の間にワイヤーを架けて歩く・・。危険極まりない違法行為ながら、その夢に囚われた彼は実現に向かって走り始める・・・(Movie Walker)。
 
【感想】
1974年に高さ411mもある米ワールド・トレード・センターの間を命綱無しで綱渡りを行ったと言うフランスの大道芸人フィリップ・プティの究極ともいえる挑戦を描いた本作。これはイイ作品でしたねぇ♪何時の世にも偉人などはいて、その人の実録や功績をこうした映画作品などを通して自分も色々知る事はありますけども、フィリップのような狂人・・というか奇人の偉業(?)にはその人の人格諸々も含めましてまた違う意味で度肝を抜かされる時がありますね^^;

最初こそ、あの見ただけでビビってしまった予告編での綱渡りシーンなんかに自分もプティの親友のジャン=ルイ同様にどこか魅せられて興味を持ったクチなのですが、本作はその命懸けの綱渡りにプティが行き着くまでの過程の物語の方も実はとても面白かったんですよねぇ。
雑誌で偶然ワールド・トレード・センターの存在を知ってからと言うもの、そこで綱渡りをしたいと言う異常なまでの執着を原動力にしながら、時に共犯者を募ったりもすれば身分を偽ってツインタワーに不法侵入もしたりと、とにかくあの手この手を駆使して自身の野望実現に向かいひた走るプティの猪突猛進な行動力は観てて凄かったですねw・・まあ個人的にはあの命がけの綱渡りにも当初はなんか真っ当な理由があるのかもと思ってたんですが、なんか案外衝動的なものでもあって、深いものを予想していた自分は少々肩透かし^^;ただそんな衝動的でクレイジーな言動も目立つ一方で、サーカス団の座長のパパ・ルディに正しいワイヤーの結び方などを指導してもらったりと、不可能な挑戦を確実に成功させるためには努力もきちんと惜しまないような一面もあったりで、クレイジーでもやはりどこか純粋な夢追人のようにも見えてしまったりするから不思議なものですね(笑

あと他にも見応えがあった点としては、プティとその彼の挑戦をサポートする仲間達がチームワークを活かしてツインタワーに潜入する場面なども良かったですね。本作でドキドキしたりするのっててっきりあの綱渡りのシーンがメインとも思ってたのですが、その綱渡りをするにあたり、最上階までワイヤー諸々の大きな資材を誰にも悟られずに持ち運び、しかも限られた時間内で全て設置すると言う流れもかなりの緊張感を生み出していて、肝心の綱渡りの前から自分はどこか手に汗握る感じになってしまってた。オーシャンズシリーズのようなチームプレーやミッションイッポンシブルのような潜入ミッションも、結果的に成功すると分かってはいても、道中で思わぬトラブルやアクシデントが起きるとやはり観てるこっちもハラハラしてしまいますし、最後の綱渡りにしてもそうですね。一回渡り切るだけだとも思ってたのにまさかの往復w道中の強風、突然の鳥、嫌な音で軋むワイヤー、エトセトラエトセトラと、これほど心臓に悪い作品を観るのは久しぶり。あの空中散歩の光景自体も凄い非現実的に見えてしまっていたので、途中まであれが実話だったというのも少し忘れてしまうほど圧倒もされていた気がします。


・・とまあ自分は高所恐怖症というほど高所が苦手ではないものの、それでも確か中学の修学旅行の時に東京タワーの展望台にあるガラス板から地上を見下ろしたかのようなゾッとする感覚をまさか映画館でも再び体験するとは思わず、正直お顔の方もかなり引きつりながら観てた感じでもあったのですが、その引きつるような感覚を観る者全てに与えたであろうロバート・ゼメキス監督の映像手法には今回も驚かされてしまったし、同様に高所での綱渡りを迫真の演技でもって見事に体現し良い意味で錯覚もさせてくれたジョセフ・ゴードン=レヴィットも素晴らしかったですね。自由の女神像の頂上で饒舌に語りながら進行していく展開も面白かったですし、フランス語もなんかペラペラで流暢にも聞こえたので、彼の出演作で好きな作品がまた一つ増えた気がします♪
じっとりと汗をかく?とんでもない!! 汗で手がびしょびしょになって、膝に乗せた上着やカバンが、困ったことになるよ!
1974年、NY世界貿易センタービルで行われた伝説のパフォーマンスを、名匠ロバー
この映画は、ストーリーより映像ありきで最初から見に行ってるんで 高所恐怖症のくせして3D鑑賞。しかもくずはのTCXだから結構大きめのスクリーン。 いや〜すんごい迫力でした。 矢が飛んでくるシーンは思わずよけた。(爆) 冒頭のシーンからして、モノクロだの、...
ザ・ウォーク(2015)アメリカ 原題:The Walk 監督:ロバート・ゼメキス 脚本:ロバート・ゼメキス/クリストファー・ブラウン 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ ベン・キングズレー / シャルロット・ルボン /ジェームズ・バッジ・デール / ベン・シュワルツ他 日本公開:2016/1/23~ 【あらすじ】...
25日のことですが、映画「ザ・ウォーク」IMAX 3Dを鑑賞しました。 1974年 フランス人の大道芸人フィリップ・プティは誰も考えついたことのない挑戦をすることに。それはニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ ワールド・トレード・センターの屋上と屋上の間にワイヤー...
THE WALK 2015年 アメリカ 123分 ドラマ/サスペンス/伝記 劇場公開(2016/01/23) 監督: ロバート・ゼメキス 『フライト』 製作: ロバート・ゼメキス 原作: フィリップ・プティ『マン・オン・ワイヤー』 脚本: ロバート・ゼメキス 出演: ジョセフ・ゴードン...

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やっと綱渡り

メビウスさん☆
綱渡りが始まったときに、ああ、ようやっと…と思うくらい、それまでの過程もドキドキはらはらさせてくれましたよね~
くちあんぐりで喉は渇くし、手は汗でじっとりしちゃいました。

かなりスリリングでした

>まだ~むさん♪

終盤の綱渡りも勿論でしたけど、後半のワイヤー作業もとてもドキドキしまして、なんか下手なスパイ映画よりもずっと緊張感のある潜入シーンがスリリングで良かったですよね^^
自分も相当手にじんわりとしたものが出ちゃいましたし、プティの空中散歩では所々で少し息を止めていた感じもしますね(笑

No title

>にはあの命がけの綱渡りにも当初はなんか真っ当な理由があるのかもと思ってたんですが、なんか案外衝動的なものでもあって

うん、プティさんかなり衝動的というかエキセントリックな人ですよね。こんな人についていった「共犯者」の面々は本当に心が広いと思いました。特に奥さん

>一回渡り切るだけだとも思ってたのにまさかの往復w

「もどんじゃねーッ!!」と心の中で叫んでましたw あの場面は完全におまわりさんたちに感情移入してましたよ…

No title

冷や汗たらたらもんでしたね(苦笑
1回で終わりかと思いきや・・・
しかも膝まづいたり仰向けになったり、
もうやめてくれ!と何度心の中でつぶやいたことやら(苦笑
ハンカチくしゃくしゃになってましたわ(笑

何度呟いた事か・・

>SGAさん♪

あんな所で綱渡りをやる人ですから常識人ではないんだろうな~と思ってたんですけど、なんかその予想の斜め上を行く程の奇人で、彼の生き様諸々含めてやはり『凄い』という言葉しか出て来ませんでした^^;
まあ危うい魅力を持つ人物ではありましたけど、それでもこいつに付いていこうと言う気にはあんまりなりませんよね。そう言う意味では共犯者らもまた奇人だったのかも・・?


>えふさん♪

あの往復とかはホントダメですよねぇ^^;自分も心の内で『やめなはれっ!!』と何度思った事か・・(笑
でも自分達はスクリーン越しでそれだけハラハラしたのですから、当時の人達の緊張感たるや計り知れませんね。ひょっとして心臓麻痺起こした人もいるんじゃないでしょうか?^^;(汗

No title

準備の段階からスパ映画のようなドキドキがあって面白かったですね。
ジョセフ君の所作の美しさもあって綱渡りシーンは緊張と同時に崇高な芸術を見るような感覚にもなりました。
プティさんはまさに純粋な夢追人。
これは映画館で体感したかった。

No title

>pu-koさん♪

映画として多少の脚色はあるでしょうけど、それでもああやって誰にも気付かれず怪しまれずにツインタワーの屋上まで資材等を運んだりしていく過程なんかは、本当に良くこんなことやったものだと呆れ半々驚き半々な気持ちで観ていた気がしますねw

でも自身の夢のためならば、どんな事でもやり遂げようとするあの精神の強さみたいなのはどこか尊敬できる部分もありましたね。

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