【監督】スティーブン・ダルドリー
【出演】リックソン・テベス/エデュアルド・ルイス/ガブリエル・ウェインスタイン/マーティン・シーン/ルーニー・マーラ/バグネル・モーラ/セルトン・メロ/ネルソン・クサバー
【公開日】2015年1月9日
【製作】イギリス、ブラジル

【ストーリー】
ブラジル、リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う。そのサイフには世界を震撼させる重大な秘密が隠されていた。警察はサイフの大捜索を開始し、街は大混乱に陥ってしまう。しかし少年たちは自らの信じる“正しい道”を選ぶため、サイフに隠された謎を解き明かす決心をする。次第に警察の手がすぐ背後にまで迫る中、少年たちはひとつずつ突き止めたヒントを組み合わせて、ある真実へと近づいていく。そして彼らが命を掛けて追い求めた真実は、やがてこの街を輝かせる希望へと変わっていくことになる・・・。
 
【感想】
ゴミ山の中から偶然ある財布を拾ってしまった事により思わぬ陰謀に巻き込まれ、それに立ち向かっていく3人の少年達の物語を描いている本作。色々と評判が良いのを聞き及んでいたので、公開時に観れなかった分結構楽しみにしてたんですよねぇ。案の定面白くて、自分が思っていた以上に明るい雰囲気を持つ物語でもあったので見応えがあったと思います。

『思ってた以上に明るい雰囲気があった』というのは前例のような作品とどこか比較をしていたためで、ブラジルのリオでしかも貧民街を舞台にしていると言う似通った設定からやはり『シティ・オブ・ゴッド』のようなバイオレンスさを思い浮かべてしまってたんですよねぇ。あれを以前観たせいでリオの貧民街で日常化してるという暴力や強盗、ドラッグなどといったひどくどす黒いイメージが付きまとっていたんですけども、本作にはそんな暗黒めいた部分があまり表面に出ていなかったのが最初意外に見えてしまったのです。まあおそらく実際は『シティ~』と同じ現状があるんじゃないかと思いはするものの、それでも本作で重要視されてるのはそんな貧民街の暗い部分ではなく、本筋はラファエル、ガルド、ラットの3人の少年達が奮闘する冒険モノなんですよね。これがまたすこぶる面白かった♪拾った財布の中身にはある重大な秘密を暴く暗号やアイテムが数点残されており、それを手掛かりにしてリオの町の到る所を巡って解法を見つけていく謎解きなんかもあれば、執拗に追ってくる汚職警官らの追跡をギリギリでかわしていくようなハラハラドキドキもあったりで、そんなラファエルたちの真実に向かっていく過程は確かに冒険モノの要素をちゃんと取り入れていて充分楽しめるものになっていますね♪
またラファエル、ガルド、ラットの3人も結構陽気な性格だからか、彼らのやり取りも楽しくて良かったですね。リーダーシップのあるラファエル、記憶力が抜群のガルド、とっさの機転が利いて賢いラットと個性もありますが、共通して『正しいと思う行動をする』という正義の信念もあって、これが彼らの今回の行動理念にもなっている気がした。個人的に漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が大好物なため、もうブチャラティのような男気溢れる信念を持つラファエルたちの姿は子供でも凄いカッコよく見えてしまったのでした(笑


・・しかし子供達だけで巨悪の不正を暴こうとするので、精一杯頑張ってもやはり最後は子供なりの限界みたいなのが見えてくるんじゃないかなとも思ってはいたのですが、その辺りも終わってみれば非常にスカッッ!とする結末でもありましたねぇ♪偶然とはいえ、託された希望を子供なりの豊かな発想力&行動力をフル稼働し命懸けでやり遂げた3人の少年達にも自然と拍手を送りたくなってくるほどだった。
・・まあその後の彼らが少し不安でもあるけれど、スラム育ち故に同年代の子と比べれば圧倒的にタフネスだから心配ないのかもしれませんね?^^;(汗
【概略】 ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日、ゴミ山の中で財布を拾うのだが…。 ドラマ ブラジル、リオデジャネイロ郊外のスラムが舞台。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う…。中身は、お金、ID、ポケットカレンダー、少女の写真、アニマル・ロトのカード、そしてコインロッカーのカギ。しかし、その財布には重大な秘密が隠されていた。 ...
とにかく、この手の映画が大好き! まだ1月だけど、加えて多分今年も年間ベストは作らないと思うけど・・・・・間違いなく私の今年のベスト5には入る。 いや、ナンバーワンだと断言してもいいくらい☆
『リトル・ダンサー』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』などで知られるス

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こんにちは

全然期待してなかった作品だったので、
まさかの冒険物に胸ドキワクでしたー
素人少年3人がとってもよかったのですよね
実際にどう暮らしている子たちなのかはわかりませんが、
目が、実にキラキラしている

途中ラファエルがさらわれたときはどうしようかと思いましたが、空砲で時間差でがくりと倒れる姿が印象的です

彼らのただしいと思うことをするという正義が、
あのラストにつながってるわけで、
凄く斬新というか、欲がないというか、
ラストまでまっすぐで自由に駆け抜ける姿がかっこよかったです

爽快な映画

メビウスさん☆
すかっと気持ちの良い映画でしたよね~
子供だけでそんなぁ…と思わないでもないですが、この冒険物語っぽいところもまた良しでした♪
ブチャラティですか~納得です♪

大人でも結構ワクワク

>makiさん♪

子供達が主役の冒険モノってやっぱり大人になってもどこかワクワクしちゃうとこやその純粋さに魅了されてしまうものがありますよね。自分はグーニーズもちょっと思い出したりしましたw

そう言えばラファエルがさらわれて、パトカー内でひどい尋問受けてる姿はちょっと辛かったですね--;絶望感も相当だったので、脇道に向かって発砲した瞬間本当に安堵してしまいましたねぇ。

>まだ~むさん♪

子供達だけでそんな大それたこと無理でしょ~とは思いつつも、ピンチの数々をチャンスへトントンと変える辺りはやはり映画^^;ご都合主義と捉えられなくもないですが、それでも勧善懲悪な内容は好きなので、ラファエルたちの冒険物語は自分も好感が持てましたね♪

ちなみにブチャラティもラファエルとおんなじ事言ってました。『おれは正しいと思ったからやったんだ』ってね(笑

No title

なるほど、ジョジョにおけるブチャラティ・チームね! 確かに通じるものがありますね~ ちょっと荒木飛呂彦先生によるコミカライズを読んでみたくなりました。逃走劇とか暗号解読とか荒木先生のお得意芸ですしね。濃い顔の子供たちもどことなく荒木キャラ風かも(^_^;
子供たちはあのあとどうなるんでしょうね~ 漁村で穏やかに暮らしていくのかもしれませんが、さらなる冒険を期待したりもしてます

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