【監督】ジョーイ・アンサー
【出演】小家山晃/クリスチャン・ハワード/マイク・モー/伊川東吾/尚玄/ガク・スペース/ジョーイ・アンサー/玄里/ハル・ヤマノウチ
【公開日】2014年 8月2日
【製作】イギリス

【ストーリー】
古来の秘拳、暗殺拳の達人である剛拳の人里離れた道場で日々格闘術の修行に励むリュウとケン。しかしふたりはいつまでも“波動”の力を学ぶことが出来ず苛立っていた。師匠である剛拳はふたりにこの力の扱いかたを教えるか迷っていたが、とうとうふたりに伝授することを決意し、かつての自分の師、轟鉄の道場にふたりを導く。轟鉄の道場でふたりを鍛える剛拳。その中で彼は弟、豪鬼と共に修行に励んだ遠い昔の日々に思いを馳せるのだった・・・(ファミ通.com)。
 
【感想】
ゲームファンは然る事ながら、ファン以外でもおそらく知ってる人は多いであろう世界的に有名な格闘ゲーム『ストリートファイター』。過去にもジャン=クロード・バン・ダムで、そして主人公を春麗(チュンリー)にしてと度々映画化されては物議の方も醸し出していましたが、今回の作品はシリーズの中で個人的に一番良かったかもしれませんね。かなりツボを抑えた出来映えです♪

監督は映画『ボーン・アルティメイタム』でボーンをとことん追い掛け回していた暗殺者役が印象的だった俳優のジョーイ・アンサーが担当しており、本人もストリートファイターシリーズの猛烈なファンで自作の連続ショートムービーまで作ってしまうほどの入れ込みっぷりなのだとか。今回の実写作品はそのショートムービーを長編として纏め上げたものだそうで、確かに大ファンを公言するだけあってその忠実っぷりは自分も映像から随分と感じ取る事が出来た気がしますね。構え・攻撃・投げのモーション・ステージ音楽の挿入などなど、ホントにそのまんまで面白かった^^
ストーリーの方もかなりドラマ性に富んでて、主人公のリュウやライバルのケンもちゃんと出て来てましたけど、本作の主人公的な位置にいるのはリュウとケンの師匠である剛拳であり、彼の過去の出来事と平行しながらあのお馴染みの技である『波動拳』のルーツに深く切り込んでいく展開なんかも予想以上に見応えたっぷりで全然飽きなかった。気を両手で練り込み、そしてそれを相手に向かって放つという行程がどれだけ大変かが理解できたりもしますし、ゲームでもほぼ溜め無しで瞬時に『波動拳!!』と繰り出すのだって実は相当な修行が必要なのでは・・なんて事も思わずにはいられない描写も細かいと言うか、凝ってましたね^^;
また剛拳の弟である豪鬼が殺意の波動を極め、ゲームと同じ姿へ変貌するまでの過程も丁寧に描かれており、自分はあのちょんまげ姿しか殆どイメージが無かったため、それこそ変貌前の若かりし日の姿や想い人がいたりという設定はなかなかに新鮮でもあった。豪鬼の数多くの必殺技をちゃんと再現していたのも良かったし、特にスパコンの瞬獄殺に関しては決まった後の効果音まで同じだったので、これにはもうほくそ笑んでしまいましたw


やっぱり好きな作品への思い入れがとても強い人が作ると、細部に到るまでのこだわりようが突き抜けてて自然と拍手を送りたくなってしまいますねwまあエンタメとして観れば過去の2作も決して悪くは無いと思うのですが、ゲームへの敬意とファンへのサービスが徹底してた分、忠実度では先ず間違いなく本作の方が上だと思う。・・これから誰かがまた実写映画化を試みるのであれば、参考にするのは間違いなく本作の方が良いと思いますね。

【概略】 古来の秘拳である暗殺拳の達人・剛拳の下で格闘術の修行に励むリュウとケン。ふたりに「波動」の力を伝授しようと決意した剛拳は、かつての師・轟鉄の道場で彼らを鍛え始めるが…。 アクション もっとしょぼいと思っていたからちょっと違う意味で拍子ぬけた。格闘シーンはゲームに結構忠実なイメージで作られていたと思います。 舞台はリュウとケンが修行をする1987年と剛拳と豪鬼が...
STREET FIGHTER: ASSASSIN'S FIST 2014年 イギリス 101分 アクション/格闘技 TV 監督: ジョーイ・アンサー 脚本: ジョーイ・アンサー 出演: マイク・モー:リュウ クリスチャン・ハワード:ケン 小家山晃:剛拳 伊川東吾:轟鉄 尚玄:若き日の剛拳 ...

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こんにちは

私は「スト2」世代ですので、「ストリートファイター2」はかなりプレイしたんですけど、
それ以降はKOFとか、他の格闘ものにいっちゃったので(東京番外地とか)、正直、豪鬼すら良く知らないんですが、
リュウとケンをメイン(一応)にもってきてる映画化って実は初めてだったりするんでしょうか?
まあどちらかといえば師匠と豪鬼メインな話だったりはしましたけど…
なかな良く出来てましたねえ。
ただ…やっぱりカタコトのリュウに違和感がw
簡単にコマンド出せちゃう波動拳にこんなルーツがあったとは、びっくりですね!

良く出来てました

>makiさん♪

豪鬼は確かストリートファイターZEROで初めて参戦したので、makiさんはZERo未プレイかな?・・でもその頃は確かに他の格闘ゲームも凄い盛り上がりを見せててKOFもその一つでしたね^^自分も好きです(ちなみに庵使いw)。

剛拳&豪鬼メインのストーリーではありましたが、ゲームの方のストーリーと筋を結構通してあって本当に良く出来ていたと思います♪おそらく制作費諸々などが潤沢なら、もっと力を入れた作品を作る事が出来たと思いますね。・・・まあ「ゴウケンセンセイ」なカタコトリュウは日本人ぽく見えませんでしたが、その辺りは大目に見ました(汗

こんにちは!

メビウスさん、こんにちは!
実は以前にこの監督さんがファン向けにWeb上で公開していた動画を見た時に「これは凄い!」と思いまして、その監督さんが正式にDVDでリリースされたのを知りまして、何時か観ようと思ってましたが、ゲオで準新作80円で借りれたのでようやく鑑賞できました。
マニアな監督さんが撮っただけのことはあり、作品としてのクオリティはとても高かったです。
これまでの「ストリートファイター」は名前だけ借りただけのコスプレ映画でしたが、これは本当の意味での忠実に実写化させた「ストリートファイター」と言っても良いでしょう。
技の再現度も高かったですし、キャラクターのビジュアルも問題なし。
難を挙げるとすると会話が日本語と英語とバラバラだった事位でしょうか。
ここは統一させて欲しかったかなぁ。
続きを見たいと思わせる内容である事は確かでした。
リュウ&ケンと豪鬼との死闘を是非見てみたいものです。

こだわりの違い

>ヒロ之さん♪

じぶんもこれを観た後ですが元ネタになった動画を拝見して、改めクオリティ高いなと思いましたねぇ。
商業目的で作られた過去の作品は有名俳優起用したりな感じでどうも『形』だけにしかこだわっていない感じに見えちゃうのも否めないのですが、本作はキャラの設定やポーズ、サウンドなど随所に『こだわり』を感じたのが過去作品との大きな差ですね。好きな人が作るとやはり熱を込める部分が違うなとはっきり分かりましたw
でも日本語と英語のミックス確かに違和感でしたね。アジア系の俳優さん多めだったので、出来れば日本語寄りにして欲しかったかもしれませんね。

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